在日琉球人の王政復古日記

NATION OF LEQUIO

長谷川豊さんへの反論>安保法案を『違憲だ!違憲だ!』と叫ぶ全ての方へ 「勉強不足です。勉強してください」

しかし、
・「雰囲気で批判し続け」たり
・「勉強もせずに文句を言」ったり、
・「汗もかかずに相手の主張をバカに」すること
などは、やはり批判されるべきだと考えます。

 

まあ、基本的には同意しますわな。書いた本人も守ってくれるなら。

 

安保法案を『違憲だ!違憲だ!』と叫ぶ全ての方へ 「勉強不足です。勉強してください」

 

私は世間が狭いんで「長谷川豊」なる人物がどれくらいの著名人か知らないので、異見を書くのも野暮だと思ったが、内容があまりにもアレなんで、つい思い付きで書いてみる。

まあ、内容から判断するに、長谷川豊さんも、本気の主張ではなく、ギャラリーを楽しませる一種の「ネット芸」なんだったら申し訳ないのだが、どっちか見分けられるほど、この人の仕事をよく知らないので、一応本人は本気だと想定して反論してみる。

 

あ、その前に、私の立場を。

 

私は、安倍ちゃんの安保法案に反対ではない。積極的に賛成もしないが。

なぜなら、日本も、琉球も、大原則として、アメリカに逆らってもロクなことはないわけで(笑)。

そもそも、この世界に、何とか許せるレベルにマシな超大国はアメリカとEUしかない。支那とロシアはあまりに粗暴すぎてちょっと勘弁してもらいたい(笑)。で、EUとアメリカはツーカーなんだから、日本も琉球も一番マシな生き方は「アメリカに付いて行く」しかない。弱者はそういう生き方しかできない。

 

そして、私は日本国憲法なんてどうでもいい。

だって日本国憲法は「日本の憲法」であって、「琉球憲法」じゃないからだ。日本人にとって大韓民国憲法が自分たちの憲法じゃないのと同じである。当たり前すぎて説明していて恥ずかしい(笑)。

 

以下、引用はこの色

まず、憲法9条がなんだっていう方々、日本国憲法ってちゃんと読んでますか?全文読んでますか?日本国憲法には「大前提(前文)」があって、その前提を守るために9条もあれば、100以上の条文があるわけです。では、その前提に何が書いてあるか?その一部分がこちらです。

 

『われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる』

 

はい、いい加減にしろよ、といいたくなる面倒くさい言葉ですが、要は

「日本のことばっか考えてないで、世界の一員としてちゃんと行動しようね」

ってことです。

※ラクなんで、そのまま流用する。 

日本国憲法ってちゃんと読んでますか?全文読んでますか?日本国憲法には「大前提(前文)」があって、その前提を守るために9条もあれば、100以上の条文があるわけです。では、その前提に何が書いてあるか?その一部分がこちらです。

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。

 はい、いい加減にしろよ、といいたくなる絵空事の言葉ですが、要は
日本の安全保障は、他国の善意をアテにして確保する
ってことです。

 

まあ、どう読んでも「自己の軍事力、個別、集団を問わず自衛権を、安全保障の基本にする」とは読めないだろう。

誰でもよくやるけど、憲法の都合のいい一部を取り出せば、集団的自衛権も賛成できるし、非武装も賛成できる。大事なのは、全体(その法の意図、法の精神)と照らし合わせて整合性があるかどうかが重要なのだ。

成立の背景・過程から考えれば、また条文から見ても、日本国憲法は、集団的自衛権より、非武装の思想だろう。

よって、安保法案は、どう贔屓目に見ても、残念ながら、「違憲」だ。

だから、集団的自衛権を成立させたいのなら、まずは憲法改正が王道だ。

 

そうです。日本は「世界の中の一員」なんです。普通のことですよね。だって、国連にも参加してるわけなんだから。国際連合の一員として、ルールに従って行動すればいいんですけど、じゃあそのルール、つまり「国連憲章」にはどう書いてますかって話です。

※流用。

そうです。日本は「世界の中の一員」なんです。普通のことですよね。だって、国連にも参加してるわけなんだから。国際連合の一員として、ルールに従って行動すればいいんですけど、じゃあそのルール、つまり「国連憲章」にはどう書いてますかって話です。

 

 

7章51条なんてクソどうでもいい。

日本人が国連憲章!と言い出すならば、長谷川豊さんご本人も最後に触れてるが、まずは「敵国条項」だろう。

 

国連、「国際連合」という和訳がそもそもウソなのだ。

「United Nations」とは「連合国」である。何の「連合国」か?「枢軸国」に対する「連合国」だ。つまり第2次世界大戦の軍事同盟が、そのまま戦後世界秩序(ワールド・オーダー)を維持する組織になっただけの話だ。

軍事同盟が解散してないんだから、ある意味、第2次世界大戦の戦後処理はまだ続いている。70年にも渡る戦後処理である。そしてまだまだ続きそうだ。

 

第53条〔強制行動〕
安全保障理事会は、その権威の下における強制行動のために、適当な場合には、前記の地域的取極又は地域的機関を利用する。但し、いかなる強制行動も、安全保障理事会の許可がなければ、地域的取極に基いて又は地域的機関によってとられてはならない。もっとも、本条2に定める敵国のいずれかに対する措置で、第107条に従って規定されるもの又はこの敵国における侵略政策の再現に備える地域的取極において規定されるものは、関係政府の要請に基いてこの機構がこの敵国による新たな侵略を防止する責任を負うときまで例外とする。
2 本条1で用いる敵国という語は、第二次世界戦争中にこの憲章のいずれかの署名国の敵国であった国に適用される。 

第107条〔敵国に関する行動〕
この憲章のいかなる規定も、第二次世界戦争中にこの憲章の署名国の敵であった国に関する行動でその行動について責任を有する政府がこの戦争の結果としてとり又は許可したものを無効にし、又は排除するものではない。

 

ここに書かれた「敵国」とは、国際連合=第2次世界大戦の連合国の対戦相手、つまり枢軸国ぶっちゃけ最有力だったドイツと日本のことだ。

ややこしい文章だが、要は、ドイツや日本が第2次世界大戦の結果や条約に反するような行為、例えば、旧占領地への再侵略、戦前の体制への復古、戦後体制への不満・否定、なんかがあったら、連合国はドイツや日本へ制裁のための戦争を仕掛けてもいい、という恐るべき条文である。国連は日本を攻撃する権限を留保しているのだ。

 

もちろん、現実政治としては、もはや死文だろう。

しかし理念で言えば、例えば日本政府が、昭和殉難者A級戦犯の名誉を回復して、東京裁判を公式に否定して、靖国神社を国有化したら、その行為を第2次世界大戦の結果への拒否とみなし、国連敵国条項」違反として、国連5大国の支那国連のお墨付きで正々堂々日本へ派兵して、日本政府を解体することができる理屈である。

 

長谷川豊さんは「敵国条項」を知っている。知ってるくせに、日本は、国際連合の一員として、ルール(国連憲章)に従って行動すればいい、と主張している。

つまり長谷川豊さんは「敵国条項」を受け入れるわけだ。「日本は半永久的な敗戦国」でいいと言ってるわけだ。

 

もそも、「違憲がどうの」といいたいのなら、とっくに昔に

9条の2項は違憲国連憲章違反)ですから!

 

まあ、ジョークのつもりなんだろうが、

日本語の「違憲」は「憲法違反」を意味するのであって、「国連憲章違反」を意味しない。

近代政治の世界で「法に反する」という言葉を、「仏教のダルマ(法)に反する」という意味では使わないのと同じである。

 

しかし、内容はジョークではすまない。

長谷川豊さんは、国連憲章日本国憲法より上位にある、と主張している。

長谷川豊さんはコスモポリタンか?世界政府でも夢見てるのか?週刊金曜日か?岩波の世界か?東京郊外のリベラル有閑マダムの勉強会か? 

憲法より国連が優越するなんて、主権国家・日本への否定である。

そんなことを認める主権国家がどこにあるのか? アメリカだって、フランスだって、もし自国の憲法国連憲章が対立すれば、問答無用で憲法を取る。当たり前だ。それが主権国家という意味だ。

この地上には、主権国家はあっても世界政府はない。だからこそ、集団的自衛権が必要になるような、主権国家同士の対立が発生するのである。

 

そのGHQに、国連憲章で認められてる権利すらも「放棄しろ」って押し付けられたのが9条の2項なわけ。

 

だいたい、その神聖不可侵(笑)らしい国連憲章を作ったのはどこの神サマか?

連合国、つまりはアメリカではないか。

日本国憲法9条2項を作ったのも、日本へ押し付けたのも、アメリカなら、

国連憲章作ったのも、日本へ押し付けたのも、アメリカなのである。

9条2項を否定するために、敵国条項のある国連憲章を持ち出すなんて、自己矛盾、支離滅裂ではないか。

 

いや、敵国条項の思想から考えれば、日本の再武装は否定されるべきだろう。

つまり9条2項は、国連憲章の精神に合致する可能性がある。

国連憲章は、普通の国々には集団的を含む自衛権を認めても、例外的存在である「敵国」に自衛権を認めていない、そういう解釈も有りだ。

 

「長谷川さん、今回の安保法案は違憲だからダメなんですぅ!」

って、視聴率が欲しいだけの報道ステーションのままにコメントしてきてる全ての方々、その主張は別にかまわないから、「違憲」に対して意見があるなら(シャレではない)

まず、自衛隊から批判しようか?

そっちの方が歴史あるでしょ?まずそっちから文句言いましょう。それを言いたくないなら、今回の安保法案も

自衛隊と同じ位置づけ」

でいいんです。どっちかです。 

 

理屈でいえばその通りだ。集団的自衛権違憲だし、自衛隊違憲だ。

 

しかし現実政治としては、何でもかんでも一緒くた、0か1か、は話が雑だ。

戦争をやってもいいのなら、通常兵器でも、核兵器でも、変わらない、

侵略も自衛も戦争に区別はない、

爆弾を使っていいなら、細菌兵器も毒ガスも使っていい、

どうせ相手兵士を殺すんだから、捕虜も殺していい、、、

ガキの空想じゃあるまいに、そんな単純・粗雑に現実世界はできていない。

白と黒だけではなく、白に近い灰色も、黒に近い灰色もある。

同じ戦闘でも、通常兵器と核兵器は意味が違う。

同じ空軍同士の出動でも、スクランブルと空中戦は結果が違う。

平和と全面核戦争の間には、さまざまな段階がある。戦争なら全部一緒ではない。

 

同じく、日本領土領海領空の内側で戦うのと、日本の外で戦うのは、政治上の意味は変わる。自衛隊が合憲だから、集団的自衛権も合憲だろう、は理屈が雑すぎる。

 

確かに、安保法案に反対する陣営にとって、「じゃあ自衛隊違憲だろ?」という反論には、反撃が難しいだろう。

それは、安保法案に賛成する陣営にとって、「集団的自衛権が合憲なら、憲法改正の必要は無いな?」という反論には、反撃が難しいのと同じだ。

どっちも、理屈と現実の間に弱点を抱えているのである。

 

あ、でも大部分の方は「本当にその通りだ!」という賛同のご意見でした。勉強不足なのはごく一部だけ。大多数の方は分かってらっしゃる範囲なので気にしないでスルーしてください。

 

冗談だとは思うが、本気でそう思っていたら、散歩でもして外の空気を吸うべきだ。

 

安保法案に賛成する人は、真実なんてどうでもいい。たとえ内心では馬鹿馬鹿しいと思った内容でも、材料に使えると思えば、応援するのだ。

安保法案に反対する人は、その逆だ。たとえ理屈が通っていても認めない。

 

理屈が正しい・間違ってるが全てなのは、学校のテストの話である。

好き嫌いで理屈を変える。敵か味方か。それが政治なのである。

 

こんな政治どうでもいいや、とふざけるのも大いに自由だけど、

もしも真剣ならば、もう少しマジメな議論を期待したい。

 

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