松竹映画・寅さんシリーズが終わっていて、ほんとに良かった。
もし、今でも寅さんシリーズが作られていたら、寅さんが郵便局のATMから拒否されて、さくらや、おいちゃんおばちゃん、タコ社長に頼み込んで、妹名義で口座を作り直すというコメディ?シーンを撮影するハメになったいた(笑)。
極東会トップを逮捕 警視庁、口座詐取の疑い(1/2ページ) - 産経ニュース
同課によると、平成22年以降、金融機関が暴力団排除条項を導入し、松山容疑者の口座も複数解約されていた。松山容疑者は「現金の保管先に困り、娘名義の口座を作った」と容疑を認めている。口座には数億円の残高があり、別人名義の口座にも松山容疑者の資金が流入していたという。
山口組総本部を家宅捜索 京都府警、詐欺容疑に関連して (朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
府警は先月28日、山口組2次団体「雄成会」会長の高橋久夫容疑者(54)=京都市南区=と配下の組員だった露天商の男ら計8人が昨年8月、暴力団とは無関係とする虚偽の文書を花火大会や夏祭りの主催者に提出し、露店の出店許可を不正に得た疑いで逮捕した。
江戸時代、寺や神社は町中にあっても、町奉行の管轄ではなく、寺社奉行支配の治外法権だった。
そのため、博徒が規制のゆるい寺や神社で賭場を開帳することが多くなり、バクチの上がりを 「寺銭」と呼ぶようになった。
神社のお祭り縁日の露天商も、神農、的屋と呼ばれ、正真正銘ヤクザの家業である。
博打にしても的屋にしても、ヤクザと神社仏閣は切っても切れない関係である。
帝釈天で産湯を使った寅さんだって、正真正銘の的屋家業である。旅の先々で寅さんはこのご両名には絶対お世話になってるはずなんだよ(笑)。
松竹「男はつらいよ」車寅次郎VS東映「トラック野郎」星桃次郎~【追悼】菅原文太&渥美清。 - 在日琉球人の王政復古日記
極東会は戦前から関東神農道の総元締め。
おそらく六代目山口組雄成会も的屋系ヤクザだろう。
特に、東京を含む関東の神社や寺のお祭り・縁日には、極東会が一枚かんでる、というか勧進元として庭場を仕切ってきたはずである。
ということは、靖国神社の「みたままつり」だって、極東会が関与しているだろう。
となれば、祭りの無事成功を祈念して、曺圭化親分だって、靖国神社でお祓いを受けた経験があるだろう。
まさかパジチョゴリというわけにも行かないので(笑)、紋付羽織袴姿の曺さんが、護国の英霊に頭を垂れて、神事に参列したことは一度や二度ではないはずだ。
つまり、戦後の靖国神社の風物を守ってきたのは韓国人の曺さん、ということである。
靖国的にも、在日的にも、あんまり都合のいい話ではないが(笑)、これが「日本」の真の姿なのである。心がホッコリするイイ話じゃないか。
神社や神道、日本のナショナリズムに深く繋がる存在でありながら、なぜか、排外的ナショナリズムにはならず、戦後一貫して、民族的・階級的マイノリティをカタギ世界以上に広く深く受け入れ続けたのが、犯罪集団・ヤクザ社会の別の一面である。
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寺社とマイノリティ、ということでは、こっちも日本の歴史である。
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