在日琉球人の王政復古日記

NATION OF LEQUIO

「野良犬の暴力」よりも、「野良犬への暴力」の方が、もっと社会を腐敗させる。

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ヨハネ福音書
8:3 すると、律法学者たちやパリサイ人たちが、姦淫をしている時に捕まえられた女を引っ張ってきて、中に立たせた上、イエスに言った、
8:4 「先生、この女は姦淫の場で捕まえられました。
8:5 モーセは律法の中で、こういう女を石で打ち殺せと命じましたが、あなたはどう思いますか」。
8:6 彼らがそう言ったのは、イエスを試して、訴える口実を得るためであった。しかし、イエスは身をかがめて、指で地面に何か書いておられた。
8:7 彼らが問い続けるので、イエスは身を起して彼らに言われた、「あなたがたの中で罪の無い者が、まずこの女に石を投げつけるがよい」。
8:8 そしてまた身をかがめて、地面に物を書き続けられた。
8:9 これを聞くと、彼らは年寄から始めて、ひとりびとり出て行き、ついに、イエスだけになり、女は中にいたまま残された。
8:10 そこでイエスは身を起して女に言われた、「女よ、みんなはどこにいるか。あなたを罰する者はなかったのか」。
8:11 女は言った、「主よ、誰もございません」。イエスは言われた、「わたしもあなたを罰しない。お帰りなさい。今後はもう罪を犯さないように」。〕
(略)
8:15 あなたがたは肉によって人を裁くが、わたしは誰も裁かない。

 

インド最下層カーストの男性、伝統舞踊を鑑賞し殺害される 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

2017年10月2日
【10月2日 AFP】インド西部で1日夜、カースト身分制度)の最下層「ダリット(Dalit)」出身の男性が、ヒンズー教の伝統舞踊を鑑賞したことに腹を立てたカースト上位の男らに暴行を受けて死亡した。地元警察が2日、明らかにした。
 死亡したのはジャイエシュ・ソランキ(Jayesh Solanki)さん(21)。ソランキさんはいとこと共に、グジャラート(Gujarat)州ボルサド(Borsad)で9日間の日程で開かれたヒンズー教の祭り「ナブラトリ(Navratri)」を訪れ、民族舞踊のガルバを見ていた際に襲撃されたとみられている。
 地元のアナンド・サウラブ・シン(Anand Saurabh Singh)警察署長はAFPに対し、「被害者を撲殺した容疑で8人を逮捕した」と認めた。
 警察がいとこから受けた訴えによると、2人はガルバを鑑賞中、男1人になぜ踊りを見ていると聞かれた。男は「カースト絡みの罵声を浴びせた」後に去ったかと思うと、仲間7人を引き連れて戻り、ソランキさんらを暴行し始めたという。
 男らはまずいとこを殴打し、止めに入ったソランキさんを強く押しのけた。ソランキさんは壁に頭をぶつけてその場に倒れたという。警察は搬送先の病院でソランキさんの死亡が確認されたと明かした。
 PTI通信によると、容疑者らはダリットには「ガルバを見る権利は一切ない」と供述したという。(c)AFP

 

インドのカースト制度は輪廻思想に基づく。

人間は何度も何度も生まれ変わる。今あるカーストは前世の因縁で決まる。

前世で善行を積んでいれば、良きカーストに生まれ変わる。

前世で罪を犯せば、悪しきカーストに生まれ変わる。

つまり、現世の最低カースト・ダリッドは、前世で犯罪者だったのだ。

犯罪を犯した者は罰を受けねばならない。犯罪者を罰するのは、社会の当然の義務である。

ゆえに、上位カースト8人が、下位カースト2人を差別し、数の優位を生かして嬲り殺しにする。それが正義である。

 

黒人に生まれついたのは、前世で悪さをしたからだ。

それなのに、前世の「罪業」をスッカリ忘れて、現世で人権や平等を訴えるような恥知らずの黒人は、社会から公正な罰を受けねばならない。

白人少年の万引きは、親が悪ガキを一発殴って、店に謝罪して盗品を返せば、許されるが、

黒人青年の万引き(の疑い)は、命で償わねばならない。

  

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講師蹴った疑いの高1釈放 福岡地検「勾留は必要ない」:朝日新聞デジタル

2017年10月2日
 授業中に常勤講師の男性(23)を蹴ったなどとして、傷害容疑で逮捕された福岡市東区の私立高校1年の男子生徒(16)について、福岡地検は2日、釈放した。「勾留は必要ないと判断した」としており、任意で捜査を続ける。
 男子生徒は9月28日の授業中、教室で講師の背中を蹴るなどしてけがを負わせたとして、翌29日に福岡県警に逮捕された。暴行の様子を写した動画がツイッターに投稿され拡散した。

 

先生を殴る生徒は問答無用の犯罪者である。

犯罪者は罰せねばならない。それが社会正義である。

 

しかし、学校の指導、警察の捜査は、生ぬるい。

もっと、もっと、もっと、もっと、ヒドイ罰を!残酷な罰を!

 

何もできない公共機関に代わって、ネットが社会正義を実現すべきだ。

そんなクソガキの情報はネットで公開すべきである。

やれやれ。

 

「センコー、ムカつく!」と、感情の赴くままに、蹴りを入れたガキと、

「このガキ、ゆるせねー!」と、感情の赴くままに、集団リンチにかけるネットと、

 ナニが違うのか? 味方の人数の多さか?

 

見境なしに人に吠える犬、噛み付く犬は、鞭で打つなり、飯を抜くなり、「あ、これはやっちゃいけないんだな。ワン」と習熟するまで、厳しく躾けねばならない。

それでも吠え癖、噛み癖の治らぬイヌは、残念だが薬殺の必要も出てくるかもしれない。

 

しかし、犬を鞭打つ人間の表情が、嗜虐の喜びでニヤニヤ笑ってたり、オモシロがって何度も何度も打ちすえたり、

薬殺に、必要以上に苦痛を与える薬品を選んだり、わざわざ苦しむ時間を引き延ばしたり、

イヤな仕事であるはずの執行者の股間が興奮でギンギンに勃起している場合は、

馬鹿犬よりも始末に困る。

 

マタイ福音書
5:27 『姦淫するな』と言われていたことは、あなたがたの聞いているところである。
5:28 しかし、わたしはあなたがたに言う。だれでも、情欲をいだいて女を見る者は、心の中ですでに姦淫をしたのである。

 

他人を殴った者は、罪人だが、

他人を殴った者を、楽しみながら殴る者は、さらに罪人である。

 

「野良犬の暴力」よりも、「野良犬への暴力」の方が、もっと社会を腐敗させる。