在日琉球人の王政復古日記

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電通鬱病過労死自殺~イチローや日ハム大谷は野球のプロか?~ #長谷川秀夫 を遠洋マグロ漁船に放り込みたい(笑)

さて秀夫プロだが、彼の主張を読めば、逆に、なんで電通の彼女が追い詰められたのかがよくわかる。

 

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◇長谷川秀夫教授の10月7日夜のコメント

 「月当たり残業時間が100時間を越えたくらいで過労死するのは情けない。会社の業務をこなすというより、自分が請け負った仕事をプロとして完遂するという強い意識があれば、残業時間など関係ない。自分で起業した人は、それこそ寝袋を会社に持ち込んで、仕事に打ち込んだ時期があるはず。更にプロ意識があれば、上司を説得してでも良い成果を出せるように人的資源を獲得すべく最大の努力をすべき。それでも駄目なら、その会社が組織として機能していないので、転職を考えるべき。また、転職できるプロであるべき長期的に自分への投資を続けるべき」

 

仕事のプロならば100時間の残業で過労死しない・・・これは理屈としてはある意味正しい。プロであれば過労死しない。しかし現実は過労死した。となれば、論理的には、過労死した彼女はまだプロではなかったのだ。当たり前である。入社9か月の大卒女性が、その会社のやってる専門職のプロなわけがないだろう。

 

それとも、秀夫プロのいた東芝では、簿記2級の勉強を始めて9か月の新人に、社員数数万人の会社の経理を任せていたのだろうか?

読んでらっしゃる皆さんの仕事が何かは知らないが、営業だって、工場だって、接客だって、技術職だって、入社して9か月の時期に、その会社の仕事をプロとしてこなしていただろうか?

 

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の続き。

 

そして秀夫プロは、巧妙に卑怯極まりない条件を付ける。

「自分で起業した人は、それこそ寝袋を会社に持ち込んで、仕事に打ち込んだ時期があるはず。」

そりゃそうだろう。だって、「自分で起業した人」なんだから。

 

「オレは、日本一うまいラーメンで、天下を取る!」と意気込んだラーメン屋=起業家は、寝る間も惜しんで毎日毎晩スープを研究するだろう。店が軌道に乗るまで土日もない。そもそも彼だって、疲れはあるだろうが、休みたいわけがない。

だって、彼のラーメン屋なんだから。生きるも死ぬも彼の頑張り次第なんだから。彼以外誰もいないんだから。そして、成功の報酬は全部自分のモノになるんだから。

しかし、過労自殺の彼女は「ベンチャー企業電通」を新規に立ち上げた起業家ではない。単なる入社9か月の新人労働者だ。会社オーナーでも社長でも取締役でも何でもない。株式公開で何億円も手に入るわけじゃない、たかが数十万円の賃金労働者である。

新人バイトはドンブリを洗うので忙しいんだから、スープのレシピはオーナー店長がやれ。

 

いやいや、たとえ新人でも仕事についたらプロだ、寝袋持参で仕事するプロ意識を持て、というのなら、秀夫プロを遠洋マグロ漁船に放り込んで、プロ根性を実演してもらいたいもんだ。

慣れるまで船酔いで眠れない。いったん群れを捕捉すればノンストップの重労働。ワイヤーで指を飛ばしても麻酔無しで糸で縫って止血。マグロが暴れて吹っ飛ばされて全身強打でアザだらけ。

ご自慢の寝袋も防水のシッカリしたものを持ってきてもらいたい。ちなみに、インド洋には帰りの最終電車もタクシーもない。

秀夫プロ理論では、初乗船でもいったん乗ればプロの漁師のはずである。

いやいや、私は経理のプロであってマグロのプロではない、なんて言わせない。起業したときに、俺は経理のプロだから、取引先の挨拶回りは他人がやれ、なんて余裕はなかったはずである。

ラーメン屋の親父は、自分で、スープも作れば、麺も打ち、メニューも考えれば、ドンブリも洗うし、テーブルも拭くのだ。それが起業であり、仕事のプロである。

  

野球は詳しくないが、MLBのイチローや日ハムの大谷は、プロなのだろうか?

一応、ファンや球団からはプロとして扱われている。彼らのバッティングやピッチングで試合の勝敗が決まるのだろう。責任は重大である。プロは責任を背負う。

じゃあ、彼らは、足が捻挫しても、肩が脱臼しても、試合に出るのか?

まさか、プロのくせに、試合に出ないのか? プロのくせに、試合より自分の健康のほうが大事なのか? プロのくせに、自分の欠場で試合に負けたら責任は取るのか? 

しかし、現実として、イチローだろうが、大谷だろうが、捻挫や脱臼をしたら、試合にに出ないだろう。人間に限界がある。たとえ出ても、足や腕が動かなければ、試合で使いようがない。逆に邪魔だ。

監督やコーチが「それじゃ無理だ。ベンチに下がれ。病院に行け。きっちり治療しろ」と言うだろう。

イチローや大谷のケガが酷ければ、最悪、球団をクビになるかもしれない。しかし、それでも「プロなんだから、腕や足がちぎれても試合に出ろ」とは言わないし、命じない。

 

電通の彼女は鬱病になっていたのである。捻挫や脱臼と同じケガ・病気だ。正常な健康体ではない。

病気というのは、種類によって予防はある程度可能だが、予防できない病気の方が多い。インフルエンザにかかれば、プロ意識で解熱しない。虫垂炎は、プロ意識で痛みを消せない。鬱病は怠けクセではない。プロ意識で治癒しない。

若いころの秀夫プロは、たまたま幸運だっただけで、もしも、長時間労働で頑張ってるときに、肺炎で40度の高熱でも、十二指腸潰瘍で吐血しても、弁当買い出しで交通事故に合って鎖骨あたりを骨折しても、そのまま寝袋で睡眠をとって、日の出で起きてデスクに座って経理ソフトを動かして大量のデータを処理できたのか?

 

電通は、そして秀夫プロは、イチローでも大谷でも、おそらく秀夫プロご本人でも、不可能なことを、新人9か月に強要したのだ。

彼女はマウンドに立ち続けた。足や腕に力が入らず、激痛が走るが、経験がないから、病気なんだから試合は無理だとは判らない。心理的に追い詰められて自分から退団も言い出せない。案の定ヘロヘロ球で四球連発。

でも、ベテランキャッチャーや監督やコーチは、ピッチャーの異常に気付かない。イヤ気付いていても、選手交代しない。延長戦でも根性で投げろと指令を出す。

 

プロ失格なのは、新人ピッチャーか? キャッチャー・監督・コーチか?

 

さらに、秀夫プロは、足を捻挫して腕が脱臼している入団9か月のルーキーに、上手く投げられないのなら、何十年もプロでやってる監督やコーチに対して、投手のローテーションの変更や、戦術の変更、打順の変更や、送りバントかヒットエンドランかの判断を、進言しろ、と主張するのである。

もし、それを受け入れないのなら、球団オーナーにトレードを申し出ろ。

トレードに出されても、どこの球団でも投げられるようなピッチャーになれ。

とアドバイスしているのだ。

足や腕が動かないのに、病院に行くことすら思いつかない、新人に。

 

想像力の欠如もここまで行くと人間離れしている。さすが秀夫プロである。

 

電通女性社員自殺「残業100時間で過労死は情けない」のか? 教授の投稿が炎上 大学は処分へ (産経新聞) - Yahoo!ニュース

 ◇10月8日の長谷川秀夫教授のコメント

 「私のコメントで皆様に不快な思いをさせてしまい申しわけございません。ここで、皆様にまとめて返信させていただきます。

(1)言葉の選び方が乱暴で済みませんでした。
(2)とてもつらい長時間労働を乗り切らないと、会社が危なくなる自分の過去の経験のみで判断し、今の時代にその働き方が今の時代に適合かの考慮が欠けていました。
 以後、自分の専門領域を中心に、言葉を慎重に選び、様々な立場、考え方の方々がいることを念頭において、誠意あるコメントを今まで以上に心がけてまいります」

 

おわびがおわびになってないのも、さすがプロである。

言葉が乱暴なのではなく、理屈が乱暴なのである。

長時間労働を乗り切らないと会社が危ない、だったら頑張るのは、社長や上司であり、新人ではない。9か月のペーペーが頑張らないと危ない会社は、すでに終わってるのだ。

 

この人の専門領域って何だろう? 

ビジネスのくせに、その専門領域は働く人の存在を考慮しないのか?

 

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