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在日琉球人の王政復古日記

NATION OF LEQUIO

箸VSスプーン~タイトスカートVSフレアスカート~胡坐&片膝立VS赤貝。

そもそも、このブログは、エンタメ情報、芸能ニュース、アイドルの話題が中心のはずだった。初心に帰りたい。

 

http://livedoor.blogimg.jp/kaikaihanno/imgs/d/2/d254462d-s.jpg

 

日本で「女性がしてはいけないこと」って?アイドルグループ... - Record China

2016年5月13日、国による習慣やマナーの違いは興味深いものがあるが、このたび韓国のインターネット掲示板に「日本で(女性が)してはいけない行動と理由」と題したスレッドが立ち、ネットユーザー間で活発な意見交換が行われている。
スレッド主は、韓国で芸能活動をしているサユリさんがテレビ番組に出演した際のスクリーンショット画像を掲載し、日本の女性差別について紹介している。サユリさんは番組内で「日本では女性はあぐらをかいてはいけない。また、口笛も吹いてはいけない」などと紹介。その理由について「詳しくは分からないが、そうすると『ヤンキーだ』と言われる」と述べたという。
これについて、スレッド主は別のテレビ番組内で韓国の女性アイドルグループ「TWICE」のメンバーが床に座っている画像を掲載。日本人メンバーが横座りをしているのに対し、他の韓国人・台湾人メンバーがあぐらをかいて座っていることについて、スレッド主は「ホントだね…」と感想をつづっている。

 

日本はメシを食うとき、食器(茶碗やドンブリ)を持ち上げる。

朝鮮や支那は、食器を持ち上げない。

何でそういう違いが出るかといえば、匙(サジ)=スプーンを多用するかどうかだ。

和食はあんまりスプーンを使わない。支那朝鮮の食事はスプーンが付き物だ。

 

「スプーンを使用しない」というのが、支那・朝鮮に比較して、日本文化の特徴である。

なぜ日本ではスプーンを使わないのか?、理由として大きいのは、日本のコメが粘りのあるジャポニカ米だからである。

 

ネバネバしてるので固まりになる。だから箸で食いやすい。逆にスプーンじゃ食いにくい。

これがインディカ米だと、パサパサで箸ではつかみにくい。スプーンのほうが食べやすい。

日本人もチャーハンはコメがパラパラだから、箸では食わない。スプーンで食う。

 

しかし、スプーンがないと、コメはいいとしても、味噌汁などの汁物が食いにくい。

結局、口を茶碗に持っていくか、茶碗を口に持っていくか、しかない。というわけで、日本人は、後者を採用して、茶碗を持ち上げるわけだ。

 

ここでカン違いしてはいけないのは、

「日本は、茶碗を持ち上げるから、スプーンを使わない」のではない。
「日本は、ジャポニカ米なのでスプーンが使いにくい。その副作用で茶碗を持ち上げる必要がある」のだ。

原因と結果をサカサマにとらえてはいけない。

 

というわけで、それぞれの文化圏のマナーというのは、観念的・非物理的であるように見えて、物理的制約に左右されることが多い。

 

日本女性が、胡坐(あぐら)をしない、マナー違反になるのは、昔の着衣の制約の名残であると思われる。

大昔は、日本女性も普通に胡坐を組んでいた。

しかし、服飾文化の変化によって胡坐を組みにくくなっていく。

 

もともと、下半身の着衣は、大きく、スカートとズボンに分かれるが、両者は別の流れから生まれたものだと思われる。

 

スカートVSズボン~昔は、男もスカートをはいていたし、女性もズボンをはいていた。 - 在日琉球人の王政復古日記

日本の衣装も、もともとは支那文化によって成立する。和服は呉服=支那の呉国の服なわけだ。

だから奈良平安時代から中世にかけて男女共に「袴」というズボンを履いていた。

しかし支那からの直接的影響を受けなくなってから、日本人の衣装は、公家武家・庶民の別なく、男女共に、ほぼ一貫して、日本の衣装は簡略化していく。

十二単は小袖に省略され、中世後期からは女性は小袖だけになり袴を履かなくなる。江戸時代に入ると庶民男性も日常は袴を着用しないで着流しになる。

支那を見習ってる間は袴=ズボンを履いていたが、高温多湿の日本風土のみを考えると、生活しやすいのは、ズボンではなく、スカートと同じ構造の着物だったわけだろう。

 

大昔、日本女性も袴=ズボンを履いていた時代は、普通に胡坐を組んでいた。

あと、多用された座り方は、片方の足を胡坐、もう片方の足を体育座りにする「片膝立」だ。片膝立は、今でも朝鮮女性のポピュラーな座法である。昔は日本でもポピュラーだったのだ。

 

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しかし、袴を履かなくなり、着流しになると、着物の下半身の構造は、要は「タイトスカート」なので、股を大きく開きにくい。

あえて、開くと着物がまくれ上がり、しかも、昔はパンティーなんかなく、腰巻だけだったから、胡坐や片膝立は、女性の「赤貝」がむき身状態(馬鹿)になってしまう。そこでマナー違反ということになっていったわけだ。

 

支那女性は昔もズボンだから、胡坐で問題ないし、だいたいが椅子に座る文化なので、地べたに正座自体がレアケースなわけだ。

 

朝鮮女性のチマ(チマチョゴリの下半分)は、スカートはスカートだが、いわゆる「ロングフレアスカート」なんで、股を広げやすい。胡坐も片膝立もチマの中で組める。よって赤貝はむき身にならないのでマナーに反しないわけだ。

 

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農作業を含め、女性の肉体運動を考えると、袴があったほうが合理的である。しかし袴は廃れてしまった。

それは匙があった方が食事に便利なのに、なぜか匙をあんまり使わなくなったのと同じで、日本文化の不思議(の一つ)である。

人間は90%動物であり、動物は99%合理的なんで、人間の文化もほとんど合理的理由があると思われる。ナニが理由なのか?は今後の課題だ。