音楽ファンですら、政治と宗教から無関係ではいられない(笑)。
長渕剛さんのオールナイトライブで帰宅困難者続出 訓練されたファンはそのままピクニック開始 - ねとらぼ
2015年08月23日
自身二度目となるオールナイトライブ。全国のファンが駆けつけるとあって、ライブ前には最寄りの新富士駅でシャトルバスへの列が長く伸び、会場への国道139号線は大渋滞になりました。当然ライブ終了後にも退場の大混雑が予想されていたため、運営はリストバンドによる退場規制を実施しました。
ライブは6時に終了したのですが、まず30分後に「ア」行のリストバンドの参加者が退場を開始、その後1時間30分ごとに「カ」行、「サ」行と続き、最終的に13時からすべての参加者が退場できるとのアナウンスが。そ、壮大すぎる。終わっても6時間はその場に止まらないといけないとは……。
東海道新幹線に「新富士駅」なんていう、東海道本線にもアクセスしてない、中途半端な場所に中途半端な駅ができたのは、最寄に、たまたま、日蓮正宗という宗派の総本山・大石寺があり、たまたま、信徒団体に創価学会というのがあり、ムダに人数が多く(笑)、彼らが集団登山する需要があったからだ。
平成の創価学会は、安保法案をアシストするくらいのパワーがあるが、
昭和の創価学会は、新幹線の駅を作るくらいのパワーがあったわけだ。
まあ、作ったのはよかったとしても、その後、なんと、日蓮正宗と創価学会が絶縁してしまい、新富士駅を使う団体客は激減。
この駅いったい何のために作ったんだ?状態だったのだが(笑)、カリスマ・スター長渕剛さんのお陰で、新富士駅も久々の有効利用である。
考えてみれば、創価のご本尊・日蓮さんも、鎌倉時代のカリスマ・ロックスターだったんだと思う。
私は歌の良し悪しなんか判らんないけど、
このPV見てると、まるで日蓮の「法華曼荼羅」まんまだ(笑)。
テンションというか、感覚が、似てるんだと思う、日蓮さんと長渕さん。
いや冗談ではなく。
「オレはとことんダメだ・・・」
「このオレが法華経だ!」「このオレがロックだ!」
というポジティブさから見て、長渕さんは明らかに日蓮タイプである。
長渕さんの歌も、ある意味、現代の題目なんだろうし、
日蓮さんの唱題も、ある意味、当時のロックだったんだろう。
偶然見つけたが、
長渕剛の心に響く名言集!長渕語録は人生を何倍にも輝かせてくれる! | Live情報 ライブフリーク
人生は一度きりだから 生まれ変わるなら生きてるうちに。
生きて生きて生きまくれ!お前の命は生きるために流れている
これなんて、まんま「聖教新聞」というか「人間革命」の一節である(笑)。
若き君よ 勝ちまくれ! 青春は人生の一生の土台|希望の譜|SOKAnetムービー|創価学会公式サイト
「勝ち」「勝利」という言葉を多用するのも、アッパーな日蓮系、特に創価学会の特徴である。
対して、負け犬の救済を目指す、ダウナーな浄土宗や真宗など念仏系は、勝利という言葉はほとんど使わない。
2代目・戸田城聖だって、当代・池田大作センセイだって、戦後の貧しかったあの頃、ある人たちにとっては、確実にロックだったのだ。あ、演歌か(笑)。
今も昔も、新富士駅って、魂を震わせる場所への入り口なんでしょうね。
もちろん、お互いに、お互いを、全然違う!と異論もあるだろうが、どっちに対しても不信心な立場から見える風景ということで。
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