在日琉球人の王政復古日記

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#日本海 일본해VS #東海 동해~世界の東の果て~名前は他人のために存在する。しかし所有物にも付ける。

「日本海」表記支持58% 195カ国調査 「東海」併記へ韓国攻勢 (産経新聞) - Yahoo!ニュース

2017/8/4(金)
 日本海の国際呼称について、韓国が求める「東海」への表記変更が増加している問題で、日本海の単独呼称支持を表明する国が約58%にとどまっていることが3日、外務省への取材で分かった。北朝鮮のミサイル実験に伴い同海域に言及する報道は年々増加。国際的な関心が高まる中、呼称変更運動を展開してきた韓国の民間団体などは各国への攻勢をさらに強めている。
 調査は外務省北東アジア課が世界の195カ国を対象に、昨年4~6月に実施した。114カ国が「日本海」の単独表記を支持した一方、11カ国が「東海」との併記を支持。69カ国は立場を明らかにしなかった。
 同課は併記支持の国名などを明らかにしていない。担当者は「各国の状況を明らかにすれば、韓国のロビー活動の『草刈り場』になってしまう」と説明している。
 7月28日の大陸間弾道ミサイルICBM)発射の際には、米CNN(電子版)などが一部記事で両呼称を併記。韓国側の抗議を意識したためか、欧米メディアでは海名の言及を避け「朝鮮半島の東沖合」などとする報道も目立つ。
 韓国での運動を主導する徐敬徳(ソ・ギョンドク)・誠信女子大教授は「北朝鮮の挑発を名称変更の『チャンス』と呼ぶべきではないが、報道が増加しているのは事実だ」と指摘。「米ニューヨーク・タイムズなど影響力のある媒体で併記を実現し、将来、『東海』単独表記を普及させたい」としている。

 

誤解されやすいのだが、琉球人は基本的に、ご主人様であるヤマトンチュの味方である。琉球人は骨の髄まで犬畜生である。いつでも尻尾を振っている。

そして、我々琉球人が、韓国人の味方をしなければならない義理なんかカケラもない(笑)。


まあ客観的スタンスを取っても、日本海呼称問題は、そもそもが韓国人の無理筋である。

 

まず「東海」という、かなり抽象的な名称を、具体的な一海域の名称として世界的に認めろ、という主張に無理がある。
韓国人の「東海」という呼称は「朝鮮半島の東の海」という意味で、あまりに自己中心的過ぎる。
世界中の他の国だって、自国の東の海を「東の海」と呼んでるはずで、日本にも別の「東海」があるし、支那にも別の「東海」がある。というか世界中にいろんな「東海」があるだろう。

 

もちろん世界的に認められた抽象的な名称にヨーロッパの「北海」がある。

ただアレは、あの海の北は北極だけで、ヨーロッパのほとんどの国にとって「北の海」だから認められやすかったのだ。例外に近い名称である。

 

しかし、韓国人の立場とは全く無関係ながら、実は「東海」にもヨーロッパの北海と同じような有利な点はないではない。
なぜなら、偶然にも、日本海は「ユーラシア大陸の東の端」に位置するのだ。

 

日本人の世界地図は、太平洋を中心に置く。

しかし、こんな切り方は、世界の少数派だ。

ヨーロッパ人も、アメリカも、ロシアも、世界の強国は、白人の国は、大西洋を中心にした世界地図を使う。

その地図において、日本列島も、朝鮮半島も、世界の東の端っこなのである。

当然、日本海も世界の東の果ての小さな海域だ。まさに「東の海」である。

ヨーロッパ人にとっても、アメリカ人にとっても、ロシア人にとっても、日本海を「西海」とか「南海」とか「中央海」と言われれば違和感があっても、「東海」ならば「その通りだね」となる。


世界の多数派が使う世界地図において、日本海は「東の海」であって、世界中でほぼ唯一、日本にとってだけ、「西の海」なのである(笑)。

 

日本人以外の世界中の人々にとって、日本海は「東の果ての海」なのだ。

だから、「東海」は韓国人の荒唐無稽なエゴイズムだ、と単純には斬り捨てられない、日本にとっては不利な要素があることを認識しておかないと危ないだろう。

  

まあそれでも、「東海」には無理があるとして、じゃあ「日本海」は妥当か?

おそらくだが、昔の日本人は、日本海を「日本海」とは認識していなかったはずだ。


そもそも、名前というモノは、自分のために付けるモノではなく、他人のために付けるモノである。

山田太郎」という名前は、山田太郎ご本人が自分のアイデンティティのために付けたモノではなく、山田太郎以外の他人が山田太郎を識別するために付けられたモノなのだ。


だから、自分の名前には「自分ではない外部の情報」を付けることが多い。

山田太郎だって、山田家という、個人にとっては外部にある組織の情報、太郎という、外部から見て男性で第1子であるという情報、で構成されている。


たとえば、鈴木家と田中家の間にゴミ置き場があれば、鈴木さんからは「田中さんちの前のゴミ置き場」と呼ばれ、田中さんからは「鈴木さんちの前のゴミ置き場」と呼ばれるのが普通である。

町内会に、鈴木家と田中家の間と、鈴木家と中村家の間に、ゴミ置き場が2つあるのに、鈴木家と田中家の間にゴミ置き場を「鈴木家の前のゴミ置き場・その1」と呼ぶ鈴木さんはいない。いたらちょっとおかしな鈴木さんだ(笑)。


たとえば、対馬海峡をあえて名称変更するとしても、日本人は「日本海峡」とは呼ばないだろう。

なぜなら、日本には他にも宗谷海峡津軽海峡関門海峡があるのに、対馬海峡だけ「日本海峡」と呼ぶのは変だからだ。
日本人なら、おそらくは「日本からみて朝鮮との間の海峡」は、「田中さんちの前のゴミ置き場」と同じ理屈で、朝鮮海峡」と呼ぶだろう。

たとえば、アメリカ合衆国人がメキシコとの間の海を「アメリカ湾」と呼ばずに「メキシコ湾」と呼んでるように。

 
だから日本人が、日本海を「日本海」と呼ぶのは、本来変なのだ。
どっちかといえば、韓国にとっては「日本との間の海」なんだから、韓国人こそが「日本海」と呼ぶほうが正常なのだ。

逆に、日本人こそが日本海を「朝鮮海」と呼んでもおかしくはない、というか、おそらくはそう呼んでいたはずだ。

 

おそらく、日本海を「日本海」と呼び出したのは、歴史的にはつい最近であり、呼び始めたのも、日本人ではなく、日本や朝鮮を外部から見た、支那人か、またはヨーロッパ人だろう。

 

そして、日本人も気が付いているが(笑)、韓国人のホンネは「東海」にしたいわけではない。

彼らのホンネはとにかく「日本海」がイヤなのだ(笑)。

日本海」でさえなければ、名前なんてなんでもいいと思ってるはずだ(笑)。


その理由は、上記の「名前は他人のために付けるモノという意味ではなく、もうひとつ「所有物には自分の名前を付ける」という感覚を感じるからだ。
つまり日本海を「日本海」と呼ぶと、まるで日本海が「日本の所有物」に感じてしまうわけだ。
じゃあ、インド洋は「インドの所有物」か?、東シナ海は「支那の所有物」か?、という反論もできるが、気持ちは判らんではない(笑)。


その理屈でも日本海は少々変である。

「この海は日本以外の誰のモノでもない日本の所有物」という意味で「日本海」という名称を使うのならば、おそらくは、外国に接していない、まったくの日本の内海である瀬戸内海こそが「日本海」の名称に相応しいだろう。


もしもウッカリ、昔の日本人が瀬戸内海を「日本海」と呼称していたら、今の日本海はどう呼ばれていただろうか?
それこそ日本人の方から「朝鮮海」と呼んでいただろう。「北海」「渤海」「女真海」なんていう名称だったかもしれない。

 

じゃあ、日本が韓国に完全勝利するにはどうすればいいのだろうか?

 

日本海일본해VS東海동해~日本とは何か?~韓国人やVANKに「トンへだけは絶対イヤ!」と後悔させる究極の秘策。 - 在日琉球人の王政復古日記

に続く。