在日琉球人の王政復古日記

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天皇陛下と日本領釜山総督・安重根閣下がニッコリ握手(笑)~エリザベス女王VSシン・フェイン党IRAマクギネス

北アイルランド前副首相が死去 元IRA司令官 - BBCニュース

2017/03/21
北アイルランドの副首相を今年1月まで務めていたマーティン・マクギネス氏が20日深夜、死去した。66歳だった。

死因は明らかになっていないが、珍しい心臓疾患を患っていたとされる。
マクギネス氏は、反英テロを行ったカトリック系過激組織アイルランド共和軍IRA)の司令官だったが、1998年の和平合意を受けて平和的な活動に転じ、自治政府に参加した。
2007年には副首相に就任。プロテスタント民主統一党DUP)の歴代指導者、イアン・ペイズリー、ピーター・ロビンソン、アーリーン・フォスター各氏と協力関係を築いた。
マクギネス氏は今年1月、DUPのエネルギー政策に抗議し副首相を辞任。今月初めに実施された自治政府議会選挙のきっかけを作った。
マクギネス氏が所属していたシン・フェイン党のジェリー・アダムズ党首は、「マーティンは人生のあらゆる時期に、素晴らしい決断力、尊厳、謙虚さを見せた。それは短い闘病生活でも変わらなかった」と述べた。
「熱烈なリパブリカン(共和国主義者)で、平和と和解、また国の再統一に疲れを知らず取り組んだ。しかし何よりも、彼は家族と(地元)デリーの人々を愛し、その両方をとてつもなく誇らく思っていた」
テリーザ・メイ英首相は、マクギネス氏が「人生の前半で選んだ道を容認することは」決してないが、「共和国運動を暴力から引き離すなかで決定的な役割を果たした」と評価。「それに伴い、北アイルランドが紛争から平和へと至る道のりで、不可欠で歴史的な貢献をした」と述べた。

  

英国波乱の数日間、エリザベス女王「私はまだ生きています」 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News

2016年6月28日

 英国のエリザベス女王Queen Elizabeth II)は27日、欧州連合(EU)からの離脱を選択した英国民投票後初の公務として訪れた北アイルランド(Northern Ireland)で自身の健康について尋ねられ「私はまだ生きています」と返答した。
 この数日間、英国では国民投票EU離脱派が勝利し、首相が辞意を表明、それらを受けて過去30年間で最低のポンド安を記録し、サッカーではイングランドアイスランドに衝撃的な敗北を喫した。
 こうした事態を目にした後にエリザベス女王は英統治下の北アイルランド訪問を開始したが、2日間の日程に含まれた北アイルランド自治政府高官らとの会見には、かつて反英テロ活動を展開したカトリック系過激組織アイルランド共和軍IRA)の司令官だったマーティン・マクギネス(Martin McGuinness)自治政府副首相も出席した。
 テレビ中継された会見で、マクギネス氏が「こんにちは、お元気ですか?」と述べ、握手をしようと女王に手を差し出すと、女王は握手に応じて笑いながら「私はまだ生きてますよ、ええ」と返した。
 さらに女王は「このところ、私たちは大変忙しくしていますね。極めて色々なことがあります」と語った。女王の発言が英国の政治情勢に関することだったのか、最近2回あった90歳の誕生日祝賀行事を指したのかは定かではない。
 EUからの離脱を選択するという、英国内の地域関係を緊張させる衝撃的な結果が出た国民投票について、エリザベス女王は声明を発表していない。国民投票では北アイルランドスコットランド(Scotland)でEU残留派が上回った一方、イングランド(England)とウェールズWales)で離脱派が上回り、総計では離脱派が52%だった。
 一方、マクギネス氏が所属する北アイルランドカトリック民族主義政党シン・フェイン党(Sinn Fein)は、北アイルランドが英国から離脱してアイルランドと合流することを望んでおり、ブレグジットBrexit、英国のEU離脱)をめぐる国民投票後もすぐに統一アイルランドをめぐる投票の実現を呼び掛けた。
 女王とマクギネス氏は非公開で会談を行ったが、国民投票についての話が出たかとの質問に対し「私たちは多くのことを議論したが、どれもあなた方に申し上げるつもりはない」と述べた。

 

1979年、エリザベス女王の縁戚・マウントバッテン伯爵爆殺。

1984年、マーガレット・サッチャー首相爆殺未遂、保守党関係者5名死亡。

 

おそらく、その責任者である男が、イギリスの公安から命を狙われ続けていた戦士が、なんとイギリス政府公認の北アイルランド自治政府首席大臣に就任したわけだ。

そして、女王陛下は、縁戚を爆殺した(であろう)テロリストと、笑顔で、握手を交わしたのである。

 

極東で例えるなら、歴史の方向が少しだけズレて、慶尚南道だけを日本領に残して、朝鮮半島が独立し、伊藤博文を暗殺しながらも恩赦で生き延び、その後政治家に転身していた安重根が、勅令で慶尚南道自治区総督に就任したようなものである。

 

血みどろの裏街道を歩いてきたアイリッシュ戦士も凄まじいが、彼と握手する女王陛下もまたバケモノである。

殺し殺され、数百年。恐るべきはイギリス、恐るべきはアイルランド、である。

 

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