mixiに無かった便利なモノとして、ブログには「カテゴリー」がある。
私もさっそく作らせてもらったが、サイドを見てもらえばご理解いただけるように、このブログには「政治以外」というカテゴリーはあるが、「政治」というカテゴリーは無い。
なんでかというと「政治以外」以外の日記はすべて政治に関する内容だからだ(笑)。
やや場違いなカテゴリーとして「映画」があるが、これも原則として「映画の政治的解釈」の内容となる。
私はシネフィルでも映画マニアでもなんでもない、ただの映画好きなんで、映画に詳しいわけでは全然無い。映画史上重要とされてる著名映画で見逃してるモノもたくさんあるし、ジャンルも偏ってる。小津とか黒澤と言われても困る。浅い知識で語ることを、ご容赦いただきたい。
昔の日本映画にはプログラムピクチャー、シリーズ映画というものがあった。
そして、東宝、東映、松竹、大映、日活などなど、各映画会社にはそれぞれ得意分野というか、ある種の方向性があった。
テレビのBSチャンネルはそういう一昔前の娯楽映画をやってくれるんで重宝してるんだが、BSジャパンで楽しみなシリーズが始まる。
10/4(土)スタート「土曜の若大将」~シリーズ全作見せます! 加山雄三大いに語る:2014年10月4日(土)夕方5時00分|BSジャパン
2014.10.04 [土] 夜6時54分【大学の若大将】
http://www.bs-j.co.jp/cinema/d141004.html
2014.10.11 [土] 夜6時54分【銀座の若大将】
http://www.bs-j.co.jp/cinema/d141011.html
2014.10.18 [土] 夜6時54分【日本一の若大将】
http://www.bs-j.co.jp/cinema/d141018.html
80年代以降や平成生まれの皆さんは、東映「トラック野郎」なんかいうだけ野暮で、あの国民的映画と称される、寅さん「男はつらいよ」シリーズですら、1本も見たことがない人が多いんじゃなかろうか? だってなんだかダサそうだし(笑)。
だから、加山雄三、「若大将シリーズ」、といわれても、聞いたことはあるが、、、という感じだと思う。
東宝「若大将」シリーズは、戦後高度経済成長、日本の黄金時代を切り取った、観方によれば優れて「政治映画」でもあるのだ。
たとえば、この映画がスタートしたとき、日本にはまだ新幹線も走ってなかったのである。
その時代の日本がいったいどんな日本だったのか?
その時、何がスタートし、何が継承され、何が断絶したのか?
日本社会を考えるのならば、古い日本映画は非常に役に立つ。悪いことは言わないから、録画に余裕があるのなら、だまされたと思って一度ご覧になることをオススメしたい。