在日琉球人の王政復古日記

NATION OF LEQUIO

ハーメルンの笛吹き男VSペルー、トリニダード・トバゴ、日本の悪魔憑き少女。

 


Massive Demonic Possession 100 school children in Peru having seizures, visions of a Man in black

 

ペルーで「悪魔に取り憑かれた」とパニック 児童80人超が搬送 - ライブドアニュース

2016年5月20日

外国版コックリさんとして知られる“ウィジャボード”で遊んでいた少女が、「悪魔に取り憑かれた」とパニックに陥ったことが少し前に伝えられていたペルー。このほどはある学校を舞台に悪魔騒動が起き、児童・生徒が次々と病院に運び込まれてしまった。
大変な“悪魔降臨”騒動が起きてしまったのは、ペルーのジャングル地域であるタラポトの「Elsa Perea Flores School」。11歳から14歳まで80名を超す児童・生徒が心身の調子をいきなり崩し、教師らに抱きかかえられながら病院へと運ばれた。
「悪魔が降臨した」「身体を乗っ取られた! 私は悪魔だ」「黒い服を来た背の高いあごひげの男につけられている。殺される」などと喚いては暴れ、えもいわれぬ唸り声をあげ、口から泡を吹いてけいれんし、あるいは失神するなどして救急車に運び込まれる少年、少女たち。驚くようなパニック映像がペルーから配信され、こうした現象をどう科学的に解明しようか専門家も苦しんでいるもようだ。
ただし地元では、「学校のすぐ下に無念の死を遂げたギャングがたくさん眠っている墓地がある。関係があるのでは」といった意見も。また「黒い服を来た男が私を殺そうとしている」との証言が相次いでいることから、騒動を起こそうというイタズラ目的で何者かが学校に侵入した可能性も否めない。タラポトでは4月から同様の騒動が散発していたという。 

 

記事は、「こうした現象をどう科学的に解明しようか専門家も苦しんでいるもようだ。」などと、まるで不思議な超常現象であるかのように書いてるが、

この分野の専門家ならば、説明に困るようなことはないし、

説明に困ってるようなら、その人はこの分野の専門家ではないだろう。

 

こんな騒動は珍しくもナンともない。

古今東西よくある話であり、地域・人種・民族の別なく、近代も中世も古代も時代を超えて、普通に起こる現象だ。

特殊というより、正反対に、肌の色や住んでる地域に関係なく、われわれホモ・サピエンスの普遍的な共通性(人間は、どこでも、いつでも、あんまり変わらない)を示す話でもある。

 

女子生徒17人に悪魔が憑依? 学校で突然意味不明な言葉&奇妙な行動。 - エキサイトニュース(1/2)

2010年11月22日

先日、カリブ海の国トリニダード・トバゴにある学校で、女子生徒17人の意識が突然混濁した状態に陥るという不可解な事件が起きた。生徒たちは意味不明の言葉を発すると共に異常に力が強くなり、学校側は教会から神父を呼んでお祓いをした上で病院へ搬送。幸い身体的に深刻な状態の生徒はいなかったようだが、その様子を目の当たりにしたほかの生徒の間では「悪魔が憑依した」と囁かれているという。   
地元紙トリニダード・トバゴ・ガーディアンや英紙デイリー・メール、米放送局FOXなどによると、この事件が発生したのは11月10日のこと。学校のランチタイムに突然、頭痛と吐き気を訴えた女子生徒17人が奇妙な行動を取り始めた。床の上をゴロゴロと転がったり、口から奇妙な音を発したりするといった常軌を逸したその姿に、周囲はパニックになったという。目撃した男子生徒は「心配していると、女の子たちの目が回り始め、床に体を打ちつけた」と当時の状況を語り、中には手すりを越えて身を投げようとする女子生徒も2人いたそうだ。  
そこで教師と生徒たちが協力して、暴れる女子生徒らの一部を学校の多目的ホールへと連れて行き拘束。このときも女子生徒らは「shebbaberbebeb shhhhee」という意味不明な音を出し、奇妙な言葉で独り言を発していたという。また、女子生徒の力が異常に強くなり、拘束しようとした教師や生徒たちは顔などを蹴られ「多くがアザを作った」ほどだった。
トリニダード・トバゴ・ガーディアン紙には、このとき女子生徒の1人と会話をした男子生徒の話が紹介されている。当時、彼は女子生徒に対して「何が望みなんだ」とたずねたところ、女子生徒は「命が欲しい」と口にしたという。この時点で教師は彼女たちに悪魔が乗り移ったと考え、救急車のほかにカトリック教会から数人の神父を呼び寄せた。
駆けつけた神父は女子生徒たちに聖水を振りかけ、拘束を手伝った生徒らと共に祈りを捧げ、その間に救急隊は学校内の調査を開始。女子生徒たちの異常が環境的要因によるものでないか、いくつか試験を行った。
結局、女子生徒らは病院に搬送されるもすぐに家に帰され、大事には至らなかった。また、調査を行った救急隊のメンバーは、女子生徒たちに異変を来すような要因が「何もなかった」(英紙デイリー・メールより)と語っている。
女子生徒たちの身に起きた奇妙な事件、一部の学校関係者には、今回の一件が“悪魔の仕業”だと思うに至るさまざまな理由があるようだ。ある教師の1人はトリニダード・トバゴ・ガーディアン紙に対し、2週間前に地元の古代宗教信仰者と学校側にトラブルがあったことを告白。また、ほかのある教師は「この学校は墓地だった場所に建てられている」と話したそうだが、これは学校周辺の住民が否定している。
いずれにしても、17人もの生徒が一斉に奇行に出た原因はまだ分かっていない。そのため、しっかりしなくてはいけない教師たちにも動揺が広がっているようだ。 

 

中南米だけでなく、日本でも毎年のように発生している。

 

「原因はわからないが、霊は関係ない」 生徒が倒れた柳川高校、ネットの「噂」を否定 - ライブドアニュース

2014年7月1日
何人もの生徒が続々と倒れたとして、福岡・柳川市の「柳川高等学校」が一気にネット上で話題になった。
詳細がよくわからないまま「霊に取りつかれて暴れ出した生徒がいる」「心霊現象でみんな倒れた」といった噂が出回っているが、実際現場では何が起こっていたのか。多忙の合間をぬって2014年7月1日、学校が電話取材に応じてくれた。
「ギャー」と叫び青ざめてうずくまる
騒動の発端は6月30日昼ごろから、柳川高校の生徒とみられるツイッターユーザーが「この前山登りから帰った時に霊をもってきたらしく今15人以上バタバタ倒れとる。女の子とか俺を殺してくれーとかしにたいんじゃー!!とか」など、「生徒が相次いで倒れた」という情報を投稿したことだ。
学校によると、1年生の女子生徒1人が「ギャー」と叫び出し、貧血か何かで青ざめてうずくまった。教室内はざわつき、騒ぎを聞きつけて様子を見にきた生徒や、お昼時でこの教室と同じ階にある食堂に行こうとしていた生徒が連鎖反応を起こし、続々と気分を悪くしてしまったという。結果、計26人の女子生徒が体調不良を訴える事態となった。「倒れた」というのは語弊があるとのことだ。
短時間で次々と気分が悪くなる生徒が出たことで他の生徒からも恐怖を訴える声が上がり、学校全体が落ち着かない空気になってしまった。とりあえず生徒たちを帰して、この日は午後から臨時休校とした。
学校としては初めての出来事で、まだ原因もわからず、対応を考える時間が必要ということで、翌7月1日も休校としたという。
ネット上で「1年生が研修で行った英彦山(ひこさん)で霊に取りつかれた」との噂が出回っているが、「英彦山には毎年1年生が2泊3日の研修で行っていて、他にも研修で行っている学校がある。今回の一件とは一切関係ないはず」と話していた。また、「俺を殺してくれー」「しにたいんじゃー」という叫び声はなかったとの認識だった。
7月2日からは学校を再開する予定で、体調を崩してしまった生徒には「なぜ気分が悪くなったのか」など原因の追及はしないようにして、まだ不安を抱えている生徒がいたらカウンセリングができるよう、専門家を手配したとのことだ。
英彦山近く「油木ダム」には「てけてけ」が出る?
どうやら「生徒が霊に取りつかれた」ということはなさそうだが、1年生が研修で行ったという「英彦山」の近くの「油木ダム」(福岡・田川郡添田町)というダムが、一部では「心霊スポット」として知られているらしい。
心霊スポットを紹介するサイトでは、「上半身だけの女性の霊(てけてけ)が出る」「小さな人影に追いかけられた」との噂が書かれている。
こうした「都市伝説」もあって、今回の騒ぎに拍車がかかってしまったのかもしれない。
ちなみに、06年7月には千葉・船橋市のショッピングセンターで女子中学生が次々と過呼吸の症状を訴え、11人が病院に運ばれたことがあった。
07年5月には大阪・堺市の中学生らがバスの中で怪談話をしていたところ、11人が過呼吸に。08年10月には沖縄・宜野湾市の中学生らがお祓いをしてもらったところ、20人ほどが体調不良を訴え、そのうち女子生徒5人過呼吸になった。
さらに13年6月、兵庫・上郡町の県立上郡高校で、1年生の女子生徒が「気持ちが悪い」と体調不良を訴えて泣きわめき、過呼吸になった。これを見た女子生徒らが次々にパニックになり、1時間ほどで21人の女子生徒過呼吸の症状を訴えた。学生の「体調不良の連鎖」はたびたび起こっているようだ。
今はとにかく、柳川高校の生徒たちの回復を願うばかりだ。 

 

ペルー、トリニダードトバゴ、ヤマトの福岡県柳川市、千葉県船橋市大阪府堺市兵庫県上郡町、そして、琉球宜野湾市、全ての騒動に共通するのが、悪魔が憑く対象が、ほぼ全員、10代の少女であることだ。

少年や成人女性も悪魔が憑くケースがないではないが、やはり10代少女の事例が多い。

ペルーの件では、ニュースに男子生徒にも悪魔が憑いたような表現があるが、youtubeを見る限り、倒れているのはみんなスカート姿だし、少年たちは周りをウロウロしているだけだ。

 

そして、場所が学校であること。

10代の少女を集団にして団体行動させると、悪魔が寄り付きやすいのである。

まだ学校のなかったヨーロッパ前近代なら、学校によく似た状況の女子修道院なんかでこういう騒動が起こりやすかった。

 

また、こういう話は、後になってインフレになる。尾ひれがつきやすい。

日本の事例にあるように、実際は2、3人が貧血で座り込んだだけなのに、集団でバタバタ昏倒しただの、痙攣しただの、と目撃者の話がどんどん派手になっていく。

それを後から聞いた、当事者の少女たちも「そうだ、貧血で座り込んだのではなく、私も痙攣していた、誰かに操られたように暴れた」と記憶が上書きされていく。

 

か弱い少女たちが、でっかい成人男性でも押さえられないくらい、異常な力を発揮して大暴れした、という事実も、何も筋トレ好きのマッチョな悪魔が手助けしたのではなく(笑)、生物としての人間が、失神状態で、大脳の制御を外れて、肉体の損傷を無視して、筋力の限界を発揮すれば、当たり前にそうなる。

火事の最中にヨボヨボのおばあちゃんがタンスを持ち上げて走った、みたいな「火事場の馬鹿力」の逸話に悪魔は関係ない。アドレナリン全開ならお婆ちゃんもスーパーウーマンである。ただし、後で筋肉痛が大変なだけで。

 

墓地があっただの、古代宗教だの、心霊スポットだの、という後付けの説明も、だいたいは関係ない。

実際に墓地なんかなくとも、墓地だった、心霊スポットだ、という「情報」だけで、たとえその情報が間違いでも、少女たちは「その気」になれる。

 

得体の知れない「黒い男」の幻想も、誰か1人が言い出すと、見てないはずの他の少女たちもいっせいに「見た見た」と言い出す。

あのコに見えるのに、同じ女の子である、アタイに見えないはずが無い!

ママ友や、高層マンションの上下階カーストと同じ、下世話に言えば、女性の見栄の張り合いであり、霊的ではなく、人間臭い原因なのだ。

そして、アタイのほうが、あのコなんかより、もっとハッキリ覚えている。

最初は、黙って立っていただけの男の影は、そのうち喋り出し、呪文を唱え、臭い硫黄の息を吐き、空中に浮かび、壁を通り抜け、頭に角が生えて、コウモリの翼が伸びてきて、ヘビの尻尾もプラスされる。

 

幽霊というのは、「現場で、目で、見る」ものではなく、「後から、耳で、聞いて、見えてくる」ものなのだ。

 

西暦1284年(日本では蒙古襲来のあった頃)、ドイツの都市ハーメルンで、ネズミが大繁殖した。

そこへ、報酬を出すならネズミを始末するという謎の男が現せる。困りきっていたハーメルン市参事会は報酬を約束する。男は笛を吹いて街中のネズミを集め、川まで誘導してすべて溺死させる。しかしネズミ退治が済むと市は男との約束を破って、報酬を拒否する。

裏切られた笛吹き男は再びハーメルンに現れ、笛を吹き始めると、今度は市内の子供たちが集まり出し、笛吹き男に導かれるまま一緒に市を出て行き、丘の向こうへ姿を消した。その後、この130人もの子供たちは二度と戻って来なかった、と、ハーメルンの古い教会のステンドグラスに記録されている。

 

有名な逸話「ハーメルンの笛吹き男」も、実は、ペルーの悪魔憑きと、同じような現象だったのではないか?という説がある。

 

ハーメルンの笛吹き男―伝説とその世界 (ちくま文庫)

ハーメルンの笛吹き男―伝説とその世界 (ちくま文庫)

 

 

時代が異なるということは、人間のあり方が異なるということであり、

しかし同時に、

想像を絶するほど異なった彼らも、それでもやはり、我々と同じ人間なのだ、

ということを知る。

それこそが「歴史を読む」ことの本来の意義なのだが、それを教えてくれる名著である。

 

日本だって、平成の福岡県柳川市だけではなく、大昔から、主に、西日本を中心に「狐憑き」や「犬神筋」の習俗が色濃くあった。明治維新を迎える直前には、ペルーの悪魔憑きの幕末版ともいうべき「ええじゃないか」が発生したりした。

 

笛吹き男、悪魔憑き、犬神スジ、ええじゃないか、などなど、これらは共同体内部のパワーバランスが微妙に狂った時、その共同体の一番脆弱な部分である、新参者や、子供たち特に少女たちに、心理的・社会的ストレスが集中し、ついに噴出する「叫び」である。
共同体のストレスが臨界点を超えれば、

まだ共同体に馴染みきっていない新参者の一家に狐や犬神が憑いて、犬神が近隣の財貨を盗み取り、犬神筋の新参者が、急にお金持ちになったり、

少年少女たちが、どこからともなく聞えてくる「笛の音」に惹かれて踊り狂いながら行進するのだ。

 

しかし、なんで、悪魔や狐は、ボンクラ小僧ではなく、少女たちに集中するのか?

それは、小僧どもの第二次性徴が、隣りの女の子が急に綺麗に見え始める、チンチンが気持ち良くなってきた、など、比較的快感の方向で進むのに対し、

少女たちの変化は、あんまり快感とは言えない、不便で鬱陶しく、自分の肉体の中で別の何かが蠢いているかような不快感を伴うことが多く、それに慣れるまでは、日常的にストレスにさらされるからだろう。「笛の音」が聞こえやすい心理状態なのだ。

 

というわけで、ペルーも、トリニダード・トバゴも、福岡県柳川市も、おそらく、女学生の周辺で何か変化があったのだ。

それも大したことではないだろう。
学校一番のイケメン君に彼女ができたとか、
人気者だった先生が転勤したとか、
郊外にショッピングモールができて、人の流れが変わり、駅前商店街が急に寂れ出したとか、

今まで買えなかったブランド物が買えるようになったが、買うには結局カネがいるとか、
学校でハリー・ポッターを読むのが流行していたのに、神父さんが不用意に禁止したとか、
なんでそんなことで?、と思うような変化が引き金になっているように思われる。

こういう悪魔憑きが、集団ではなく、ごく個人的に発生すると、横恋慕した地下アイドルの女の子をナイフで刺したりする馬鹿ストーカーが出てきたりするのである。

 

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悪魔や狐や犬神は本当に存在する。なぜなら人間が本当に存在してるからだ。

人間なんていう不思議な生き物がこの世にいるんだから、悪魔や犬神だって実在するに決まってる。