高須克弥氏、米学会の会員資格はく奪か 人権団体が声明:朝日新聞デジタル
2017年11月9日
米国のユダヤ人人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」は8日、ナチスを称賛する内容のツイートをしていた美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長の会員資格を米美容外科学会が剝奪(はくだつ)したとして、この処分をたたえる声明を発表した。
高須氏のツイッターのアカウントは「南京もアウシュビッツも捏造(ねつぞう)だと思う」と書くなどしてきた。同センターは「ナチスと大日本帝国の犠牲となった人々の記憶を傷つけるもの」などと強く批判し、同学会に除名処分を求めていた。
センターのエイブラハム・クーパー副代表は声明で、同学会から「高須克弥氏は学会の規約に反したとの結論に至り、会員資格を剝奪した」との手紙を受け取ったと発表し、「この決定を称賛する」とした。
高須クリニックの担当者によると、「院長は9日は会議中で連絡がつかない」という。高須氏のアカウントは9日午後、「アメリカ美容外科学会からはまだ何の連絡もない。本人が知らない追放なんかあるか」と投稿した。学会に対して「いま退会する」とメールを送ったことも記し、「会員の僕には聞き取り調査も弁明もありません」とも記した。
黄色いサルのくせに、純白のアーリア民族至上主義のナチズムを称賛するマゾっ気のある、日本にもよくいる「マンガで歴史を勉強した」タイプの、高須院長が非難されるのならば、
こっちの、ロシアの大地に積み上げられた死骸の山に全く無反省な、代々木の共産主義者も非難されるべきじゃないのか?
ロシア革命「歴史的意義」=共産・志位氏 (時事通信) - Yahoo!ニュース
2017/11/9(木)
共産党の志位和夫委員長は9日の記者会見で、1917年のロシア革命から100年を迎えたことについて、「スターリン以降、専制主義、覇権主義という形で革命の成果は損なわれて崩壊したが、世界史に非常に大きな持続的影響を与え続けている歴史的意義を持つ革命だった」と評価した。
志位氏は、革命によるソビエト政権の樹立に関し、「民族自決権の旗を初めて無条件に掲げて実行した。暮らしと経済という点では、社会権という問題を初めて掲げた。社会保障という言葉が初めて出てきたのもここからだ」と指摘した。
ロシア革命から何十年経ったのか?
ロシア共産党崩壊から何年経ったのか?
21世紀の今でも、まだ、こういうカビ臭い「ペテン」が通用すると思ってる羞恥心の欠如。
「人類は進歩する」という左翼思想=近代思想の大前提すら、疑いたくなる(笑)。
未だに、スターリンさえ批判したら、レーニンは救済できるというカン違い。
「スターリンが悪かった(=レーニンは善良だった)」
「ロシア革命は途中で間違った(=ロシア革命の精神は正しかった)」
という、詐欺同然の化石時代のインチキ理論で、モノゴトを誤魔化せると思ってる。
ロシア革命が人殺しフェスティバルになったのは、スターリンが悪かったのではない。レーニンこそが最初から最凶、最低、最悪だったのである。
レーニンは「このオレに権力を渡さないのならば、お前たちをこの場で射殺する」というお上品な交渉で、そして実際に相手を射殺して、政権を強奪した革命家だ。
同じことを一般人が平時にやったら「恐喝・強盗・殺人」と呼ばれる行為とまったく同じである。
あまりのヒドさにガマンの限界にきて「いくらなんでも、ボリシェビキは冷酷非情・残虐無残すぎる!ロマノフ王朝以下だ!」と反乱を起こしたクロンシュタット水兵を皆殺しにしたのは、スターリンではなく、スターリンの師匠・レーニンと、スターリンのライバル・トロツキーである。
スターリンだけでなく、レーニンも、トロツキーも、ロシア革命のボリシェビキのトップスターたちは、一人残らず、人間の命を何とも思わなかった大量殺人鬼であり、弁護の余地のある善良な人物はいない。
レーニンとは、こういうことを平然と言える人間だった。
「同志クルスキー! われわれの会談を補うものとして、刑法典の補足条項の草案をお手もとへおくる…
…原案には多々欠陥があるにもかかわらず、基本的な考え方ははっきりわかっていただけるとおもう。すなわち、テロの本質と正当性、その必要性、その限界を理由づける、原則的な、政治的に正しい(狭い法律上の見地からみて正しいだけでなく)命題を公然とかかげるということがそれである。法廷はテロを排除してはならない。そういうことを約束するのは自己欺瞞(ぎまん)ないしは欺瞞であろう。
これを原則的に、はっきりと、偽りなしに、粉飾なしに基礎づけ、法律化しなければならない。できるだけ広く定式化しなければならない。なぜならば革命的な正義の観念と革命的良心だけがそれを実際により広くあるいはより狭く適用する諸条件を与えるだろうからである。共産主義者のあいさつをおくる レーニン」
共産主義者なんで、ムズカシク書いてるが、簡単に言えば
「オレたちボリシェビキのやることに、協力しないヤツ、反対する奴、抵抗する奴は、何の罪でもデッチ上げて、あっさり逮捕しちゃえばいいんだよ。
刑法なんて守る必要はない。裁判所はオレたちの思い通りだ。拡大解釈でも条文無視でも、証拠ねつ造でもインチキ証言でも自白強要でも拷問でも、フリーハンドで自由にやって、バンバン死刑判決を出しちゃえ。
片っ端から革命の邪魔者を殺していけば、後はオレたちの思い通りにできるじゃん。
多様な意見だの、人命だの、人権だの、法治だの、そんな甘ちゃんなことを考える奴は共産主義者じゃないよ。オレの命令通り、殺して殺して殺しまくれ」
ということだ。
志位さんが批判してるスターリンではなく、志位さんたち日本共産党がその名誉を守ろうとしているレーニンの発言である。
日本共産党は、100年経っても、自分たちが乗っかってる「人殺し思想」をまったく反省していない。
もちろん、自称・共産主義者の志位さんご自身は、実際にはあんまり人を殺してない。
しかし、それは、まだ政権を奪取してないこともあるが、やっぱり志位さん本人が、われわれと同じ戦後日本の資本主義教育を受けた、人を殺すだけの覚悟も度胸もない普通の倫理観の持ち主であること、いやぶっちゃけて言えば、本人は共産主義者と名乗ってはいるが、人殺しを何とも思わない100年前のロシア共産主義者のレベルにはぜんぜん達していない、しょせんは「甘ったるい中道左派」に過ぎない、というたまたまの偶然である。
もしも、志位さんよりもはるかに知性と教養と戦略があるうえに、他人を大量にぶっ殺すことに何ら躊躇もしない、ウラジミール・イリイチ・レーニンみたいな、根性の座ったホンモノの共産主義者が政権を奪取したら、また地上に死骸の山が築かれることになる。
途中で間違ったとか、別の結果があったはずだとか、そういうレベルの話ではない。
ロシア共産主義は、思想の結論として、論理の必然として、歴史の現実として、最初の最初から、正真正銘、問答無用、混じりっ気なし純度120%の、殺人思想なのだ。
ヒトラーのユダヤ人嫌悪を現実化したら、アウシュビッツのガス室になった。
レーニンの革命思想を現実化したら、ロシア国中が強制収容所になった。
老若男女問わず、丸坊主にされて、所持金から結婚指輪から金歯まで抜かれ、青酸ガスで燻り殺されるか、
零下30度の凍土で、365日森林伐採労働1日18時間で、腐ったジャガイモを夢に見ながら餓死するか、
両者に、いかなる差があるのか?どんな違いがあったのか?
違いは、時間の短さ・長さくらいだ。
ボリシェビキ・ロシアは70年も続いた。ナチス・ドイツは13年で終わった。
高須院長もそうだが、「ナチス・ドイツの科学は世界一!」って意見がよくある。
マンガで歴史を勉強するとそうなりやすい。
そもそもナチス政権は13年しか続いていない。その半分は戦争だ。ナチスの独力で科学技術を発展させる時間なんてなかった。一流の科学者を、科学技術インフラを、たった13年で養成なんかできるわけがない。
ナチス・ドイツの科学は、ヒトラーが作ったモノでも何でもなく、その前の時代、爛熟と混乱、そして自由だった、ワイマール時代の科学の蓄積と財産だったのである。
さらにその前のドイツ語文化圏「世紀末ウィーン」の豊穣な学問の遺産の上に築かれたものに過ぎない。その「世紀末ウィーン」で活躍した文化人には、ユダヤ人も多かった。
「ナチス・ドイツの科学は世界一!」なのではなく
「ワイマール・ドイツの科学は世界一!」なのだ。
「世紀末ウィーンのユダヤ人の学問は世界一!」だったのだ。
高須院長は「ナチス・ドイツの科学は世界一!」と絶賛し、
高須院長は無慈悲に殺された大量のユダヤ人に同情が薄い。
志位さんは無慈悲に殺された大量のロシア諸民族に同情が薄い。
つまりは、
その倫理観において、大した違いは無いのだ。
自分が基盤とする政治思想の「悪」に対して、まったく無頓着であることでは全く同じだ。
しかし、ナチス好きの高須院長を批判する人に限って、レーニンをヨイショする志位さんには、とことん甘い。
逆に、左翼をパヨクと蔑称したら何らかの批判になると思ってるオメデタイ人に限って、ヒトラーバンザイの高須院長を擁護する。
いいけどさ、
日本人がナチスを擁護するということは、ユダヤ人を敵に回すことであり、
イスラエルを敵に回せば、アメリカの敵になるということで、
第二次世界大戦を記憶を呼び起こし、
皇室すら危機に陥れる危険があるのだが、
それでいいのか?
それでいいのなら、部外者の琉球人としては止める権利はない。
琉球人としては、確実にまた敗北するだろう日本から離れて、もう一度アメリカに土下座するだけの話だ。
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