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在日琉球人の王政復古日記

NATION OF LEQUIO

田中邦衛60年代映画地獄巡り(その1)~東宝「若大将」VSフジテレビ俳優座「若者たち」VS東映「網走番外地」

21.映画

1965年の日本。


エレキの若大将 【夜空の星】 - YouTube

 

1967年の日本。


映画 若者たち ①~空にまた陽が昇るとき プロローグ - YouTube

 

1965年の日本。


網走番外地(予告編) - YouTube

 

とても「同じ時代」、いや「同じ惑星の生物」を描いているとは思えない(笑)。

 

一般にはフジテレビ「北の国から」が一番知名度があるだろう俳優・田中邦衛の60年代を代表する出演シリーズである。

 

「若大将」シリーズ(東宝1961年1971年)

「若者たち」(フジテレビ1966年、俳優座映画3部作1967年~1970年)

網走番外地」「新網走番外地シリーズ(東映1965年~1972年)

 

しかし役者ってすげーな。

同じ年に、

大金持ちのドラ息子と、

貧しい兄弟を支えるマジメな土建屋と、

前科13犯の懲役太郎を

演じてるんだもんな(笑)。

東宝加山雄三と共演した、次の瞬間、東映高倉健と共演か。贅沢の極み。

 

先週当ブログでオススメした通り、

現在BSジャパンでは「土曜の若大将」ということで毎週、東宝喜劇の傑作・加山雄三主演「若大将」シリーズをやっている。 

そして、先週のBS日本映画専門チャンネルで、最近フジテレビでやってったドラマのオリジナル「若者たち」3部作を一挙放送していた。

 

週刊オススメBS無料映画(2014/10/27-11/03)~★ジョン・カーペンターの要塞警察★玄海遊侠伝破れかぶれ★ - 在日琉球人の王政復古日記

どっちも田中邦衛が出てる「海の若大将」とオリジナル「若者たち」3部作は、ほぼ同じ時代の同じ青春映画。しかしその内容は天地の格差(笑)。

厳密に言えば、「若大将」の時代が終わって、「若者たち」の時代が始まる、といったほうがいいか? 比較して観ると双方面白さ倍増だろう。

 

しかし「若大将」と「若者たち」を続けて観ると、あまりの世界観の違いにクラクラめまいがする(笑)。

 

「若大将」は前に書いたが「親米保守・資本主義バンザイ」の政治映画だ。

 

東宝映画「大学の若大将(1961)」の10年戦争(その1)~身分違いの恋だから。 - 在日琉球人の王政復古日記

 

東宝映画「大学の若大将(1961)」の10年戦争(その2)~加山雄三VS渥美清&高倉健~太平洋戦争再び - 在日琉球人の王政復古日記

 

東宝映画「大学の若大将(1961)」の10年戦争(その3)~加山雄三VS樺美智子~雪山賛歌/雪山惨禍 - 在日琉球人の王政復古日記

 

対して「若者たち」(1967)、「若者はゆく・続若者たち」(1969)、「若者の旗」(1970)、の3部作は、正反対の「反米左翼・社会主義革命」映画である。

 

しっかし、いくら当時の世相とはいえ、あのフジ産経グループが、こんな真っ赤っ赤なテレビドラマをよく作ったもんだ(笑)。さすがに、映画は俳優座が製作したもんで、フジテレビは手を引いたらしい。

 

田中邦衛60年代映画地獄巡り(その2)~東宝「若大将」VSフジテレビ俳優座「若者たち」VS東映「網走番外地」~ #土曜の若大将 - 在日琉球人の王政復古日記

に続く。