「焼け野原何回焼いても焼け野原」～日本核武装＝韓国核武装～トランプ大統領で日韓軍事は互角。

トランプ発言を、日本の真の独立、日本の核武装実現のチャンス！とポジティブに受け止める保守派もいるけれど、日本の真の独立は、同時に、韓国のフリーハンドを意味する。

年の始めにこう書いたが、トランプさんのお陰で前言撤回の可能性が出てきた。

２０１６年１月、マトモな保守派、ホンモノの愛国者の簡単な見分け方～韓国慰安婦ＶＳ中国人民解放軍。 - 在日琉球人の王政復古日記

韓国という国は、対立しようが、喧嘩になろうが、日本にとって、リアルな脅威ではない。だって、対韓国ならば、経済でも、軍事でも、圧倒的に日本が優越してるからです。

プロ野球チームのファンが、実業団野球チーム相手の試合を観戦しているようなもんだ。

つまり、どうやっても日本が有利で、最終的に勝てる相手との争いだから、日本の保守派は安心して楽しめるわけです。

日韓関係は「エンタメ」なのです。

２０１６年４月時点でも状況は変わらない。

経済は、日本が韓国に勝っている。

同じような産業構造で、人口は日本が２倍なんだから、よっぽどの状況変化がない限り、この差は縮まらない。

軍事でも、実は、日本が韓国に勝っている。

陸軍は韓国の方が多いが、海軍と空軍は日本が圧倒的である。

・・・のはずだった。

(朝鮮日報日本語版) トランプ氏「北とやるならやれ、韓日の幸運を祈る」（朝鮮日報日本語版） - Yahoo!ニュース

　トランプ氏の外交の辞書には、私たちが知るのと同じ意味の「同盟」はない。その代わり「米国優先主義」と「偉大なる米国の再来」がある。「トランプ式外交」を当てはめた場合、韓国が在韓米軍駐留を引き続き望むなら、米国への防衛分担金を大幅に引き上げなければならない。それが嫌なら核武装をすればいいそうだ。日本も同じだ。サウジアラビアはイスラム原理主義武装勢力「イスラム国（IS）」撃退のため地上軍を派遣しなければならない。そうしなければ、米国はサウジアラビアの原油をもう輸入しないという。

もしも、トランプさんが大統領になって、

もしも、国務省とアメリカ議会とアメリカ軍がやる気をなくして(笑)、

日米安保と米韓安保の両体制が縮小または破棄されたとする。

日米安保と米韓安保の両体制の破棄は、同時に起こる。片一方だけ残ることはありえないし、片一方だけ残ってもほとんど意味はない。

トランプ大統領は核武装ＯＫと明言してるし、いくら被爆国日本が躊躇しても、原爆にトラウマがない上に北朝鮮にライバル心を持つ韓国は核武装を選択するだろう。

アメリカ、ロシア、支那、北朝鮮、韓国が核武装して、日本だけしないという選択肢はない。日本も核武装するだろう。

経済力や技術力を勘案すれば核開発だって日本が有利だ。しかし韓国だって不可能ではない。

日韓双方核ミサイルを持つとして、経済力格差から、たとえば、日本が２０発、韓国が１０発持ったとしよう。

じゃあ、日本の軍事力は、韓国の２倍か？　

通常戦力ならそうだが、核兵器はそういう計算にならない。

たとえば、日本の５発で、韓国領土全部を焼け野原にできるとする。

韓国は性能が劣り、１０発使ってやっと日本列島を焼け野原にできるとする。