在日琉球人の王政復古日記

NATION OF LEQUIO

#六代目山口組 #神戸山口組 #任侠団体山口組 ~三代目死す→山一戦争→四代目暗殺→山健天下→若頭暗殺→五代目追放→弘道天下→六代目分裂。

こういう分野に興味がある人(汗)が、今回のニュースに接して、真っ先に思い出したのが「山一戦争」だっただろう。

 

山口組、13団体を処分 離脱組も「山口組」名乗る方針 (朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

離脱する組は「山口組」の名前をつけた新組織を結成する方針。

 

これは当然だろう。

 

戦後日本で、もっと事業を拡大した成功者は、

ビジネスなら自動車のトヨタ、ホンダ、家電のソニー、松下、

メディアならテレビ、

宗教は創価学会(笑)、

となるんだろうが、

ヤクザ業界ではダントツで三代目山口組・田岡組長であった。

  

神戸の一介の沖仲士手配師から、日本の西半分を制覇した、織田信長を凌ぎ、豊臣秀吉に匹敵する、戦後史に明記すべき「天下人」。

 

その偉大過ぎる三代目が逝去し、跡目を継ぐのは、名実共にナンバー2だった初代山健組・山本健一組長だった。彼なら誰も文句はないし、問題も無かった。

しかし日本一の子分・山健も急死。日本最大の跡目相続は「本命無し」となる。

格的には組長代行・山広組山本広だったが、逆転で、山健の秘蔵っ子・竹中正久が四代目となる。

 

ここで新四代目と同輩、または山広のように格上の三代目ベテラン組長が反発、集団離脱して「一和会」を結成する。

有名なベテラン組長が多かった山広一和会のほうが、この時点では、組員数でも、ネームバリュー的にも、竹中四代目より上だった。

 

しかし「山口組」の名前と「菱」の代紋を捨てたことが、大きな誤算だった。

裏社会は、山口組」「菱」という看板を重視したのだ。

 

名前も代紋も新しい無名の一和会はみるみる没落し、由緒ある名前と代紋を掲げた四代目は完全に逆転して圧倒した。

一和会は一発逆転で、四代目本人と若頭のタマを同時に獲る、という「本能寺の変」みたいなヤクザ史上最大の大金星を挙げるが、逆に復讐に燃える山口組に追いまくられ、ついに一和会は解散した。

 

山健こそ、この戦争の「勝因」を誰よりもよく知っている。

だから山健が「山口組」の3文字と「菱」を捨てることはないだろう。

 

三代目を支えた多士済々のベテランが一挙に消え、竹中四代目も消え、最後に残ったのは、山健組だった。五代目も無敵の山健組から出ることになり、ここから山口組は山健組の天下となる。

好事魔多し、というか、イケイケの渡辺五代目は、どうも「やりすぎた」らしい。

 

渡辺五代目・山健体制を支えた功労者・若頭宅見組長はバブル景気でケタ違いのシノギを挙げたらしいが、五代目のイケイケ、若頭の錬金術などで、山口組内部のバランスが狂って行く。

なんと、山健系の中野会が宅見若頭を弾いてしまう。

山一戦争の竹中四代目暗殺は組同士の戦争だからまだスジが通るが、

今回は、山健の身内の若頭補佐が、山健を支えてる「山口組の総理大臣」若頭を暗殺する、という完全な「内ゲバ」である。

 

宅見若頭が、京都の独立組織・会津小鉄ともめていた中野会のメンツを潰した、、、

山健系が宅見の勢力拡大に不安を感じた。実は五代目が暗殺を指示した、、、

などなど諸説あるが、真相は藪の中だ。

 

実際、その後の山口組は迷走する。通常なら若頭を獲った中野会は絶対に許されない。即時絶縁である。報復で殺されてもおかしくない。しかし渡辺五代目は中野会に甘い処分しか下さない。

この不可解さが、渡辺五代目の権威を失墜させ、なんと親分が子分から引退に追い込まれる。子分による親分抹殺クーデタである。追い込んだのが、親分を獲られた二代目宅見組と、名古屋の新興勢力弘道会であった。

 

このゴタゴタで天下の山健組は権威を失い、代わりに六代目を継いだのが弘道会ということになる。

しかし、歴史は繰り返す。六代目も五代目同様「やりすぎた」らしい。

弘道会と宅見組の六代目体制は、大勢力だった山健組を追い詰めた。山健組の有力下部組織を一本釣りして、山健組をバラバラにした。

また後藤組をはじめライバルになりそうな有力直参を排除し始めた。

そして弘道会だけが権力を独占する。

 

宅見若頭暗殺の経緯から、山健組と遺恨があり、弘道会政権でも美味しいポジションだった「はず」の宅見組が、今回は、昔の親の仇・山健組と組んで、五代目追放で組んでいた弘道会に反旗を翻したのだ。

宅見組でさえガマンできなかったということは、ヒラの直参、3次団体以下の、弘道会への反感はさらにすごいだろう。

 

六代目も、五代目と同じく、やりすぎて、反乱を受けたのだ。

 

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