【成人式DQN】超ド派手…花魁姿にカラフル羽織袴 北九州、周辺・お祭り騒ぎ…式典・静粛の棲み分け(1/4ページ) - 産経ニュース
2016.1.11
新成人の一部が、ど派手な衣装を着ることで知られる北九州市の成人式が10日、北九州メディアドーム(同市小倉北区)で開かれた。今年もカラフルな羽織袴にリーゼントをキメた男性や、花魁(おいらん)姿の女性が会場周辺にあふれた。その「ど派手」ぶりは聞きしに勝るものだった。(略)
『花魁は、ぶっちゃけ、娼婦、売春婦ではないか!』
『堅気の子女が、売春婦のファッションを真似てどうするのだ?はしたない!』
・・・というご意見があるけれど、
日本女性は「昔から」そうだったのだ。ずっと昔から売春婦を真似てきたのだ。
平成の御世、成人式における、いわゆる「花魁」風振り袖がネットで批判されたりするが、彼女たちは、日本の、というより、古今東西、人類の文化の法則に従ってるだけである。
NHK大河ドラマや時代劇を思い出して欲しい。
平安時代や戦国時代を舞台にしたドラマに登場する女性は、長く伸ばしたストレートヘアのはずだ。「髷」なんて結っていない。
しかし、水戸黄門、遠山の金さん、新選組などなど、江戸時代や幕末を舞台にした時代劇を思い出してみると、女性もちゃんと「髷」を結っている。
つまり女性の髷は「江戸時代から」のファッションなわけだ。
平成の今でも、結婚式の花嫁さんの髪型の定番といえば「文金高島田」であるが、その元である「島田髷」は江戸時代で最もポピュラーな女性の髷だった。
そして、その起源は、なんと「江戸時代の売春婦のヘアファッションである」というのが最も有力な説だ。
江戸時代初期、東海道島田宿(現在の静岡県島田市)の宿場女郎が、未成年男性の髪型「若衆髷」を改良して始めたものらしい。
オンナを売るサービス業の娼婦がなんで「男性の髪型」なのか?
といえば、おそらく、当時大人気だった陰間(ゲイ・セックス専門売春業男性)からのインスパイアだろう。
男性同性愛セックス業者の髪型を、女性売春婦が真似て、それが一般子女にまで流行したわけだ。最終的には結婚式のお嫁さんまで売春婦起源の髪形を真似たわけだ。
結婚式でさえそうなんだから、成人式で花魁を真似ても、なんらおかしくない。
そしてこれは日本だけの話ではない。皆さんが大好き(笑)なお隣・朝鮮も同様だ。
朝鮮女性の伝統衣装といえばチマチョゴリであるが、「チマ」はスカート部分を指し、「チョゴリ」は上着部分を指す。
だから男性衣装はパジチョゴリと呼ばれ、「パジ」はズボンを指す。
「チョゴリ」は男女共通の上半身部分というわけだ。
李氏朝鮮中期までは、上着「チョゴリ」に男女の差異はあんまり無かったのだが、後期になって、女性だけ、チョゴリの丈がどんどん短くなっていった。
末期には女性のバストを隠し切れないほど短くなり、嫌韓派の皆さんおなじみの「乳出しチョゴリ」になる。
日本より寒い朝鮮、衣料の保温性・機能性を無視してまで変形したその理由は「マネ」だった。
誰を真似たのか? 一般子女が、朝鮮の娼婦・妓生(キーセン)のファッションを真似たのだ。
当時の朝鮮儒者が「最近、下賎な身分はおろか、両班(良家)の子女まで、妓生ファッションを真似て大流行だ。嘆かわしい限りだ」と、平成のネットの皆さんソックリの批判を残している。
これは日本と朝鮮が特殊なのではなく、支那もヨーロッパもよく似た現象があっただろう。
女性が娼婦のファッションを真似る・・・おそらく人類文化の共通法則なのだ。
そして男性は、堅気も、ヤクザやアウトローのファッションを真似る。
日本のヤンキーから、ヨーロッパのフーリガン、アメリカのヒップホップファッションまで、これもおそらく人類文化の共通法則なんだろう。
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