戦後日本の社会主義化・共産化を防いだ功労者は、自民党ではなく、実は創価学会なのだ。
そのままなら、左翼に流れるはずの、貧乏人・貧困層の膨大な票を、なんとか阻止してきたのが公明党なのだ。
もしも公明党が無かったら、社会党や共産党の議席数はもっと多かったはずである。
安保法案を考えることは、そのまま、戦後日本を考えることであり、
戦後日本を考えることは、そのまま、日本の近代化(明治維新)を考えることであり、
日本の近代化(明治維新)を考えることは、ある意味、日本の新興宗教を考えることであり、
日本の新興宗教を考えることは、ある意味、創価学会&公明党を考えることであり、
創価学会&公明党を考えることは、ある意味、法華経&日蓮を考えることであり、
法華経&日蓮を考えることは、そのまま、大乗仏教を考えることであり、
大乗仏教を考えることは、ある意味、仏教=釈迦の思想を考えること、でありますな。
安保法制は「池田大作先生の教えに反する」創価大関係者ら公然と批判 - withnews(ウィズニュース)
2015年08月11日
参院で審議が続く安全保障関連法案。与党・公明党の支持母体である創価学会の池田大作名誉会長が創立した創価大学の教員・卒業生らからも、公然と批判の声が出始めた。ネット上では「安全保障関連法案に反対する創価大学・創価女子短期大学関係者有志の会」が11日、反対声明をアップ。賛同者を募っている。
「創立者・池田大作先生の理念を我が人生の根幹に据え」反対を表明
「有志の会」のサイトにアップされた声明文では、「現在、9割の憲法学者が『違憲』と判断している安全保障関連法案が、安倍政権により採決されようしています。私たちはガンジー、キングの人権闘争の流れに連なる創立者・池田大作先生の人間主義思想を社会に実現すべく学び続けてきました。そこで培った人権意識を持つ者なら、声を上げるべき時は、今です」と呼びかけている。
そのうえで、「私たち関係者有志は、創立者・池田大作先生の理念を我が人生の根幹に据え、安全保障関連法案への『反対』を表明します」とアピールしている。
創価学会は極めて大きな勢力であり、ある意味、戦後日本の政治や文化を象徴する存在なのに、日本は、日本の保守派もリベラル派も、ずーっと、バカにして、無視してきた。マトモに考えてこなかった。
創価学会、という単語に、在日!だの、朝鮮!だの、そういう反応をするネトウヨさんは、その分析が完全に間違ってる部分を除けば(笑)、まだ、反応するだけ、マシだったのだ。
古い保守派や右翼は、創価学会を「根本的に天皇制に合致しない異物」として警戒しながらも、共産党や旧社会党など左翼勢力への防波堤として「反共」の一点で利用しようとしてきた。
厄介な、しかし、使える「道具」、としてしか見てこなかった。
リベラル派や左翼の対応は、 保守派や右翼よりもヒドかった。
「シューキョーなんてバカが信じるモノだ」「劣等思想だ」「ただの詐欺だ」と、最初から、頭から、馬鹿にしきってきた。
戦後日本のリベラル派や左翼知識人が、真剣に考察した宗教は、おそらく「靖国神社」と「統一教会」と「親鸞」の3つだけだったと思う。
「靖国神社」と「統一教会」は、左翼の敵として、批判的に分析した。
「親鸞」は、その思想が左翼の心情とシンクロしたのか、好意的に受け入れた。
ネトウヨさんは信じないかもしれないが、日本の左翼が創価学会を「自分たちの仲間だ」と思ったことなんて、おそらく一度もない。
味方でもなく、敵ですらない。
単なる無知蒙昧なバカ集団であり、相手にしなかった。
一般には、創価学会が、法華経信仰、日蓮思想だということすら、知らない。
そもそも「南無妙法蓮華経」と「南無阿弥陀仏」の区別も付かない(笑)。
創価って仏教なんでしょ? なんで仏教じゃないインドのガンジーや、キリスト教のキング牧師の名前が出てくるの?、という人が99%であろう。
戦後日本人は、何にも知らない、興味もない、そういう集団に政治の一部を任せてきたのである。
結局、そのツケが回ってきた、ということだろう。
正直言えば、私だって、法華経信仰よりは、浄土信仰のほうが興味があったし、日蓮より親鸞だった。
でも、そろそろマジメに、創価学会や日蓮や法華経を考えないといけないだろう。
困ったなあ(笑)。