テキサス(Texas)、サザーランドスプリングス(Sutherland Springs)、ファースト・バプテスト教会(First Baptist Church)

米テキサス州の教会で乱射、26人死亡トランプ氏「邪悪な行為」写真5枚国際ニュース：AFPBB News

2017年11月6日
米南部テキサス（Texas）州のキリスト教会で5日、男が銃を乱射し、グレッグ・アボット（Greg Abbott）知事によると26人が死亡した。死者はさらに増える恐れがある。現場で死亡した容疑者とみられる男は殺傷能力の高いアサルトライフルで武装していた。ドナルド・トランプ（Donald Trump）大統領は「邪悪な行為」だと非難した。
　現場は同州サンアントニオ（San Antonio）から南東50キロに位置するサザーランドスプリングス（Sutherland Springs）にあるファースト・バプテスト教会（First Baptist Church）。事件発生当時は朝の礼拝が行われていた。
　銃撃犯は正午前に歩いて教会に入り、発砲したとされる。目撃者らの話では、普段約50人が参加する朝の礼拝の最中だったという。
　アボット知事は「テキサス州史上、最大の銃乱射事件だ」と指摘。「父親や母親、息子や娘を亡くした家族がたくさんいる」と語った。
　米メディアの報道によると、犠牲者にはこの教会の牧師の娘（14）や、6歳の男児も含まれている。地元紙ダラス・モーニング・ニュース（Dallas Morning News）の電子版は、2歳児も撃たれて負傷したと伝えている。
　容疑者とみられる男は現場で死亡しているのが見つかった。地元当局は男について「若い白人で、おそらく20代前半の男とみられる」と説明。「ルガーAR（Ruger AR）」型のアサルトライフルで武装し、防護服を着用していたという。
　複数のメディアは容疑者をデビンパトリック・ケリー（Devin Patrick Kelley、26）と伝えているが、当局は確認していない。

まだまだ詳細が不明なので、予断と偏見で書く。

場所がテキサスの田舎町。

宗派はバプテスト。おそらく南部バプテストだろう。アメリカで最も一般的な宗派の一つだ。

テキサスだが、田舎で、かつ、カトリックでない、とすると、被害者はヒスパニックではないだろう。

場所柄、アジア系もないだろう。おそらくは被害者は白人か黒人だ。

ニュースで画像を見たところ、ひなびた田舎町。

しかし荒れ地ではなく、緑も豊か。教会も小奇麗で、周辺もサッパリしている。壊れた車が放置されてるようなスラムではない。さらに星条旗だけでなく、テキサス州旗も掲揚している。

となると、黒人教会でもなさそうだ。黒人教会は都市の下町で、教会も周辺ももっと雑然としていることが多い。そして、星条旗はアリだが、南部の州旗は黒人教会にあんまり似合わない。

おそらくは白人が多く住む田舎町で、被害者もほとんど全員が白人だろう。

容疑者も若い白人となると、人種差別のヘイトクライムではない。

若い白人が、白人教会でライフルを乱射。おそらくは「心の病」と思われる。

被害者たちも、テキサスの田舎町の白人だから、自宅にはライフルやハンドガンを置いてあったと思うが、まさか日曜礼拝の教会に持ち込むことはあんまりないだろう。丸腰では防ぎようがない。

座間の事件も鬼畜外道の大量殺人だが、１人殺すのに、ロープと刃物で、全身血みどろになって、１日はかかる。

しかし、フルオートのアサルトライフルだと、ほんの数分間、人差し指に力を入れるだけで、２ダースの人間の命を奪える。距離があるから返り血も浴びない。

それを、われわれは、「人類の進歩」と呼んできた／いるのである。

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　米国では1か月前に、ネバダ（Nevada）州ラスベガス（Las Vegas）で銃撃犯がホテルの部屋から野外コンサート会場に向けて乱射、58人が死亡、数百人が負傷する事件が発生したばかり。

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また教会が狙われた事件としては、2年前にサウスカロライナ（South Carolina）州チャールストン（Charleston）の歴史的に有名な黒人教会で、白人至上主義者が銃を乱射し9人が死亡する事件も起きている。

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こんな事件が何度起こっても、ネバダ州民は、サウスカロライナ州民は、テキサス州民は、そして、サザーランドスプリングス町民は、さらに被害者たちの家族さえも、それでも、銃を手放さないだろうし、政府による銃規制には賛成しないだろう。

おそらくは、「日曜礼拝の時は教会で銃を携帯してもよい」という方向の防衛策・解決策（なのか？）を採用すると思われる。

それがアメリカなのだと思う。

続報が入った。

米の教会で銃乱射、２６人死亡子供・妊婦ら犠牲か（朝日新聞デジタル） - Yahoo!ニュース

2017/11/6(月)
　米南部テキサス州の教会で５日、男が銃を乱射する事件があり、州当局によると教会にいた５～７２歳の計２６人が死亡し、約２０人がけがをして病院に運ばれた。発砲した男は逃走中に死亡した。米連邦捜査局（ＦＢＩ）などが詳しい状況を調べている。
　現場はテキサス州南西部の中心都市サンアントニオから約５０キロ南東の小さな街、サザーランドスプリングス。州当局の説明などによると、５日午前１１時２０分（日本時間６日午前２時２０分）過ぎ、日曜礼拝中だった「ファースト・バプテスト教会」に、黒ずくめの格好をした若い男が銃を撃ちながら侵入し、教会内でも無差別に発砲を続けた。
　男が教会を出たところで、住民がライフルで応戦。銃を捨てて車で逃げる男を住民が追跡した。男は近くの町で衝突事故を起こし、車の中で死亡しているのが見つかった。射殺されたのか自殺かは不明。男は防弾チョッキを身につけていた。
　州当局によると２３人が教会内で、２人が外で、残る１人は病院で亡くなった。米メディアによると複数の子供や妊婦が犠牲になったとの情報がある。
　複数の米メディアは当局者の話として、発砲した男はサンアントニオ郊外に住むデビン・ケリー容疑者（２６）で、警察が自宅の捜索に入ったと報じた。
　一部ネットメディアによると、ケリー容疑者は最近、半自動ライフル「ＡＲ１５」のような銃の画像をフェイスブックに投稿し、女性を侮辱する言葉も添えられていた。義理の母親の住所が、サザーランドスプリングスにあるという。
　別のソーシャルメディアのアカウントでは米空軍に関係する経歴の記述があった。ＡＰ通信によると、米国防総省は、ケリー容疑者が過去に米空軍に所属していたことを認めた。
　訪日中のトランプ米大統領はツイッターに「神がサザーランドスプリングスの人々と共にありますように。ＦＢＩと法執行機関が現場にいる。日本から状況を見守っている」と投稿した。