大西さんも相変わらずアレだが(笑)、北海道神宮の巫女さんもプロ意識に欠ける。
何の義理もないけど、弁護してみよう(笑)。
自民派閥総会で「巫女さんのくせに何だと思った」 北海道神宮で支援拒否された大西英男議員、またまた「問題発言」 (J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース
2016/3/25
「私の世話を焼いた巫女さんは、ちょうど20歳ぐらいだったでしょうか」。大西議員の発言が出たのは、2016年3月24日に開かれた自民党・細田派の総会で、司会のあいさつをしたときだ。
■「自民党はあんまり好きじゃないんです」と返され
大西氏はその2日前、札幌市中央区内の神社「北海道神宮」で、衆院北海道5区補欠選挙の党公認候補の必勝祈願をしており、神社の巫女にも支援を求めたという。しかし、発言によると、4月24日の選挙についてこの巫女は知らず、大西氏が「頼むよ」と言ったら、この巫女からは、「自民党はあんまり好きじゃないんです」と返された。
このことを引き合いに出し、大西氏はあいさつの中で、「おい、巫女さんのくせに何だと思ったんですけど」と発言したのだ。
それを聞いたほかの議員らからは、笑い声が沸き起こった。報道陣がその場にいたため、「やばいよ、やばいよ」との声も漏れたが、それでも、大西氏の弁舌は止まらなかった。
巫女が公認候補の支援を拒否したためか、「巫女さんを誘って夜、札幌の夜でですね、説得をしようと思ったわけでございますけれど」ともぶっちゃけた。
「巫女さんのくせに何だと思った」と、ムカッとした理由は3つある。
まず、「巫女=オンナ」ではなく、「巫女=神道の信者」という意味だ。
大西さんとしては、北海道神宮は神道であり、神道は政治的には保守派・右翼であり、保守派・右翼なら自民党支持だろう、と信じていたのだろう。
創価学会なら公明党支持だろう、黒人ならヒラリー・クリントン支持だろう、と思うのと同じだ。
例えるなら、
公明党議員が、創価学会員に、「次の選挙もお願いしますよ」と言ったら、創価学会員から「安保法制に反対なんで、やる気が出ません」と返事されて、「なんだよ、アンタも学会員でしょ?!」とムカッとした、みないな(笑)。
大西さんは同じ保守仲間だと思った巫女さんに、予想外に「自民党は好きじゃない」と言われたんで、「巫女は神道なんだから、自民党支持で当たり前だろ!」とムカッとしたんだと思う。
次に、「巫女=オンナ」ではなく、「巫女=接客サービス」という意味だ。
そもそも、参拝者に気持ち良くなってもらうのが、巫女の仕事である。
参拝者が「今年の運勢はどうなるでしょうか?」と世間話をしたのに、「わかんないけどー、大凶じゃないですかあー?」なんて返答する巫女は困る(笑)。
爆買いしてる観光客には「お買い上げありがとうございます。謝々」と頭を下げるのが当たり前で、「支那人は尖閣に手を出すな!」と叫ぶ店員はいない。
たとえ彼女の思想信条がリベラルでも、参拝者には「選挙、頑張ってください。幸運がありますように(^^)」と微笑むのが巫女の仕事である。
そして、やっぱり「巫女=オンナ」という意味だ(笑)。
若いムスメのクセに、国会議員サマのオヤジに逆らうとはナニゴトだ!、という男尊女卑的な気持ちも無かったとは言えないが、上記2つの理由よりは小さいと思う。
しかし、最後にセクハラギャグをかましてしまったんで、情状酌量の余地が無くなったわけだ。
大西さんにデリカシー求めるのは、ペンギンに空を飛べ、赤ちゃんにウンコを漏らすな、というのと同じで、いくら大西さんでも出来ることと出来ないことがある。
となれば、マトモな状況判断が出来る普通の人間であると思われる巫女さんのほうに「社会人としての責任」がある、ともいえる。