在日琉球人の王政復古日記

NATION OF LEQUIO

2016年1月、マトモな保守派、ホンモノの愛国者の簡単な見分け方~韓国慰安婦VS中国人民解放軍。

謹賀新年。

 

今年も、当ブログでは、身の回りで起こった小さな出来事、オレたちの浦和レッズももいろクローバーZ(あーりん推し)、そして、街で見かけた可愛いニャンコたちのフォト、などを中心につらつらと書いていきたいと思いますのでヨロシクお願いいたします。

 

一発目は、ネット上にあふれかえっている、保守系を自称する、ブログ、まとめサイト、掲示板などなど、たくさんありすぎて、どれがマトモなのか?どれがホンモノなのか?迷ってしまうことも多いと思いますが、簡単な見分け方を。

 

2016年1月。現時点で、どんなニュースを扱ってるか?、でだいたいのことは判ります。

 

もし、韓国慰安婦問題、在日韓国人、みたいな話題ばっかりな場合、書いてる本人がどう思おうが、そのサイトは、インチキだし、ウンコです。

 

対して、もし、このニュースを熱心に語っていれば、そのサイトは侮れません。

 

中国、ロケット軍など新設 軍改革が具体化へ :日本経済新聞

2016/1/1

 中国国営新華社は1日、中国人民解放軍が12月31日に「ロケット軍」「陸軍司令部」「戦略支援部隊」の3組織を新設したと伝えた。習近平国家主席が設立大会に出席し、各司令官を任命した。習氏が主導する建国以来最大とされる軍改革が具体的に動き出した。
 ロケット軍は弾道ミサイルを扱う。従来は「第2砲兵」という名称だったが、これを「ロケット軍」に改名し、陸海空軍と同列の地位に引き上げた。習氏はロケット軍について「中国の戦略抑止の核心になる。国の安全を守る礎だ」と意義を強調した。
 ロケット軍は戦略核兵器も担当する。国防省の楊宇軍報道官は1日、今回の組織改革の影響について、「核の先制攻撃をしない政策は一貫している。中国は自衛のための必要最低限の核戦略しか保持しない。核戦略は従来と何も変わらない」と説明した。
 中国軍にはこれまで陸軍司令部が存在しなかった。軍全体が巨大な陸軍のような組織になっており、その中の一部として海軍や空軍の司令部を置く編成になっていたためだ。今回の陸軍司令部の新設には、海空軍と同列の扱いにして陸軍偏重主義を見直す意味がある。陸海空軍を一体的に運用する現代戦に対応するためだ。

 

その結論がどうあれ、書いてる人は、日本の将来を真剣に考えている、という状況証拠だからです。

 

韓国だの、慰安婦だのは、いわば、面白いだけのエンタメニュースです。

日本の安全保障から見れば、ハナクソのような話です。

 

2016年、日本の安全保障上、最大の問題は、大陸支那です。

次が、北朝鮮

その次が、イスラム国ISIS。

下がって、ロシア。

さらに深刻度が軽いのが、韓国です。

 

韓国軍の指揮系統がアメリカ軍にコントロールされている限り、韓国なんて、日本の安全保障からすれば、どうでもいい国なのです。

しかし、中国人民解放軍の改革は、今日明日の話ではないにしろ、日本にとって、リアルな脅威です。

 

マトモに考えれば、リアルに考えれば、韓国の慰安婦より、支那の軍事改革の方が、話題になるはずなのに、なぜ、そうなってないのか? なぜ、慰安婦の話題ばっかりなのか? それはつまり、マトモに考えていない、リアルに考えていないということです。

 

韓国という国は、対立しようが、喧嘩になろうが、日本にとって、リアルな脅威ではない。だって、対韓国ならば、経済でも、軍事でも、圧倒的に日本が優越してるからです。

プロ野球チームのファンが、実業団野球チーム相手の試合を観戦しているようなもんだ。

つまり、どうやっても日本が有利で、最終的に勝てる相手との争いだから、日本の保守派は安心して楽しめるわけです。

日韓関係は「エンタメ」なのです。

 

しかし支那はリアルな脅威だ。経済でも、軍事でも、日本が優越とは言い切れないし、将来に向かって日本がどんどん不利になるのは確実です。

支那経済はまもなく崩壊する!という空念仏を、何年も何年も壊れたレコードみたいに叫んでも、仮にそうなったら、そうなったで、日本経済も不況に落ちるわけです。さらに自暴自棄になった支那が軍事オプションを取る可能性も増える。日本の安全保障は何も改善しない。

つまり、支那のことは、真剣に考えれば考えるだけ、不安になるし、明るい気持ちにはなれない。

支那は「エンタメ」にはならない。 

 

だからこそ、本当にマトモな日本の愛国者ならば、楽チンな韓国の慰安婦ばっかりに逃げ込まず、あんまり明るい気持ちになれない支那の軍事改革の方を話題にするはずなのです。

そういうサイトは、意見が異なったとしても、リスペクトすべきでしょう。

 

今年も、レッズとももクロを、よろしくお願いします。