在日琉球人の王政復古日記

NATION OF LEQUIO

イワン雷帝→ピョートル大帝→スターリン→プーチン~ロシア人の暴君信仰、マッチョ、フーリガン、コサック暴走族。

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ロシアのプーチンさんと、モーターサイクル・ギャング「Ночные волки ナチヌイエ・ボルキ」(夜の狼たち)。

 

※これは、2017年8月の日記。ウクライナ戦争前である。

 

いくらトランプさんでも、ヘルズ・エンジェルスとツーリングしない(笑)。

いくら習近平さんでも、香港マフィアと集合写真は撮らない(笑)。

  

あの「タフガイ」が暴走?プーチン首相、ハーレーを走らせる 写真30枚 国際ニュース:AFPBB News

2016年12月3日

ウクライナセバストポリ(Sevastopol)で24日に開催されたバイク愛好家のイベントに、同国を訪問中だったロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)首相がハーレー・ダビッドソン(Harley Davidson)にまたがって登場した。プーチン首相は集まった7000人のバイカーたちを「兄弟たち」と呼び、「バイクは自由の象徴だ」とスピーチ。スピード違反をしないよう注意したあと、ウクライナ語で「バイクよ永遠に!」と言って締めくくった。 このイベントは、ロシアのバイクサークル「ナチヌイエ・ボルキ(夜の狼たち、Night Wolves)」が主催した。(c)AFP

 

プーチン大統領が「ワイルドな休暇」、上半身裸で釣りも | ロイター

2017年08月07日
[モスクワ 5日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領(64)は、1─3日にシベリアのトゥバ共和国で休暇を過ごし、大自然の中、釣りや水泳を楽しんだ。大統領府は5日、上半身裸で釣りに興じる様子などが映った動画を公表した。
プーチン大統領は頻繁に「強い男」ぶりをアピールすることで知られ、それが高い支持率にもつながっている。
映像では、大統領は釣りのほか、湖に潜って水中銃で魚を捕えたり、水泳を楽しむなどした。また、ショイグ国防相とともに日光浴する場面なども映っている。
ペスコフ大統領報道官は、4日記者団に「水温が17度を超えることはないが、それでも大統領が泳ぐのを止めることはできなかった」と述べた。また、水中ではカワカマスを2時間追いかけ、ついに捕獲に成功したと明かした。

 

民族のステレオタイプは、思考の怠惰ではあるが、そうはいっても、やはりステレオタイプは、その国の政治状況をズバリ説明してくれる。

 

「一強」といいながらも長続きせず、独裁者が生まれにくい、しかし体制は自民党のまんま続く、戦後日本。

独裁だ何だと言われながら、強権的な大統領制が性に合ってるらしい韓国。

持てると持たざる者、あくまでも階級闘争である、イギリス。

ワイマールの反省から、コロコロ変わるより長期安定を選ぶドイツ。

ハートは左翼、サイフは右翼(笑)な、フランス。

とにかくワケが解らない離合集散で短期政権のブツ切り状態イタリア。

共産主義といいながら、本質は科挙制度の唐宋明清帝国まんまの大陸支那

などなど。

 

プーチンさんはロシアだ。ロシアそのものだ。ロシア以外何者でもない。

こんな政治家、アメリカじゃ無理だし、もちろん日本も無理だ。

 

支那も似ているようで、本質的には異なる。

習近平さんも独裁者だが「習同志はインテリだから、頭が良いから、思想が正しいから、指導者に相応しい」ということになっている。

いくら支那でも「習さんは、マッチョで、ステゴロ天下無敵!」なんていう評価のされ方はしない(笑)。

北朝鮮金正恩も同系統である。

東アジアは、儒教思想科挙制度、文官優位、インテリ天下のお国柄だ。

 

しかし、ロシアは、単なるインテリではダメなのだ。脳みそでなく筋肉、マッチョ!マッチョ!マッチョ!、オスとして強いことが求められるのである。

 

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人権思想、普通選挙、議会制度、民主主義は、雪と寒さが苦手らしい(笑)。

 

プーチンさんのロシアは、民主主義のはずなのに、本質は独裁である。

まるで昔の共産党だ、という意見もあるだろうが、

さらに大昔のロマノフ王朝ロシア帝国から変わらないのだ。

プーチンさんがソ連共産党に似てるのではなく、共産党レーニンスターリンも、ロマノフ皇帝とソックリだったのだ。

 

そして、穏健で文弱な支配者よりも、他人の命を屁とも思っていない、ひょっとしたら頭がおかしいのではないか?と疑われるくらい(笑)非情・苛烈・残虐のムチャクチャな暴君の時代の方が、ロシアが安定していたのも、また事実である。

 

イワン雷帝(1530年~1584年)。

織田信長(1534年~1582年)。

同時代人で、粗暴さもよく似ている。

 

ピョートル大帝(1672年~1725年)

8代将軍徳川吉宗(1684年~1751年)。

肉体頑健、実学に関心を持ち、殖産興業による中興の祖ということで、似た部分が多い。

 

近年、アメリカや西ヨーロッパは同性愛に寛容になりつつある。

日本は、正直言って、同性愛は日陰者で、嘲笑の対象にもされるが、それでも、同性愛者を殴ったり、ましてや殺したりはしない。

しかし、ロシアは別世界である。

日本人は同性愛をニヤニヤ笑うだけだが、ロシア人は同性愛を心の底から嫌悪し、激怒し、暴力をふるう。

なぜなら、同性愛は、オトコの価値を暴落させるからだ。

ロシアでは、オトコはオトコじゃないといけないのだ。

 

ロシアでも同性愛者を襲撃 サッカー欧州選手権で興奮 - LINE NEWS

2016年6月17日

 16日のロシア紙コムソモリスカヤ・プラウダ(電子版)によると、中部エカテリンブルクで最近、フーリガン化したサッカーのロシア人サポーター約20人が同性愛者が集まるバーを襲撃する事件が起きていたことが分かった。
 負傷者が出ており「サポーターはエアガンを発砲した」(客の証言)と報じられている。
 米フロリダ州では12日に同性愛者が集まるナイトクラブが襲撃され49人が殺害されたばかりだが、ロシアの事件はその前日の11日夜に発生。この日はサッカー欧州選手権フランス大会で、ロシアがイングランドと引き分けており「サポーターは興奮していた」(同紙)。ロシアではプーチン政権が同性愛規制法を制定するなど、性的少数者LGBT)への差別が根強い。 

 

そして、フーリガンのような、暴力賛美、マッチョ信仰も、ハマりやすい。

 

サッカーは二の次、味方以外はすべて敵―露フーリガンの恐るべき実態 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

2016年06月15日

フランスで開催されているサッカー欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)で暗い影を落としているサポーターの暴力問題。そこでAFPは、特に危険な行動を起こしているロシアの過激サポーター集団「フーリガン」の実態について解説する。
(略)

  

ロシア人有権者は、政策ではなく、筋肉に、投票する。

プーチンさんは、ロシア人が望む統治者=暴君を、演じているのである。

 

そして男の中の男、プーチンさんは、現在に復活したコサックのような、モーターサイクルギャング、要は暴走族とも、ダチの付き合いをして、ケツモチになり、ケンカ上等だぜ!アメリカもドイツもかかってこいや!とマッチョを見せびらかすのである。

  

バイクに乗ったコサックたち | ロシアNOW

2013年12月13日

 風で荒れた顔、レザーとタバコの匂いやタイヤの轟音は、夜のモスクワの道路を独占する暴走族を思い起こすが、彼らは、西側の暴走族とはずい分肌合いが違い、バイクに乗ったコサックといったところがある。

(略)

 

愛国心がモットー、露バイク集団「夜の狼たち」─アーバントライブ(1) 写真10枚 国際ニュース:AFPBB News

2014年10月10日

 日没を迎えたロシアの首都モスクワ(Moscow)で、レザージャケット姿で大型バイクにまたがり、長い髪をなびかせて市内を走る「ナチヌイエ・ボルキ(夜の狼たち、Night Wolves)」──ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は、愛国心を前面に掲げるこのバイカー集団のメンバーを「兄弟」と呼ぶ。
(略)

 

プーチン大統領に忠誠を誓った悪名高きバイカー・ギャング「ザ・ナイトウルブス」、その背後にあるストーリー : カラパイア

2016年02月11日

 プーチン大統領に忠誠を誓った男たちがいる。「ザ・ナイトウルブス(夜の狼)」は、ロシアで最大かつ最も悪名高いバイカーギャングだが、同時にロシア政府から後ろ盾を得た分離独立派の民兵組織でもある。
 ロシアで勢力を強める超国家主義の波に乗った番兵である彼らは「プーチンズ・エンジェルズ」とも呼ばれている。
(略)

 

動画:ロシアの愛国バイク集団、ポーランドが入国拒否 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

2016年05月02日

【5月3日 AFP】第2次世界大戦(World War II)での旧ソ連の対独戦勝71周年を祝うべく独ベルリン(Berlin)へ向かっていたロシアの愛国主義的なバイク集団「ナチヌイエ・ボルキ(夜の狼たち、Night Wolves)」のメンバーらが1日、経由地のポーランドで入国を拒否された。当局が明らかにした。
 ポーランド国境警備隊によると、入国を拒否されたのは、同集団に所属するスロバキア人4人、ドイツ人2人にロシア人1人の計7人のバイカー。ベラルーシ・ブレスト(Brest)とポーランドテレスポル(Terespol)との間の国境で、「治安」上の問題を理由に引き返すよう命じられたという。
 7人は、別の国境地点を越えてポーランドに入国した他のロシア人メンバーや、ポーランド国内で同行する予定の同国人バイカー数十人と合流する予定だった。
 ポーランド政府は先月29日、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領に忠誠を誓う同集団のメンバーが含まれている可能性があるとして、ベルリンへ向かうロシア人バイカーらのポーランド通過を禁止していた。同集団は、ロシアとポーランドの関係が悪化した昨年もポーランド入国を拒否されている。
 ロシア外務省は先週、露バイカーの入国禁止措置を「悪意ある侮蔑的な態度」と非難。「欧州をファシズムから解放するために命をささげたソ連兵を、ロシアの市民グループが追悼することを妨害する」のが狙いだと主張した。
 ロシア当局は、2010年にポーランドレフ・カチンスキ(Lech Kaczynski)大統領(当時)夫妻を乗せた政府専用機が墜落したロシア西部スモレンスク(Smolensk)で、ポーランドが4月に追悼式典を行うのを許可していただけに、今回の措置は「特に言語道断」だとしている。
 ナチヌイエ・ボルキの創設は、ソビエト連邦が崩壊する直前の1989年。ロシアや旧ソ連構成国に計5000人程のメンバーがおり、ウクライナの分離派が支配する東部ルガンスク(Lugansk)州や、2014年3月にロシアが併合した南部クリミア(Crimea)半島にも出没。ウクライナの親ロシア派武装勢力に加わるメンバーもいる。(c)AFP 

 

結論を申し上げれば、日本のネトウヨさんも、筋肉ヤクザのロシアとケンカするのは止めた方がいい。

   

日本会議なんてお爺ちゃんのお茶会だ。

在特会だって、100メートル全力疾走で息が上がってぶっ倒れる、運動不足のオタクの同好会だ。

 

しかし、ロシアの右翼さんは、

身長2メートル、体重180キロ、ウォッカ500リットルで出来ている。

1年の半分が雪と氷の地獄を、酸っぱい黒パンと不味いアルコールと沸騰した紅茶だけで生き延びてきた。それも何千年もの間だ。

プーチンさん公認の治外法権だし、平気で他人を殴るし、躊躇なく内蔵をナイフでえぐる人たちだ。そして逮捕もされない。

  

日本人だって、武士道、特攻隊、靖国神社があるかもしれないが、

精神力で筋肉に勝つのは難しいと思う。

あんなムキムキ豪腕で殴られれば、いくら特攻隊の英霊でも、やっぱり痛い。

 

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