在日琉球人の王政復古日記

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法VS人間~国家VS性愛~同性婚~ポリアモリー婚~近親婚~ロリ婚~獣婚~ラブドール婚 #LGBT

法VS人間~国家VS性愛~カースト間結婚~異人種間結婚~同性婚~一夫多妻~ポリアモリー婚。 - 在日琉球人の王政復古日記

の続き。

 

「同性婚」を認めた米国で「一夫多妻制」を求める家族登場――日本では認められる? - ライブドアニュース

2015年7月25日
アメリカの連邦最高裁判所で6月下旬に「同性婚」を認める判決が出たことをきっかけに、「一夫多妻も合法のはず」と主張する家族が現れて、話題になっている。
AP通信によると、米モンタナ州に住む男性、ネイサン・コリアーさん(46)がこのほど「2人目の妻」との婚姻届を裁判所に提出した。彼は2000年に1人目の妻ビクトリアさん(40)と結婚し、2007年には、2人目のクリスティーンさんと宗教上の式をあげたという。しかし、アメリカでは重婚が認められていないため、クリスティーンさんと正式な婚姻関係がない状態だ。
連邦最高裁同性婚を合憲とする判決が出た際、ロバーツ最高裁長官が「同性婚を認めると、一夫多妻も同じ議論になる」と反対意見を述べたことから、コリアーさんは一夫多妻も「結婚の平等」にあたると思いついたのだという。コリアーさんが婚姻届を出した裁判所はいったんは受理を拒否。コリアーさんは、場合によっては訴訟を起こす構えもみせているようだ。

  

一夫多妻=多重結婚は、人間の歴史では何も珍しくない普通の制度である。

昔は日本も一夫多妻だった。それが、大東亜戦争敗戦によるGHQの押し付け憲法(笑)と新民法によって禁止される。

実は、一夫一妻制はキリスト教ピューリタン思想の押し付けだったのだ。

 

法VS人間~婚外子相続を批判するインチキ保守は単なる馬鹿サヨク(その2)~東京裁判批判、女系天皇批判との矛盾。 - 在日琉球人の王政復古日記

戦後日本の相続制度が、「男女平等」で、さらに「奥さん優遇」なのは、占領憲法を押し付けてきたアメリカの男女平等の人権思想、そして近代キリスト教的な「夫婦重視」の思想が背景にある。儒教的な日本古来の家制度とはまったく思想が異なる。

欧米、特にアメリカにおいて、家族の基本は「夫婦」である。
子供たちは、成人すれば、その家を出て行き、自分の配偶者を見つけて新たな「夫婦≒家族」を作る。最後まで残るのは夫婦の絆なのである。
アメリカでは、家族というのは、「ファミリー」である前に、まず「カップル」なわけだ。
そもそも婚外子の相続権を冷遇する思想も、なにも日本の伝統というわけではなく、ひょっとしたらアメリカのキリスト教的発想が混じってるのかもしれない。
なぜなら、近代キリスト教では神の前で結婚を誓った一組の夫婦は神聖なものだからだ。つまりメカケだの側室だの浮気だのは許されない。ましてや婚外子は夫婦を神聖視するキリスト教的に存在してはならないのである。 

 

同性婚では同盟関係のキリスト教イスラムも一夫多妻では対立する。

一夫多妻は、21世紀の今でも、イスラム圏では合法である。

そして、日本贔屓のケント・ギルバートさんの宗教・モルモン教も、かつては一夫多妻OKだった。

というわけで、同性婚がOKなら、一夫多妻も認めよ、という人も出てくる。 

 

さらに「一夫多妻」ならぬ「3夫0妻」は珍しいが、理屈では、反論が難しい。

  

同性愛の男性3人が家族に コロンビア、初の「ポリアモリー婚」 (AFP=時事) - Yahoo!ニュース

2017/6/14(水)
【AFP=時事】南米コロンビアで12日、同性愛者(ゲイ)の男性3人が、同時に複数の人と性愛関係を築く「ポリアモリー(複数愛)」の世帯として国内で初めて法的に認められたことを明らかにした。コロンビアでは昨年、同性婚が合法化されている。
(略)

 同性愛者の権利活動家でもある弁護士のゲルマン・リンコン・ペルフェティ( German Rincon Perfetti)氏も、コロンビアには3人がポリアモリー関係にある例は多いが、法的に認められたのは初めてだと述べている。 

 

そして、お次は近親婚である。

  

ドイツ、実の妹を愛した男性による近親相姦合法化の訴え実らず 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

2008年03月15日
【3月15日 AFP】ドイツ南西部カールスルーエ(Karlsruhe)の連邦憲法裁判所は13日、知的障害のある実の妹と家庭を築いたドイツ人男性弁護団による、近親相姦を禁じる法律の破棄を求める訴えを却下した。

(略)
 その後、24歳だった2000年にライプチヒの母親を訪ね、8歳年下の妹、カロリュースキさんと出会った。2人の交際は1年後に妹がステュービングさんの子どもを出産するまでは極秘だった。カロリュースキさんはステュービングさんの子どもを4人出産しているが、うち2人は障害があるという。

(略)

 欧州諸国における近親相姦の扱いは様々だ。
 フランスでは、近親相姦は犯罪とはみなされないが、子どもたちを家族の虐待から保護するための法律が設けられている。
 スペイン、ポルトガルでは、双方の合意があれば成人した兄弟姉妹間の性行為は処罰の対象とはならない。しかし、英国、デンマークギリシャハンガリーポーランドスウェーデンでは違法とみなされる。

 

このニュースで引っ掛かるのは、「知的障害のある実の妹」という部分だ。

この部分を除けば、カースト間結婚、異人種間結婚、同性婚、一夫多妻、「3夫0妻」を認めておいて、近親婚だけダメ!というのは、理屈として難しい。

 

さて近親婚までくれば、残るは、幼児婚=児童婚=ペドフィリア婚、つまり「ロリ婚」だ。

ロリ婚も、イスラム文明圏、ヒンドゥー文明圏では、21世紀の今も行われている。

 

結婚を強要される少女たち | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

2013.03.15
イエメンに暮らす、25歳の夫マジェド(Majed)と6歳の妻タハニ(Tahani)の結婚当時の写真。タハニは、「夫の姿を見るたびに隠れた。顔を会わせるのが嫌でたまらなかった」と話す。一般的な古典イスラム法解釈では、女性は9歳で一人前となり、結婚も可能とされる。イスラム法を厳格に守ろうとするサウジアラビアやイランなどではこれが法制化されているが、他の多くのイスラム教国では結婚最低年齢を15~18歳程度に定めている場合が多い。イエメンは例外的で、結婚最低年齢を定める法律がなく、9歳未満で嫁ぐ女児が数多い。

 

生後11か月で結婚、伝統の児童婚に立ち向かう女性たち インド 写真16枚 国際ニュース:AFPBB News

2015年11月08日
 砂漠が広がるインド北西部のラジャスタン(Rajasthan)州に生まれたメグワルさんは、長老らの一存により、生後11か月で近隣の村に住む9歳の少年と結婚させられた。同州では昔から、児童婚の割合が高い。
 自分の「夫」の姿をメグワルさんが最初に目にしたのは16歳の時。メグワルさんがまだ幼児だった時に開かれた「結婚式」に親族が出席したという友人が指さしたのは、学校の外で酔って悪態をついていた男だった。
 児童婚は違法であるにもかかわらず、主に貧しい農村部の風習として深く根付いており、数百万人もの人が幼少時に結婚させられている。政府の統計によると、20~24歳の女性の50%近くが、法定婚姻年齢の18歳を迎える前に結婚していたことが明らかになっている。

 

カースト間結婚、異人種間結婚、同性婚、一夫多妻、「3夫0妻」、近親婚がOKなんだから、ロリ婚もOKか?

 

といえば、ここでやっとストップがかかる(笑)。

 

近代社会は、理性的判断の出来る/出来ないが大きな分水嶺となる。

ただし学歴でクリアに区別はできないから、結局「年齢」が基準となる。

どこの先進国も、たとえ同性婚を認めようが、赤ちゃんに選挙権は認めない。

この年齢差別、赤ちゃん差別は、近代思想的には許される差別である。

 

つまり、理性的判断能力が認められない赤ちゃんには、選挙権は認められないように、(両性ではなく)当事者同士の合意に基づく婚姻は、赤ちゃんには認められない。

そして、その「赤ちゃん」の年齢範囲は、未成年(通常18歳から20歳あたり)になるわけだ。

となれば、双方が理性的判断能力を持つ成人同士の同性婚は認められても、それを根拠にされても、片方が必ず未成年であるので「ロリ婚を認めろ!」という要求は却下される。

 

同じ理屈で、イヌやネコと結婚したい!という獣婚や、

ダッチワイフやフィギュア人形と結婚したい!というラブドール婚は、

イヌやネコ、または非生物の人形に、婚姻の同意が可能な高度な理性的判断能力は認められないので、却下である。

 

ドイツの近親婚の事例で、引っ掛かったのが「知的障害」の部分だ。

程度にもよるが、重度の場合、婚姻の同意が可能な高度な理性的判断能力を持ちえない可能性はある。その場合、両者の性愛は強姦と同じなので認められない。

 

婚姻の同意が可能な高度な理性的判断能力がある限り、カースト間結婚、異人種間結婚、同性婚、一夫多妻、「3夫0妻」、近親婚は認めてもいい。

 

「オマエは、近親相姦を認めるのか!」と非難されそうだが、止めたって、「する」奴は「する」のだ。

同性婚を認めたからって、これが理由で女好きの男が「じゃあオレも」と同性婚する可能性は極めて低い。

同じく、近親婚を認めたからって、それが引き金で「じゃあ私たちも」とセックスを始める親子や兄弟は極めて少数だろう。

同性婚を認めたって、それが原因で同性愛者が増えるわけじゃないように、

近親婚を認めたって、それが原因で近親相姦が増えるわけじゃない。

「やりたい」奴は、認めなくても、すでに「やってる」のである。

 

よって、当事者間の同意が不可能なロリ婚以外は認めてもいい。

いいけれど、ここまで範囲が広がったら、もはや、近代憲法が想定している婚姻と同一と見なすことに無理があるだろう。

 

だから、一番最初の結論に戻るのだ。

 

成人女性と成人男性の異性婚も、

身分違いのカースト間結婚も、

白人と有色人種の異人種間結婚も、日本人と朝鮮人の異民族間結婚も、

成人男性と成人男性、成人女性と成人女性の同性婚も、

一夫多妻も、男女女、男男女、男男、女のポリアモリー婚も、

父娘、母息子、兄妹、姉弟、父息子!、母娘!、兄弟!、姉妹!の近親婚も、

高度な理性的判断能力を持つ当事者同士の合意のうえで、強制や強姦でない限り、「自由」である。

 

国家は、上記の性愛関係を禁止しない。

しかし、同時に、その性愛関係を、制度として、法的には認めない。

つまり、高度な理性的判断能力を持つ当事者同士の合意のうえで、強制や強姦でないとしても、上記の性愛に、「権利」はない。

 

「自由」である。しかし「権利」はない。「自由」と「権利」は異なるのだ。

 

アイドルは人権思想【と】闘う。 - 在日琉球人の王政復古日記

 

ただし、片方に高度な理性的判断能力が不可能な幼児婚=ロリ婚は犯罪である。

犬猫相手の獣婚、ダッチワイフ相手のラブドール婚は、そもそも成立しない。

 

日本国憲法

第24条 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。 

  

日本国憲法第24条の改正に反対する。

日本国憲法第24条の削除に賛成する。

 

結婚に関しては、性愛に関しては「オマエらの勝手にしろ。国家は知らん」というのが、一番整合性がある結論だと思われる。

 

好きも嫌いも個人の自由。国家は関係ない。

巨人ファンになること、阪神ファンになること、アニメファンになること、アイドルファンになることは、各人の自由である。国家は禁止しない。

ただし、国家は、巨人ファンや、阪神ファンや、アニメファンや、アイドルファンを、制度として法的には認めない。

婚姻も同じことである。

 

勝手にしろ。国家に承認を求めるな~夫婦別姓に反対。同性婚も反対。もちろん、夫婦同姓も反対。異性婚も反対。 - 在日琉球人の王政復古日記

  

法VS人間~婚外子相続を批判するインチキ保守は単なる馬鹿サヨク(その1)~GHQ憲法下の戦後民法が「日本の伝統」? - 在日琉球人の王政復古日記

 

自民党憲法改正草案24条「古き良き家族制度」を破壊したのは、日教組ではなく、経団連である。 - 在日琉球人の王政復古日記