ジェツン・ペマ・ワンチュク王妃殿下
慶賀慶祝の御祝いを奉ります。
「幸せの国」幸せに包まれる ブータン国王夫妻に男児誕生 - 産経ニュース
2016.2.6
ヒマラヤの小国ブータンで、ジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王(35)とジェツン・ペマ王妃(25)の間に5日、第1子となる男児が生まれた。ブータン政府が6日発表した。
ワンチュク国王は英オックスフォード大留学を経て2006年に即位。11年にペマ王妃と結婚した。夫妻は2011年に訪日し、東日本大震災の被災地、福島県などを訪れた。
陛下から感じた第一印象は、「イケメン」もあるが、やはり「したたか」の一語に尽きる。小国の指導者は、こういう才能が無いと生き残れない。
エキゾチックな民族衣装で魅せる。
民族衣装だけではなく、スタンダードな洋装も着こなす。
そして、相手国の伝統衣装も着てみせる。
生まれながらの才覚か、王家の長年にわたる経験と知恵の蓄積か、先進国のメディアと一般大衆の嗜好をよーく解かってらっしゃる(笑)。
2011年、日本到着から離日まで、ご夫婦で、いったい何着の衣装を持ち込み、総計で何回お着替えなさったことか。おそらく一日として同じ衣装は着てないのではないか?
これは、王様の贅沢な着道楽ではない。「外交」なのだ。
映像文明の現在、他国民に「見られている」ことを十二分に意識して、利用しているのである。これこそが「政治」というモノである。
独特の民族衣装で異国情緒溢れるエキゾチックなイメージを作り、
ちゃんと西欧のスーツを着て現代性もアピールし、
相手国が自慢してる民族衣装もさらりと着こなす。
たまたま幸運にも持って生まれた己の美男振りと、選びに選んだであろう后の美形を最大限に生かして、映像文明たる現代にフィットした戦術を駆使する。
陛下は、大きな天災に傷を負った経済大国の大衆に対して、どんなタイミングで、どのようなビジュアルで振舞えば、ブータンの国益になるのか?、熟知している。
やはりこれくらいでないと、小国は生き抜けない。
歴史的に、支那および印度という、世界有数の独自文化を維持した莫大な人口を持つ強国に挟まれ、さらに昔は大英帝国をも相手にしていたワケで、さすが「外交」というモノを熟知した策士であられる。
わが琉球の王統はここまでの才能が無かったのだろう(号泣)。
誠に羨ましい限りである。
それでも私は諦めない。
いつの日か、必ず、琉球御主御夫妻の御訪日を実現させたいものだ。
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