宮沢経産相、SMバーへの支出認める「地元秘書が利用」 - 産経ニュース
2014.10.23
宮沢洋一経済産業相は23日午後、産経新聞などのインタビューに応じ、2010年に広島市内のSMバーに政治活動費を支出していたとの一部報道について、「地元の秘書がその店にいった」として事実関係を認めた。宮沢氏自身は「行ったこともなく名前も知らない」と述べたうえで、「速やかに必要な措置をとる」として、政治資金収支報告書を訂正する考えを示した。
釈明の仕方がぜんぜん可愛くない。人気商売の「アイドル」としては失格である。
ライバルの乃木坂46・松村沙友理ちゃんを見習って欲しい。
路チューの乃木坂松村、ずっと涙目握手会 - 芸能ニュース : nikkansports.com
2014年10月19日
不倫報道の渦中にある乃木坂46松村沙友理(22)が18日、横浜市のパシフィコ横浜で行われた握手会に出席した。今月8日に週刊文春で妻子ある集英社社員との「路チュー」を報じられて以降、初めてファンと触れ合った。
松村と握手したファンの話を総合すると、松村は午前中、ずっと涙目だったという。
宮沢洋一ちゃんも、こういう感じの会見ならば、
『私がいろいろと悩んで煮詰まってしまっている時に、普段ならあり得ないんですけど、飲み慣れていないお酒に酔ってしまい 、お店に行きました。プレーの内容とかは大半がノーマルばかりで、SやMって感じでは、まったくありません 。そのお店に行く時は、偽名を使って会っていて、女王様のこともあまり知りませんでした。なんてバカなことをしたんだと、自分でも信じられません。』
許してあげたい。
仙台四郎、ビリケン、自民党小渕優子りん、乃木坂46松村沙友理。 - 在日琉球人の王政復古日記
さすが、時代は清和会系の天下だねえ。
伯父さんの宮澤喜一元首相は、これまた、異能の政治家だった。
自他共に認める護憲派、ハト派だったが、それは平和主義ではなく、要は「乱暴な馬鹿が嫌い」だっただけなんじゃなかろうか(笑)?
「頭の良い人間だけで国家を運営しよう。」
「戦前の軍部みたいな乱暴な馬鹿は二度と国家中枢に近づけない。」
「軍隊は、憲法9条でがんじがらめにして完全なるシビリアンコントロールを確立する。」
てな発想じゃなかったか?
まちがいなくリベラリストではあったが、おそらく民主主義なんか基本的に信じていなかった人だと思う。
なぜなら、民主主義は「馬鹿が決定権を持つ」制度だからだ。
「軍国日本」も嫌いだったが、「民主日本」も合わなかったんじゃないか。
宮澤喜一さんは学歴差別が凄かったらしい。
「東大法学部にあらずんば人にあらず」で、早稲田・慶応なんか鼻で笑ったらしい。
ただし、学歴差別というのは、他の差別と違う面がある。
人種差別は、その人間が立場を変更することは不可能だが、
学歴差別は、その人間が立場を変更することは可能だ。
よって学歴差別は、一種の実力主義で、逆に平等主義に近い。
書を能くし、英語がペラペラ、漢籍自由自在。
「和学、洋学、漢学、どれが好きか?」と質問に対し、「漢学」と即答したそうな。
彼の一番の理想は、天才文官が国政に参与し、馬鹿な武官は口出しできない「科挙制度」のあった支那帝国ではなかったか。
経済政策もバリバリのケインジアンだった。
「経済は民間が勝手にやれ」の古典派経済学派ではなく、「国家エリートがマクロな方向性をコントロールする」ケインズ経済学が感覚にフィットしたんだろう。
世評では「これだけの才能を持ちながら、エリート臭が強すぎ、人心掌握が下手で、政敵が多く、首相になるのが遅れた」と言われるけれど、まったく逆だと思う。
他派閥から嫌われるだけならまだしも、自分の派閥の同僚からも部下からも、なんと親分の大平からも嫌われて、余計な毒舌でまわりに敵ばっかり作って、さらに味方を作る努力をほとんどせず、国民受けも狙わず、頭を下げず、これだけの悪条件を揃えながら、よくもまあ途中で潰されないで、首相になれたもんだ、と思う(笑)。
田中角栄は宮澤喜一さんを「英語屋」と呼んで嫌っていたそうな。
根っからの「民主主義者」である角栄には、民主主義の根本理念に反する、本人も反する事を自覚しているのに平然と政治家をやってる宮澤さんが、マジで嫌いだったんだろう。
まあ宮澤喜一さんも、馬鹿相手に平気で頭を下げる民主主義者・角栄が、自分がプライド的にできないだけに(笑)、大嫌いだったと思うけど。
宮澤喜一さんは、中曽根さんや小泉さんがお得意のパフォーマンス政治も嫌いだったと思う。
さて、宮澤喜一さんと、中曽根さん・小泉さん、どっちが民主主義者か?
あきらかに中曽根・小泉の方が民主主義だ。
パフォーマンスとは民衆への宣伝であり、少なくとも民衆を意識しているからだ。
宮澤喜一さんははじめから民衆の感情を無視している(笑)。
中曽根・小泉は、馬鹿な民衆の前で、さらに馬鹿を演じて、木戸銭を集めて、「馬鹿を騙すのは簡単だ」と楽屋で笑う芸人。
宮澤喜一さんは、馬鹿な民衆の前で、何もしない。
「何かやれ」と言われたら「どうせ何をやっても、あなた達には理解できないでしょ」と失言して、石を投げられ、逃げ出す儒者(笑)。
人望ゼロなのに、才能だけで、民主主義国家の頂点に登りつめた男。
国家エリートにして、馬鹿の楽園・民主主義社会のアウトロー。
三途の川で「ところで、おたくはどちらの大学をご卒業?」と質問して、閻魔様を怒らせて地獄に落とされていないか、心配である(笑)。