私が生まれる前の大昔の話なんで、誰も覚えていないと思いますが。
2009年、秋葉原や官邸前で『オレたちの太郎!』と叫んでいた皆さんは、
2014年、消費税8%、10%に賛成してるんでしょうか?
まさか、、、とは思いますが、反対に回ったんでしょうか?
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捏造の朝日じゃなくて、産経なんだからウソはついてないでしょう。
私は経済が全くわかってない。
だからアベノミクスが正しいのか?間違ってるのか?
消費税増税が正しいのか?間違ってるのか?
日本の財政赤字が危機なのは判るとしても、どれくらいの危機なのか? 現時点で消費税を上げないで本当に大丈夫なのか?
明確な意見は持てない。
でも、ローゼン閣下が一貫して財政健全論者であり、消費税増税派であることは明確だ。
結局「オレたちの太郎」が正しいのか?間違っているのか?信念ある経済通か?財務省の犬か?・・・そんなことは私にはわからない。
が、数年前に「オレたちの太郎」と叫んでいた【オレたち】が、2014年、何を考えているのか?は知りたいものだ。
【オレたち】は自己の言論責任を取ってくれるものと確信している。
だって愛国者なんだから、ダンマリを決め込むわけがない。
・・・とまあ、軽いジョークはここまでとして、
何らかの政治思想、政治路線、政党、政治家に共感して応援する、なんてことに右も左も違いはない。
しかし、男女関係と同じで、何かに惚れ込むことは責任や危険を背負い込むことでもある。
世界中の左翼は、ソ連、支那、ポルポトの大虐殺に対して倫理的責任があるのだ。
【オレたち】は、保守という思想、自民党という政党、麻生太郎という政治家に希望を託した。それはそれで当たり前のことである。
アンチ安倍!「アホ」ノミクス!とか言いながら、安倍自民党を倒せる現実的存在である、民主党や共産党を積極的に応援することはしない、現状不満だけで、代案も出せない、民主党や共産党の失敗した時の可能性から逃げてる卑怯なリベラル派よりは、覚悟を決めて応援しただけでも、【オレたち】は立派だったと思う。
それでも、麻生さんを応援した【オレたち】には、社会主義に希望を託した左翼同様、言論責任はあるわけで、
もしも、今現在、消費税に反対ならば、
「太郎を見誤ったオレたちは間違ってました」
と総括したほうがカッコイイと思う。
もちろん消費税10%賛成ならば、もっとカッコイイけど。
人間は間違う。人間は人間を見損なう。人間は思想に迷う。
自分と異なる思想や政治的立場を選んだ相手は「敵」ではある。
「敵」ではあるが、そう選ばざるを得なかった相手の心情を、同じ政治人間として思いやる寛容さこそが、貴方の言論を美しくするのである。