「ここで引いては全てが無駄だったことになる。なにより、すでに犠牲となった100,000の英霊に申し訳が立たない」
アメリカから「支那大陸から撤兵せよ」とハルノートを突きつけられた時、1941年の日本の反応である。
で、出した結論は「憧れのハワイ航路」だった。
最終的には、支那事変における大日本帝国陸軍の死者数だけで約360,000柱、大東亜戦争トータルで約3,100,000柱。
たった5,900,000,000円で済んで、2015年の日本は運が良かった。
新国立競技場、59億円契約済み 相当部分戻らぬ見込み (朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
新国立競技場建設の事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)は21日、ザハ・ハディド氏のデザインに基づく旧計画で、着工前段階のデザインや設計などの契約が計約59億円に上ることを明らかにした。建設計画自体は白紙になったが、これらの業務の大部分はすでに完了してJSCは支払いを終えており、相当部分が戻らない見込みだ。
もうみんな忘れたと思うけど(笑)、日本には群馬県という場所があって、群馬県には「八ッ場ダム」という公共工事がある。
総工費は当初の211,000,000,000円から、460,000,000,000円に膨れ上がった。
政権を取った民主党さんは「MOTTAINAI」精神で八ッ場ダムの建設を中止しようとしたが、地元や、河川流域の自治体、野党自民党や、「ネット」からの反発が大きく、2011年「 八ッ場ダムをやめる」のをやめた(笑)。
地元はともかく、自民党と「ネット」が反対した理由は、経済的な理由よりは、政治的な理由であり、表向きはともかく、ホンネは「憎たらしい民主党がやることだから」反対したのである。
政党の好き嫌いで460,000,000,000円だ。ご立派なもんだ。
というか、460,000,000,000円で収まる保障はまだない。最終的にさらにまたどれくらい膨れるのか?は知らない。知ったことではない(笑)。
当然ながら、当時、八ッ場ダム建設460,000,000,000円の中止を批判=建設続行を支持した人は、八ッ場ダムの約半分でしかない、今度の森元首相お気に入り新国立競技場建設252,000,000,000円にも、もちろん建設賛成だと信じる。
まさか、とは思うが、反対したりしてないよね?
まさか、とは思うが、反対の理由ってナニ?
というか、
10,000,000,000,000円の積極的財政出動を公言したアベノミクスに賛成しておいて、正真正銘の公共事業252,000,000,000円を嫌がる合理的理由ってナニ?
アベノミクス第2の矢で、新国立競技場なんて全国に40個作れる! - 在日琉球人の王政復古日記