在日琉球人の王政復古日記

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[架空戦記]岸信介首相、釜山上陸作戦発動す!

もしも、憲法9条が無かったら、土井たか子が首相になっていた! - 在日琉球人の王政復古日記

の続き。

 

だいたいが憲法9条自体、日本人が作ったもんではない。アメリカGHQ内左派=ニューディーラーが考え出したもんだ。

あ、アメリカ人が作ったから「憲法無効!」「9条廃止!」という話ではない(笑)。あわてないあわてない。

たとえ作ったのが、日本人ではなく、アメリカ人だろうが、ロシア人だろうが、火星人だろうが、チンパンジーだろうが、優れていれば問題ない。役に立つならそれでいい。

 

しかし、仮にだ、戦後憲法作成当時、国際情勢の変化などで、アメリカにとって緊急に日本再武装の必要性が出てきたら、占領政策が変わっていたら、戦後憲法に9条、少なくとも第2項(武装放棄)が最初から存在しなかった可能性だってあるわけだ。

 

もしも9条が無かったら?

  

「9条無き日本」の左派政党は、最初から「非武装中立」「軍隊なき日本」なんていう主張は言い出さない。

なぜなら、最初から9条が無ければ、たとえ左翼だろうが「国歌に軍隊があるのは当たり前」なのだ。事実、アメリカ民主党イギリス労働党フランス社会党ドイツ社会民主党だって、軍隊の廃止なんて主張してない。

「非武装」なんていう発想は、理想論ですむ言論界には有りえても、あまりにラジカル過ぎて、現実政治では支持を得られないのだ。

それどころか「日本が軍隊なしで、どうやってアメリカ帝国主義と対抗できるんだ?」 というカストロゲバラみたいな武装革命派もいるだろう。

 

となれば「9条無き日本」の左派政党の政策は、経済は「社会民主主義」、外交は「戦争反対」「海外出兵反対」、軍事は「非武装中立」ならぬ、せいぜいが「軽武装」だ。軍隊のない日本!と言われれば無理だ思う国民も、この政策なら歓迎だろう。

そもそも、左派政党に「護憲」なんていうスローガンが存在しない。「9条無き日本国憲法」は「アメリカ軍事協力憲法」だからだ。

ちなみに、非合法になってるだろう(笑)共産党は「天皇制解体!米帝憲法廃止!」を叫んでいる。

 

対して、「9条無き日本」でアメリカからバックアップを受けた保守政党は、警察予備隊→保安隊→自衛隊ではなく、最初から「戦後日本軍」が創設していただろう。

もちろん戦前の帝国陸海軍に比べれば小規模である。ただしアメリカ軍との協力は緊密になる。集団的自衛権は最初から当たり前で、日米軍事同盟による戦後日本軍の海外派兵もありえた。

 

おそらく、朝鮮戦争が戦後日本軍の「運命の分かれ道」になっていただろう。

 

もしも戦後日本軍が存在したら、中国人民解放軍に釜山まで追いつめられたアメリカが戦後日本軍を助っ人として投入した可能性はゼロではない。

当時の韓国軍将兵はほぼ全員日本語が喋れるわけで(笑)、戦後日本軍こそ最も連係が取りやすい外国軍なのである。 

朝鮮出兵をなんだかんだとサボタージュする吉田茂を、激怒したアメリカが強引に引きずり落とし、岸信介早々の復活である。永久にサヨナラだったはずの日本の軍隊は、たった5年で、再び朝鮮半島の舞い戻るのだ。

日韓両軍が同じ塹壕で寝泊りした経験を持っていれば、戦後の日韓関係もずいぶん違うものになっていただろう。

数十年後、酔っ払った日韓の政治家が肩を組んで、カラオケで青春時代の軍歌を熱唱するソウルの夜もありえたのである(笑)。

 

そして一度海外派兵してしまえば、もともとついこの前までアジア中に展開していたのだから(笑)、あとはズルズルである。朝鮮の次はベトナムだ。

 

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ズルズル続く。