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在日琉球人の王政復古日記

NATION OF LEQUIO

#欅坂46 「サイレントマジョリティー」は運悪くナチス的ニュアンスを感じる曲名~「担当者が不在」という危機管理能力ゼロの下手糞なウソ。

Japanese pop group's Nazi-esque outfits spark controversy - Music & Entertainment - News -

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日本のアイドルもやらかしたが、韓国のアイドルも過去にやらかしている。

 

K-Pop Band Draws Criticism for Logo’s Similarity to Nazi Symbol - Korea Real Time - WSJ

http://si.wsj.net/public/resources/images/BN-FN384_SKNAZI_EA_20141113005602.jpg

  

一番問題なのは「ナチスがカッコイイ」という、困った事実である。

カッコ良く感じなければ、アイドルがマネしたりはしない。

 

日本だけでなく、こういうナチ・コスプレ騒動は、いつでも、どこかで起きている。

 

徹底した反ナチ教育を受けてない限り、時代や民族を超えて、ナチスには、カッコ良さを感じてしまう、普遍的な魅力がある。これはどうしようもない事実だ。

直接間接に被害をこうむった人々を除いて、やらかしたことの残虐性が、逆に、悪の魅力を増してしまう。

それがナチスの悪魔性であり、人種を超えた人間の悪魔性だ。

人間は、切り裂きジャックのような変態殺人鬼に魅力を感じてしまう動物なのだ。

 

ナチスの登場が20世紀初頭、写真とラジオの時代だったから、あれだけの悲惨な被害ですら、まだあの程度で済んだともいえる。

もしも、現在のテレビとネットの時代に、初めてナチスが登場していたら、そのビジュアルの影響力はさらに全世界的で、被害はさらに深刻なものになっていただろう。

 

<欅坂46>黒帽子、マント「ナチそっくり」批判を英紙報道 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

英大衆紙デーリー・ミラー電子版などは1日までに、日本の人気アイドルグループ「欅坂46」の衣装がナチス・ドイツの軍服に似ていると、日本のソーシャルメディアで批判されていると報じた。
同紙25日付電子版は、同グループが10月22日に横浜で行ったコンサートで着ていた衣装が、ナチスの親衛隊の黒い帽子やマントとそっくりだと日本のネット上で批判されていると報じた。メンバーの衣装の写真なども掲載している。

(略)

「欅坂46」の所属事務所は取材に「担当者が不在で応えられない」と語った。

 

欅坂46ナチス風衣装にユダヤ人権団体が嫌悪感 秋元康氏とソニーミュージックに謝罪求める (BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース

SWCの発表を受け、11月1日に取材したところ、ソニーミュージックの広報は「担当者が1週間、別の案件にて会社に戻っていないためコメントができない」と説明。SWCの声明に対してもコメントはしなかった。 

 

芸能事務所もソニーミュージックも、「担当者が不在」なんていう、日本でしか通用しない、あからさまなウソで、時間稼ぎできると思ってるとすれば、状況をナメ過ぎというか、不感症というか、危機管理能力ゼロである。

 

特にソニーミュージックは、トラブルシューティングの専門担当であるはずの「広報」がこの状況判断では、大手エンタメ業者とは思えない無能と言われても仕方がない。

このままだったら、現場責任者でなく、下手したら、ソニーミュージックの社長が出てくる羽目になりかねないだろう。

 

世の中にはいろんなタブーがあるが、ナチス、宗教侮辱、人種差別あたりは、シャレでは済まない。

パレスチナ問題を考えれば、ユダヤ人が100%被害者という言い分にも、大いに反論と違和感があるが、世界の大勢はユダヤ人=正義であり、それをひっくり返すことは、ここ当分は不可能だろう。

この70年間、世界中の誰も上手な責任回避方法を思いついたことがない案件なのに、芸能事務所やソニーは、自分たちは上手く回避できるとでも思っているのだろうか?

 

それに、現時点の海外の報道は、今回のハロウィン・コスプレだけでなく、

普段の欅坂46がやってる、ミリタリーテイストな制服を着た20人以上の少女が集団で踊るパフォーマンス自体を「ナチス」的だ、と批判する論調になりつつある。

 

さらに、門外漢で申し訳ないが、欅坂46の代表曲が「サイレントマジョリティー」と言うそうな。

このままなら、どうってことない曲名だが、これに「ナチス」がからむと、

「ノイジー・マイノリティ=権利だ人権だとうるさい少数者=ユダヤ人」

サイレント・マジョリティ=黙ってガマンする多数派=ドイツ人」

と、運が悪いというか、タイミングが悪いというか(笑)、ファシズム的主張と「曲解」されかれないニュアンスがある。

もちろん、歌詞を読むと、正反対に、サイレントマジョリティーになるな、ノイジーマイノリティになれ、という内容なんだが、欧米人・ユダヤ人に日本語の歌詞を解読してくれる親切心を期待するのは難しい(笑)。

 

このままズルズルいくと、事態がこじれたら、グループのコスチュームなど、コンセプト自体に変更を迫られる可能性もある。

 

と、思ったら、急展開である。

 

欅坂46の衣装騒動 所属レコード会社が謝罪 | ORICON STYLE

 アイドルグループ・欅坂46が10月22日に開催されたコンサートで着用した衣装が「ナチス・ドイツ」の軍服を思わせるデザインであるとネットを中心に物議を醸した問題で、所属レコード会社のソニー・ミュージック公式サイトが1日、コメントを掲載。「ご不快な思いをさせてしまったことに対し、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。また、プロデューサーの秋元康氏も「プロデューサーとして、監督不行き届きだったと思っております。大変申し訳なく思っています」とコメントを発表した。 

 

ソニーミュージックの広報は、11月1日つまり本日、「担当者が1週間、別の案件にて会社に戻っていないためコメントができない とコメントを出している。

同じ会社の広報ですら、1週間コンタクト不能だったはずの担当者が、なんで、同じ日のたった数時間後に、ちゃんと謝罪コメントを出せるのか? たまたまタイミングよく出社したのか? 

ソニーミュージックの広報は、または、その上司が、あからさまなウソをついたわけだ。

「不在」なんていうバレバレのウソなんかつかず、「現在、担当者が関係各位と対応を協議中です。早急に発表させていただきます。少々お待ちください」と正直に言えばいいだけの話である。

まあ、日本は会社の付くウソが問題にならない国だから、ナアナアで済むんだろうが、こんな広報、または、その上司だと、いつか、対応を間違えて社長のクビが飛ぶ騒動が起こる思われる。

 

これでおさまってくれれば、命じられたまま衣装を着ている彼女たちも助かるだろう。

サイモン・ウィーゼンタール・センターには、寛大なご処置を希望したい。

  

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