在日琉球人の王政復古日記

NATION OF LEQUIO

イワン雷帝→ピョートル大帝→スターリン→プーチン~ロシア人の暴君信仰、マッチョ、フーリガン、コサック暴走族。

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ロシアのモーターサイクル・ギャング「ナチヌイエ・ボルキ」(夜の狼たち)。

 

いくらトランプさんでも、ヘルズ・エンジェルスとツーリングしない(笑)。

いくら習近平さんでも、香港マフィアと集合写真は撮らない(笑)。

  

あの「タフガイ」が暴走?プーチン首相、ハーレーを走らせる 写真30枚 国際ニュース:AFPBB News

2016年12月3日

ウクライナセバストポリ(Sevastopol)で24日に開催されたバイク愛好家のイベントに、同国を訪問中だったロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)首相がハーレー・ダビッドソン(Harley Davidson)にまたがって登場した。プーチン首相は集まった7000人のバイカーたちを「兄弟たち」と呼び、「バイクは自由の象徴だ」とスピーチ。スピード違反をしないよう注意したあと、ウクライナ語で「バイクよ永遠に!」と言って締めくくった。 このイベントは、ロシアのバイクサークル「ナチヌイエ・ボルキ(夜の狼たち、Night Wolves)」が主催した。(c)AFP

 

プーチン大統領が「ワイルドな休暇」、上半身裸で釣りも | ロイター

2017年08月07日
[モスクワ 5日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領(64)は、1─3日にシベリアトゥバ共和国で休暇を過ごし、大自然の中、釣りや水泳を楽しんだ。大統領府は5日、上半身裸で釣りに興じる様子などが映った動画を公表した。
プーチン大統領は頻繁に「強い男」ぶりをアピールすることで知られ、それが高い支持率にもつながっている。
映像では、大統領は釣りのほか、湖に潜って水中銃で魚を捕えたり、水泳を楽しむなどした。また、ショイグ国防相とともに日光浴する場面なども映っている。
ペスコフ大統領報道官は、4日記者団に「水温が17度を超えることはないが、それでも大統領が泳ぐのを止めることはできなかった」と述べた。また、水中ではカワカマスを2時間追いかけ、ついに捕獲に成功したと明かした。

 

民族のステレオタイプは、思考の怠惰ではあるが、そうはいっても、やはりステレオタイプは、その国の政治状況をズバリ説明してくれる。

 

「一強」といいながらも長続きせず、独裁者が生まれにくい、しかし体制は自民党のまんま続く、戦後日本。

独裁だ何だと言われながら、強権的な大統領制が性に合ってるらしい韓国。

持てると持たざる者、あくまでも階級闘争である、イギリス。

ワイマールの反省から、コロコロ変わるより長期安定を選ぶドイツ。

ハートは左翼、サイフは右翼(笑)な、フランス。

とにかくワケが解らない離合集散で短期政権のブツ切り状態イタリア。

共産主義といいながら、本質は科挙制度の唐宋明清帝国まんまの大陸支那

などなど。

 

プーチンさんはロシアだ。ロシアそのものだ。ロシア以外何者でもない。

こんな政治家、アメリカじゃ無理だし、もちろん日本も無理だ。

 

支那も似ているようで、本質的にはやや異なる。

習近平さんも独裁者だが「彼はインテリだから、頭が良いから、思想が正しいから、指導者に相応しい」ということになっている。

いくら支那でも「習さんは、マッチョで、ステゴロ天下無敵!」なんていう評価のされ方はしない(笑)。

北朝鮮金正恩も同系統である。

東アジアは、儒教思想科挙制度、文官優位、インテリ天下のお国柄なのだ。

 

しかし、ロシアは、単なるインテリではダメなのだ。脳みそでなく筋肉、マッチョ!マッチョ!マッチョ!、オスとして強いことが求められるのである。

 

人権思想、普通選挙、議会制度、民主主義は、雪と寒さが苦手らしい(笑)。

 

プーチンさんのロシアは、民主主義のはずなのに、本質は独裁である。

まるで昔の共産党だ、という意見もあるだろうが、

さらに大昔のロマノフ王朝ロシア帝国から変わらないのだ。

プーチンさんがソ連共産党に似てるのではなく、共産党のレーニンもスターリンもロマノフ皇帝とソックリだったのだ。

 

そして、穏健で文弱な支配者よりも、他人の命を屁とも思っていない、ひょっとしたら頭がおかしいのではないか?と疑われるくらい(笑)非情・苛烈・残虐のムチャクチャな暴君の時代の方が、ロシアが安定していたのも、また事実である。

 

イワン雷帝(1530年~1584年)。

織田信長(1534年~1582年)と同時代人で、粗暴さもよく似ている。

 

ピョートル大帝(1672年~1725年)

8代将軍徳川吉宗(1684年~1751年)とほぼ同時代。

肉体頑健、実学に関心を持ち、殖産興業による中興の祖ということで、似た部分が多い。

 

「最高の知性を持った食肉昆虫」レーニンを産んだ「ロシア」という異界。 - 在日琉球人の王政復古日記

 

神の受肉としてのナザレのイエスVS革命の受肉としてのロシアのカラシニコフ。 - 在日琉球人の王政復古日記

 

イワン・カラマーゾフVS大審問官~19世紀ロシアからの問題提起は21世紀日本でも何も解決されていない。 - 在日琉球人の王政復古日記

  

イッセー尾形@昭和天皇、桃井かおり@香淳皇后、アレクサンドル・ソクーロフ監督映画「太陽」VS「日本のいちばん長い日」。 - 在日琉球人の王政復古日記

 

 映画「グッバイ、レーニン!」~地上の《楽園》は宇宙を目指す~社会主義的職業差別。 - 在日琉球人の王政復古日記

 

アメリカ式VSロシア式VSドイツ式~「第5次琉球処分」を考える。 - 在日琉球人の王政復古日記

 

本物の軍人。本物の愛国者。ヴォイチェフ・ヴィトルト・ヤルゼルスキ(1923/07/06~2014/05/25)。 - 在日琉球人の王政復古日記

 

ナチスやKKKやイスラム国ISISと連立政権を組めるのか?~代々木共産党はマルクス・レーニン主義を放棄していない。 - 在日琉球人の王政復古日記

 

ワレサはおそらく共産党のスパイだった。それを批判するヤツは「共産主義とは何だったのか?」を全く理解できていない。 - 在日琉球人の王政復古日記

 

プーチンのロシアとズブズブのトランプを批判しない、頭髪以外も不思議な保守派・愛国者・共和党信者・古森義久。 - 在日琉球人の王政復古日記

 

近年、アメリカや西ヨーロッパは同性愛に寛容になりつつある。

日本は、正直言って、同性愛は日陰者で、嘲笑の対象にもされるが、それでも、同性愛者を殴ったり、ましてや殺したりはしない。

しかし、ロシアは別世界である。

日本人は同性愛をニヤニヤ笑うだけだが、ロシア人は同性愛を心の底から嫌悪し、激怒し、暴力をふるう。

なぜなら、同性愛は、オトコの価値を暴落させるからだ。

ロシアでは、オトコはオトコじゃないといけないのだ。

 

ロシアでも同性愛者襲撃=サッカー欧州選手権で興奮 (時事通信) - Yahoo!ニュース

2016年6月17日

 16日のロシア紙コムソモリスカヤ・プラウダ(電子版)によると、中部エカテリンブルクで最近、フーリガン化したサッカーのロシア人サポーター約20人が同性愛者が集まるバーを襲撃する事件が起きていたことが分かった。
 負傷者が出ており「サポーターはエアガンを発砲した」(客の証言)と報じられている。
 米フロリダ州では12日に同性愛者が集まるナイトクラブが襲撃され49人が殺害されたばかりだが、ロシアの事件はその前日の11日夜に発生。この日はサッカー欧州選手権フランス大会で、ロシアがイングランドと引き分けており「サポーターは興奮していた」(同紙)。ロシアではプーチン政権が同性愛規制法を制定するなど、性的少数者LGBT)への差別が根強い。 

 

そして、フーリガンのような、暴力賛美、マッチョ信仰も、ハマりやすい。

ちょっと長いが、保存を兼ねて貼らせていただく。 

 

サッカーは二の次、味方以外はすべて敵―露フーリガンの恐るべき実態 (AFP=時事) - Yahoo!ニュース

2016年06月15日

フランスで開催されているサッカー欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)で暗い影を落としているサポーターの暴力問題。そこでAFPは、特に危険な行動を起こしているロシアの過激サポーター集団「フーリガン」の実態について解説する。
――どこから来たのか?
 ロシアのフーリガンは、えりすぐりのメンバーで構成される組織化した集団で、「ファーム」の名で知られている。1990年代初頭のソビエト連邦解体に伴い、英国フーリガンの情報が自由に流れ込むようになったことをきっかけに設立され、集団ごとに階級が存在する。
 ロシアでフーリガンを扱った書籍の執筆や、テレビのドキュメンタリー番組の制作を手掛けるウラジーミル・コズロフ(Vladimir Kozlov)氏は、「1990年代初頭までファームは存在しませんでした。英国のフーリガンがきっかけになったのは間違いありません。彼らを模倣したんです」と語っている。
――何者なのか?
 基本的には普通の仕事に就き、家族を持つ人もいるが、ロシアのフーリガンには格闘技の愛好家が多く、イングランドフーリガンと比べると体の鍛え方が違うという自負を持っている。
 現在フランスに滞在しているフーリガンのデニス(32)は、「イングランドのやつらは飲んでばかりでトレーニングをしないが、俺たちは飲まずにトレーニングする。その俺たちの道がどこかで交われば、彼らに希望なんてあると思うか?」と話し、今大会を「欧州の猛者と拳を交えるチャンス」と称している。
 同じくフーリガンの一人で、モスクワで広報の仕事をしているというウラジーミル(30)は、「ロシアのファンやフーリガンは、20歳から30歳くらいの若者だ。そのほとんどがスポーツマンで、ボクシングや格闘技全般をたしなんでいる」と述べている。
――人数は?
 コズロフ氏は「現在も活動中のフーリガンは数百人程度で、多く見積もっても数千人」としており、「ウルトラス」と呼ばれる特に過激なサポーターはそれほど多くないとの見解を示している。
 フランスで暴挙に出るロシア人のすべてが、フーリガンというわけではないらしい。それでもコズロフ氏によれば、それと思しき者たちの姿も確認できたという。
「よく似たおそろいのTシャツを着て、まるでスポーツに興じているかのようにみえる集団がいました。非常に統制が取れていたという目撃証言もあるため、おそらくその連中がファームのメンバーでしょう」
 英レスター大学(Leicester University)で社会学の上級講師を務め、フーリガニズムを研究するジョン・ウィリアムズ(John Williams)氏は、そうした点がイングランドのファンとは対照的だったとみている。
「フランスからの報道を見る限り、イングランドのファンは酔っぱらって自分をコントロールできずにいた。ロシアのウルトラスはしらふで、非常に組織立っていたように感じた」
――なぜ暴力行為をはたらくのか?
 コズロフ氏によると、フーリガンと普通のファンの境界線は「あいまい」だが、「ファーム」の最大の関心は、ほかのフーリガン集団との戦闘にあり、「基本的にはほかのファームを敵とみなし、戦うこと」に特化しているという。
 実際、デニスも「サッカーは二の次さ。俺にとっては、このスポーツは面白くもないし、興味もない」と語っており、他国のフーリガン集団との戦闘が「お互いの名誉をかけた場であり、組織力や戦闘力といった自分たちの強さを確かめる場でもある」としている。
 ロコモティフ・モスクワ(Lokomotiv Moscow)のサポーターだというウラジーミルは、海外に遠征すると、国内のファーム同士が団結すると語っている。ウラジーミルによると、「150人ほどの精鋭」が、イングランドのサポーターと対決するためだけにフランスに飛んだと証言している。
 ウラジーミルはまた、ロシアのフーリガンには厳しいおきてがあり、戦いの際は武器を持たないのが原則だと明かしている。
 しかし、コズロフ氏は「素手しか使わず、フェアな戦いしかしないと表向きでは言っていますが、実際は利用できるものはなんでも利用しますよ」と述べており、ロシアのフーリガンの哲学は、「こいつは仲間、あいつはそうじゃない、だから敵」という「極めて原始的なもの」だとしている。
――このまま野放しなのか?
 ロシアでは、人種差別や暴力といったスタジアム内での問題に対して、「厳しい罰が下される」ことがほとんどないとコズロフ氏は嘆く。
 それでも、2018年にはロシアでW杯(2018 World Cup)開催を控えており、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領もこのプロジェクトに国家の威信をかけていることから、状況は変わる可能性がある。
 ウィリアムズ氏は、ロシア当局が「国内のフーリガンを大会前、そして必要であれば大会中も厳しく取り締まること」に期待を寄せた。

  

ロシア人有権者は、政策ではなく、筋肉に、投票する。

プーチンさんは、ロシア人が望む統治者=暴君を、演じているのである。

 

そして男の中の男、プーチンさんは、現在に復活したコサックのような、モーターサイクルギャング、要は暴走族とも、ダチの付き合いをして、ケツモチになり、ケンカ上等だぜ!アメリカもドイツもかかってこいや!とマッチョを見せびらかすのである。

  

バイクに乗ったコサックたち | ロシアNOW

2013年12月13日

 風で荒れた顔、レザーとタバコの匂いやタイヤの轟音は、夜のモスクワの道路を独占する暴走族を思い起こすが、彼らは、西側の暴走族とはずい分肌合いが違い、バイクに乗ったコサックといったところがある。
元々は反体制、新西側的だった「夜狼」
 ロシアの「夜狼」は、ジーパンと革ジャンを着て、ヒゲ面でビール腹の男達からなり、80年代の反ソ的なロックンロール文化から芽生えた。当時、彼らは自由の戦士のノリだった。
 長年にわたりロシアで唯一の暴走族であり、今では5000人以上のメンバーを抱える老舗「夜狼」は、ロシア最大の暴走族だ。
 夜狼のマニフェストには、全ての法律を拒否する事と、メンバーの固い結束を守る事が書かれている。しかし、ロシアの夜狼は、そのアメリカ支部と違い、犯罪に手を染めて夜狼の名を汚してはいないとか。
 ロシアの支部は当初、ヘルズ・エンジェルスを真似て作られ、MC(モーターサイクル・クラブ)ではなく、MG(モーター・ギャング)と呼ばれた。
プーチン氏と交流する愛国者
 しかし、夜狼とロシア国外にある他の暴走族との違いは大きい。夜狼はイデオロギー的に体制に近く、ウラジーミル・プーチン大統領と交流があり、集団トップは愛国者として知られている。
 プーチンが初めてセクストン・バイク・センターに行き、夜狼と会ったのは2009年のことだった。疑い深い人は、これは、プーチンのマッチョなイメージを上げる為だけのものだと考えた。革ジャンを着て、体格のいいバイカーに囲まれたプーチンの写真は、首相時代、そして後の大統領時代にも、度々取り上げられた。
 今年7月には、プーチン氏は、刺青だらけの夜狼のリーダー、アレクサンドル・ザルドスタノフ氏と会っていたため、ウクライナのヴィクトル・ヤヌコヴィッチ大統領との会談に4時間も遅刻してしまった。
 2000年に大統領に就任して以来、プーチン氏は、愛国心とロシアの国の力を擁護し支持することをアピールしてきたが、夜狼も同様の信念を貫いてきた。
若者の模範としての暴走族
 「夜狼は愛国的な集団であり、若者の模範となって祖国の力になりたい。ロシア人はジーパンを買い、チューインガムを噛み、マクドナルドを受け入れる事で祖国に背いてしまった」。こう「外科医」(ザルドスタノフ氏のニックネーム)は語る。
 「夜狼はただのモーターバイク・クラブではない。これは社会現象だ。 我々の所には大統領も来るし、総主教も我々を祝福する」
 彼は大統領と懇意にしていることを公にし、「ロシアの偉大さを回復しようとする」プーチン氏の愛国心をたたえる。
 ザルドスタノフ氏は、1942年8月23日のナチス・ドイツによるスターリングラード空爆の追悼イベントの一環として、スターリングラード愛国バイク・フェスティバルを企画した。彼は激しい反米主義と西側の価値の批判でも有名だ。
暴走族のコサック化
 2012年2月、ロシアのフェミニストパンク・ロック集団であるプッシー・ライオットが救世主ハリストス大聖堂で「パンク祈禱」を捧げて物議を醸し出し た際、夜狼は非常に憤慨し、ロシア正教会に強い支持を示した。これは典型的な、反体制的ロックンロールの理想とはかけ離れた行動だった。夜狼は、今後このような「不良行為」からロシア正教会を守ることを約束した。夜狼は公然と同性愛者を差別し、同性愛者の入会を拒否している。
 バイク乗りのなかには――主に、高価なバイクを買うことができるような中年の男性たちだが――夜狼のこのような言動にやや驚き、特に最近の政府支持のスタンスには眉をひそめる者もいる。
 夜狼のメンバーの一人、フェリックス氏によると、入会を希望するバイカーは、最低5年間クラブに所属しなければ正規のメンバーとしては認められない。
勲章をもらった夜狼
 2013年にプーチン氏は「外科医」に、「若者の愛国心教育への積極的な貢献」と第二次世界大戦の兵士の遺骨収集への貢献をたたえ、勲章を授与した。
 去年、夜狼はライバル暴走族との争いで、メンバーが一人射殺されるという事件を起こしたが、誰も逮捕される事はなかった。争いの種は、ライバル暴走族が夜狼のクレムリン支持を是認しなかったことだ。
 この事件に関わった「スリー・ローズ(Three Roads)」暴走族のリーダー、エフゲニー・ヴォロビヨフ氏によると、「スリー・ローズ」が夜狼との同盟関係を断ち、最近ロシアに登場したが目立たないアメリカのバンディドスMCに乗り換えたため、夜狼が腹を立てたという。
 「我々は、夜狼の表立った活動がどうしても好きじゃなかった。政治的な事が多すぎて。なんせ俺たちの理想は音楽にバイク、自由な時間と女性。夜狼は政治的になりすぎたよ」。ヴォロビヨフ氏はこう説明した。 

 

 愛国心がモットー、露バイク集団「夜の狼たち」─アーバントライブ(1) 写真10枚 国際ニュース:AFPBB News

2014年10月10日

 日没を迎えたロシアの首都モスクワ(Moscow)で、レザージャケット姿で大型バイクにまたがり、長い髪をなびかせて市内を走る「ナチヌイエ・ボルキ(夜の狼たち、Night Wolves)」──ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は、愛国心を前面に掲げるこのバイカー集団のメンバーを「兄弟」と呼ぶ。
 20年にわたりメンバーとして活動し、現在はグループのナンバー2となったアレクサンドル・ベニシュ(Alexander Benish)さんは、「俺たちが掲げる価値は極めて単純だ。母国を愛せ、信仰を持て、麻薬を売買するな、それだけだ」とナチヌイエ・ボルキについて説明する。
 そして、米国の有名なバイカー集団「ヘルズエンジェルス(Hell's Angels)」と同列に語られることを断固拒否し「奴らの生き方は反社会的なものだ。ビールを飲み、ガラスを割り…。文句を言う奴がいたら叩きのめすだけ」と話した。
 旧ソビエト連邦崩壊直前の1989年に創設されたナチヌイエ・ボルキは、ロシアやかつてのソ連の構成国に勢力を拡大し、現在所属するメンバーは約5000人程に上るとみられている。
 グループでリーダーを務めるのは、あごひげを生やし、屈強な体の持ち主のアレクサンドル・ザルドスタノフ(Alexander Zaldostanov)さん。世間では「外科医」の愛称で通っている。ザルドスタノフさんは、ナチヌイエ・ボルキの愛国的な姿勢を頻繁に称賛するプーチン大統領のかたわらでバイクに乗り、官製パレードに参加したこともある。
愛国心と男らしさ
 ザルドスタノフさんはAFPに対し、「俺たちは自分たちのことをロシア軍の一部だと思っている」と話す。
 ナチヌイエ・ボルキはロシアで何らかの公式な団体として認定されている訳ではないが、必要とあらばどこにでも駆けつけ、そして愛国的なパフォーマンスを繰り広げる。
 彼らは今年3月、ロシアに併合されたクリミア(Crimea)半島で、併合の支持を訴える大規模な集会を開いた。またウクライナ東部のルガンスク(Lugansk)では、同国からの分離を求める親ロシア派を支持するパレードも行っている。
 ベネシュさんは「国を愛することで男は強くなる。メンバーは愛国心を示すことが絶対不可欠だ」と話す。その一方で「ロシア人が最も優れていると信じているわけではない。誰でも自分の母国に対して愛国者であり得るんだ」と付け加えた。
 ナチヌイエ・ボルキは旧ソ連構成国出身のメンバーも歓迎し、その宗教も問わない。正教会(Orthodox)の信者が大多数を占めるとはいえ、イスラム教徒もメンバーとして迎えているという。
 また、メンバーの職業も、車の修繕工からビジネスマンまで多岐にわたり、なかには修道士も数人含まれている。
「誰でも自由に参加できる。ただし女性を除いては」と話すベネシュさんは、「チームが設立された当時、ここは男らしさの象徴、男であることを示す場だったからね」と説明してくれた。
■「多くが求められる環境」
 ナチヌイエ・ボルキは旧ソ連の構成国の中に46以上の支部を持つが、チームへの入会を志願する若者たちは、グループが「根城」とする、モスクワ郊外にある屋外のビアレストランで、入会が許されるまでの長い道のりを歩み始める。
 50~60台ほどのバイクが並ぶ店の前にバイクで乗り付けたのは、財政学の講師だというティムールさん(26)。ビールを片手にAFPの取材に応じ、「いつの日かチームに加われたらと思っているよ」と述べた。
 ティムールさんがグループに加わるには現メンバーによる紹介が必要で、さらに2年間、クリミア(Crimea)半島への遠征や地方都市でのパレードといったチームのさまざまなイベントに参加しなければならない。
 グループ加入後は、さらにそこから上を目指す。階級は3つあり、もしグループの規則を破ったならば、階級が下がったり、一時的にの会員資格を剥奪されることもある。
 ベニシュさんは「多くが求められる環境だ」と忠告する。
 こうした「タフガイ」的なアクティビティーに日々携わるメンバーたちだが、その一方で「若い世代の愛国心と伝統に基づくモラルおよび精神性の向上」を指導する役割も担っている。
 ベニシュさんは、中世の神学者である聖アウグスティヌス(Saint Augustine)の考え方──統一は本質的であり、自由は非本質的、そして慈悲はすべてに存する──がナチヌイエ・ボルキの哲学を要約していると述べた。
 写真やサインを求めて「外科医」の周囲にこぞって集まるモスクワ市民の姿から判断すると、ナチヌイエ・ボルキの人気に疑いはない。しばしば乱闘騒ぎ――時には深刻なケースに至る場合もある――を引き起こすにもかかわらず。

 

動画:ロシアの愛国バイク集団、ポーランドが入国拒否 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

2016年05月02日

【5月3日 AFP】第2次世界大戦(World War II)での旧ソ連の対独戦勝71周年を祝うべく独ベルリン(Berlin)へ向かっていたロシアの愛国主義的なバイク集団「ナチヌイエ・ボルキ(夜の狼たち、Night Wolves)」のメンバーらが1日、経由地のポーランドで入国を拒否された。当局が明らかにした。
 ポーランド国境警備隊によると、入国を拒否されたのは、同集団に所属するスロバキア人4人、ドイツ人2人にロシア人1人の計7人のバイカー。ベラルーシ・ブレスト(Brest)とポーランドテレスポル(Terespol)との間の国境で、「治安」上の問題を理由に引き返すよう命じられたという。
 7人は、別の国境地点を越えてポーランドに入国した他のロシア人メンバーや、ポーランド国内で同行する予定の同国人バイカー数十人と合流する予定だった。
 ポーランド政府は先月29日、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領に忠誠を誓う同集団のメンバーが含まれている可能性があるとして、ベルリンへ向かうロシア人バイカーらのポーランド通過を禁止していた。同集団は、ロシアとポーランドの関係が悪化した昨年もポーランド入国を拒否されている。
 ロシア外務省は先週、露バイカーの入国禁止措置を「悪意ある侮蔑的な態度」と非難。「欧州をファシズムから解放するために命をささげたソ連兵を、ロシアの市民グループが追悼することを妨害する」のが狙いだと主張した。
 ロシア当局は、2010年にポーランドレフ・カチンスキ(Lech Kaczynski)大統領(当時)夫妻を乗せた政府専用機が墜落したロシア西部スモレンスク(Smolensk)で、ポーランドが4月に追悼式典を行うのを許可していただけに、今回の措置は「特に言語道断」だとしている。
 ナチヌイエ・ボルキの創設は、ソビエト連邦が崩壊する直前の1989年。ロシアや旧ソ連構成国に計5000人程のメンバーがおり、ウクライナの分離派が支配する東部ルガンスク(Lugansk)州や、2014年3月にロシアが併合した南部クリミア(Crimea)半島にも出没。ウクライナの親ロシア派武装勢力に加わるメンバーもいる。(c)AFP 

 

プーチン大統領に忠誠を誓った悪名高きバイカー・ギャング「ザ・ナイトウルブス」、その背後にあるストーリー : カラパイア

2016年02月11日

 プーチン大統領に忠誠を誓った男たちがいる。「ザ・ナイトウルブス(夜の狼)」は、ロシアで最大かつ最も悪名高いバイカーギャングだが、同時にロシア政府から後ろ盾を得た分離独立派の民兵組織でもある。
 ロシアで勢力を強める超国家主義の波に乗った番兵である彼らは「プーチンズ・エンジェルズ」とも呼ばれている。
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 迫撃砲の振動が響き、根城の中でバイカーギャングたちが身構える。戦争に引き裂かれ、武装勢力によって支配されるウクライナ東部の街ルガンスクで、「ようやくか。戦いだぞ」と男がニヤリと笑った。
 だが大集団がさっと集まると彼らはすぐに仕事に戻った。オークの木は未完成のまま残っているし、フェニックスの衣装も羽根飾りをつけなければならない。
 これはロシア最大のバイカーギャング、ナイト・ウルブズのルガンスク支部での光景だ。構成員たちは戦火に脅かされた街で暮らす子供たちのために、新年のショーの準備に忙しく動き回っている。ショーの目玉は、ナイト・ウルブズ自体だ。
 彼らは皆、同じヒゲを生やし、刺青を入れ、愛国心を誇示する国旗をはためかせながら、列となって通りを走り回る。だが同時にロシアの後ろ盾を得た分離独立派の民兵組織でもある。
 その根城は廃棄されたスポーツ複合施設を改装したもので、戦車の残骸や大砲の砲弾、さらにはマッドマックスをモチーフとした色あざやかな壁など、軍事要塞のような趣を醸し出す。だがソビエト時代の自動車が展示された博物館の裏手では、農作業や養蜂が行われている。
 クロームに輝くいかつい風貌だが、ナイト・ウルブズは鼻つまみ者などではない。ロシアで勢力を強める超国家主義の波に乗った番兵なのだ。
 ヨーロッパ東部の各地から大勢の構成員が加わっており、プーチン大統領に忠誠を誓っており、密接なつながりがあることから、プーチンズ・エンジェルズとの異名を持つ。
 そのモスクワの本部は国際的なメディアでもよく報道されるが、独立を宣言したルガンスク人民共和国の支部についてはあまり知られていない。
 ルガンスクの朝は寒く、薄暗い。ウクライナで最も殺風景で、ソビエト時代の名残を色濃く残す都市だろう。副団長のデニス・クズネツォフは軍服の上にバイカージャケットを羽織り、ハンマーと鎌の記章で飾られたオリーブグリーンのベレー帽を被る。ナイト・ウルブズにとって、イメージこそが全てだ。
 「全部アメリカのバイカーギャングの影響さ、着こなし方とかもね」とクズネツォフが説明する。「最高のものを自分たちなりにアレンジしたんだ。ナイト・ウルブズはソ連と戦うために結成されたんだが、結局は共闘することになった」
 彼が入団したのは90年代初頭のことだという。外科医との愛称で呼ばれていた総長のアレクサンドル・ザルドスタノフのカリスマ性に惹かれたのだという。だがクズネツォフは次第に単なるバイク好きから民兵としての役割を担うようになる。
 EUとの統合路線が棚上げになったことを発端として起きた、2013~14年の冬のキエフで行われた抗議デモでは、彼もまた暴力的なクーデターのみしか目に映らなかった生粋のロシア人の1人だった。
 CIAを後ろ盾とするウクライナの”ファシスト”が、親ロシア政権を転覆させたとの報を受けたクズネツォフは、2014年2月に妻と子をモスクワに残し、南へ向かった。彼や他のバイク乗りたちは、レザースーツを防弾チョッキに変え、ロシアのクリミア半島併合作戦に積極的に参加した。ナイト・ウルブズはガス施設やウクライナ海軍基地を急襲し、その功績を称えられ勲章を授けられた。
 クズネツォフやナイト・ウルブズの仲間にとって、ソビエト連邦の崩壊は悔やんでも悔やみきれない出来事であった。そしてクリミア半島編入はロシアがかつての力と領土を取り戻す絶好の機会に思えた。「ソ連は世界最強の帝国だった。それなのにわずか1時間で、1発の銃弾も撃たれることなく終わってしまった。風船ガムとジーンズとマクドナルドと引き換えに、何もかも失ったんだ」と彼はこぼしながら物思いに耽る。
 ナイト・ウルブズが初めて咆哮を上げたのは、80年代のモスクワだった。ゴルバチョフ政権下のペレストロイカによって自由化の波が押し寄せ、バイカーギャングたちが警察から逃れながら夜な夜な街を走り回るようになった。彼らはやがて、大騒ぎするだけのバイク好きから、クレムリンプロパガンダ機構に組み込まれていく。そして91年に反ゴルバチョフ派のデモ防止活動に加わったことが転機となる。
 激動の90年代、ナイト・ウルブズは毎年バイクショーを開催するようになり、それ以来最大のパトロンプーチン大統領であった。多額の助成金が与えられ、3輪のハーレーダビッドソンを乗り回しながら、スラヴ民族の土地やロシア正教の聖地を巡回し、スタントとロックと派手な演出で熱烈な愛国心を広め続けた。
 言うなれば、クレムリンプーチンロシア正教を熱烈に支持し、反アメリカ思想の持ち主でもあったナイト・ウルブズをソフトパワーの源泉として利用することにしたのだ。
 「俺は祖国を愛している」と団長のヴィタリー・キシキノフが、マッドマックス風の壁の前で話した。「祖先も、(第二次世界大戦での)偉大な勝利も、血を流して勲章を手に帰ってきた祖父たちも誇りに思っている。この世の何物でさえ、この考えを変えることはできない」と語るキシキノフにとって、その愛国的なセリフの背景がハリウッド映画をモチーフにしているという皮肉などどうでもいいようだ。
 キシキノフが「博物館」と呼ぶ遊戯室兼礼拝堂には、狼の皮で飾られたビリヤード台が設えられている。またその一角は親友たちのために捧げられており、アメリカから制裁を受けた写真家の写真などが並べられる。壁には正教会のイコンや十字架像、さらにはスターリン肖像画などもある。隅にはロシア語で、「オバマの皮を買ってやる」と書かれている。
 2014年春、ドンバス地域における分離独立派の緊張の高まりが武力衝突にまで発展したとき、ナイト・ウルブズもロシア側の兵士として戦った。
 アメリカ政府は後に構成員とロシア特殊部隊とのつながりを指摘しており、ナイト・ウルブズがソフトパワーとしてだけでなく、より暴力的な装置として変貌を遂げたことがうかがえる。ロシア内務省に統合され、準軍事的機能を果たすようになった。だが同時に草の根的なルーツにも立ち返って、愛国的イベント、反汚職キャンペーン、人道支援などにも力を入れ始めている。
 政治におけるプーチン大統領のブランドが、こうした組織が活躍しやすい環境を作り出した。その男臭いカルト的な人気は、同じくカルト的な崇拝を受けたスターリンの現代版だ。
 まるでメロドラマのように脚色された政治の舞台において、プーチン大統領は最重要人物である。「彼にはリーダーシップがあり、その政治はロシアにとって最善の道筋だ」とクズネツォフは強く主張する。
 クレムリンがかつてのロシアが有していた強大な力に回帰しようとソビエトへの郷愁を利用しているために、スターリンまでがルネッサンスの趣を醸し出している。
 ナイト・ウルブズがスターリンを崇拝していることは、そのアジトに足を踏み入れればすぐに分かる。門の前に掲げられたキリストが描かれた旗やロシアとルガンスク人民共和国の国旗の中に、スターリンの顔が混じっているのだ。
 ナイト・ウルブズで最も愛想のいいセルゲイ・コマロフは、モスクワ郊外の村で生まれた。今世紀初頭のチェチェン紛争では戦車乗りだったという。このときの経験が今でも続く心理的ダメージを残したことは明らかだ。バイクは一種のセラピーであったようだ。
 「いろいろあったよ。立ち直るまでに2年かかったんだ」とコマロフは話す。「バイクは昔から好きだったよ。ガソリンを入れて、ツーリングに行けば、頭が空っぽになるから。2,000kmのツーリングは1ヶ月の休暇に優るね」
 昨年、ウクライナの前線の街に人道支援に訪れ、ナディアという少女と出会った。彼女の父親は、分離独立派と一緒に戦うために家を出たのだという。その後、コマロフはナディアと一緒にこのアジトまで引っ越してきた。
 「今の生活を選んだわけじゃないの」とコマロフに体を預けながらナディアは語る。「他の場所でも構わないわ。彼はここにいるから」と仲睦まじい2人の様子は、過酷な戦争の中で生まれた感動的な無垢の関係だろう。
 このインタビューの前、2ヶ月間のこう着状態が破られ、ドネツィク郊外にある分離独立派の拠点に夜な夜な爆撃が加えられた。ルガンスク付近の前線は比較的穏やかだったが、2014年の戦火の傷跡はそこかしこに残されている。
 「何もかも破壊された。大きな戦いだったんだ、とてもね」とキシキノフが風に向かって大声で話した。多くの血が流された。これを思い出すと鳥肌が立つという。自分たちの敵ですら、こうした思いはしてもらいたくないと彼は語る。
 この戦争へのロシアの関与について、プーチン大統領はずっと否定しているものの、それを示す数多くの証拠がある。これについて尋ねられたキシキノフは、「ロシアはここに関心などない」と重々しいロシア語で唸った。「ロシアが国境で戦争を始めたことはないし、他国の領土を侵したこともない。俺たちはいつだって自分たちの土地を狙う敵から守っているだけさ」と。
 ナイト・ウルブズの存在感と影響力は、ウクライナ全土で沸き起こる苦い民族的な盛り上がりを示している。構成員の多くは地元の男たちであるが、キエフではなくモスクワ側についている。
 このことがクズネツォフを悩ませる。「ウクライナ人の捕虜に近寄ったとき、彼らが十字架にキスをして祈っていたんだ。それで連中が俺と同じ祈りの言葉を話すことが分かった。俺たちは正教の信徒だ。俺がウクライナ人を憎んでいるとでも? とんでもない、愛しているさ。それなのに互いに争っている」
 街は雲ひとつない冬の夜の下で静かに佇んでいる。構成員の1人は戦争が始まってから、別れ際に「さようなら」を言わなくなったという。ただ「近いうちに会おう」とだけ告げるのだ。 

 

結論を申し上げれば、筋肉ヤクザのロシアとケンカするのは止めた方がいい。

   

日本会議なんてお爺ちゃんのお茶会だ。

在特会だって、100メートル全力疾走で息が上がってぶっ倒れる、運動不足のオタクの同好会だ。

 

しかし、ロシアの右翼さんは、身長2メートル、体重100キロ、ウォッカ2リットルで出来ている。

1年の半分が雪と氷の地獄を、酸っぱい黒パンと不味いアルコールと沸騰した紅茶だけで生き延びてきた。それも何千年もの間だ。

プーチンさん公認の治外法権だし、平気で他人を殴るし、躊躇なく内蔵をナイフでえぐる人たちだ。そして逮捕もされない。

  

日本人だって、武士道、特攻隊、靖国神社があるかもしれないが、

精神力で筋肉に勝つのは難しいと思う。

あんなムキムキ豪腕で殴られれば、いくら精神力があっても、やっぱり痛い。