在日琉球人の王政復古日記

NATION OF LEQUIO

入閣固辞、酒グビグビ、答弁書朗読、日米地位協定見直し、靖国分祀~「無欲で正直な善人」江崎鉄磨沖縄北方相。

おそらく、20世紀最高の戦争の天才であろう、ドイツ第三帝国フォン・マンシュタイン陸軍元帥閣下の逸話(と言われている)にこういうのがある。

 

将校には4つのタイプがある。

第1に、無能で怠惰なタイプ。これは放っておいても害がない。

第2に、有能で勤勉なタイプ。これは参謀に抜擢するといい。

第3に、無能で勤勉なタイプ。これが一番始末に負えない。直ちに解任。

第4に、有能で怠惰なタイプ。これこそ最高の地位に相応しい。 

 

激怒した二階幹事長、説得 江崎沖縄北方相、入閣固辞も… (産経新聞) - Yahoo!ニュース

2017/8/3(木)
 3日の内閣改造で初入閣した江崎鉄磨沖縄北方担当相(73)が、安倍晋三首相から改造前日の2日に入閣を打診され、一度固辞したことが分かった。江崎氏が所属する二階派会長の二階俊博幹事長が経過を知り、激怒した二階氏が翻意を強く促した。二階派関係者が明らかにした。
 江崎氏は3日の二階派会合で、高齢を理由に「私は『その任にあらず』と二階氏に話したら、叱られた」と明かした。二階氏からは「君は俺より4つも若いじゃないか」と強く説得されたという。

 

やる気ゼロの江崎さんは、おそらく「第4」ではないが(笑)、つまり「第1」なんだから、無益ではあるが、有害ではない。そんなにイジメたら可哀想である。

 

江崎大臣が飲酒で安倍晋三首相から注意された (文春オンライン) - Yahoo!ニュース

2017/8/8(火)
「しっかりお役所の原稿を読ませていただく」発言で就任早々、物議を醸した江崎鉄磨・沖縄北方担当相(73)が、初閣議後に、安倍晋三首相から注意を受けていたことが「週刊文春」の取材でわかった。
 初閣議の直後には、慣例で日本酒が出されるが、「酒好き」で知られる江崎新大臣に、安倍首相は「江崎さん飲んだらダメですよ」と声をかけた。しかし、江崎氏は二杯目も口にし、安倍首相は真顔でこう諭したという。「ダメだダメだ、江崎さん。これから会見なんだから」
 すると、江崎氏は悪びれる様子もなく、
「これで勢いがついて、舌が滑らかになります」
 さすがに怒った安倍首相は「ダメだ」と言って、手でバツ印を作り、その場が凍りついたという。
 実は、閣議の前の認証式でも、天皇陛下からのドン・ペリニヨンシャンパンを江崎氏はグビグビ飲んでいたという。

 

安倍ちゃんに同情する部分はある。

「ここは殺すか殺されるかの修羅場だぞ。アンタの相手は、ヤクザのプーチンに、制御不能のトランプだぞ。ゴルフの打ち上げのつもりか?、このジジイ(怒)!」

安倍ちゃんのイラ立つ気持ちはよく判る(笑)。

 

しかしだ。

 

たまたま、お父さんが歌舞伎役者だったから、踊りのセンスがまるでないのに、2代目襲名。

たまたま、陶芸家のせがれに生まれたけど、手先がぶきっちょで、焼き物にも全く興味がない。

しかも、ご本人も、オレはやれてる、なんてカン違いはしてない。

才能がないこと、この家業に向いてないことは十分知っていて、迷惑をかけないように、なるべく目立たず任期を終えたい。

それなのに、

お花見気分のお爺ちゃんを、無理やり盆ゴザに座らせて丁半張らせようとしているのは、当の安倍ちゃんと親分の二階さんなのだ。

 

体重1トンのホオジロザメも魚なら、体長5ミリのチリメンジャコも魚。

KGBプーチンも政治家なら、たまたま二世の江崎さんも政治家。

五分と五分なんだから、互角に戦え!

って、、、これは、チリメンジャコ自己責任になるのだろうか(笑)? 

   

江崎沖縄北方相、国会答弁は「役所の答弁書を朗読」 (朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

2017/8/6(日)
 3日の内閣改造で就任した江崎鉄磨・沖縄北方相(衆院愛知10区)が5日、地元・愛知県一宮市で、今後の国会答弁で立ち往生するのを避けるためとして「役所の答弁書を朗読する」などと記者団に語った。北方領土問題について「素人。皆さんの知恵で色をつけてもらう」とも語った。
 地元事務所であった支援者らによる就任祝賀会合の後、記者団の質問に答えた。江崎氏の事務所は「私的な場のオフレコとして発言した。謙遜のつもりだった」と説明している。だが、閣僚としての説明責任を軽んじる発言として野党などが批判する可能性がある。
 江崎氏は、専門家が多い野党からの質問に適切に答弁する必要があるとして、「しっかりお役所の原稿を読ませていただく。立ち往生より、ちゃんと答弁書を朗読かな」と話した。
 沖縄北方相の任務について「しっかり取り組まないといけない」と述べる一方、北方領土については「素人は素人。白紙で、皆さんのいろんな知恵で色をつけてもらうことが一番大切。意気込んで、できもしないことをやってはいけない」とも述べた。
 江崎氏は安倍晋三首相から入閣を要請された際、当初は固辞したが、所属派閥会長の二階俊博自民党幹事長の説得で応じた経緯がある。これについても「重荷だった」と振り返った。 

 

江崎沖北相「日米地位協定、見直さないと」異例の言及 (朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

2017/8/8(火)
 江崎鉄磨・沖縄北方相は8日午前の閣議後の記者会見で、豪州沖で米軍オスプレイが墜落した事故に関連し、「日米地位協定は少し見直さないと」と語った。日本政府は日米同盟の根幹となる同協定の見直し方針は掲げておらず、閣僚が地位協定見直しに言及するのは異例。「閣内不一致」との批判を招く可能性もある。
 江崎氏は会見で、過去の米軍機事故に触れ、「操縦ミスだったか、機体が好ましくないのか、返事をいただきたい」と述べつつ、「地位協定は直すところは直すという交渉に(するべきだ)」と主張。「時間がかかってでも、沖縄県民の気持ちを政府がしっかり受け止めながら、米国には言うべきことは言いながら(見直すべきだ)、という考えを持っている」と述べた。

 

<江崎沖縄相>地位協定見直し一転、修正 「政府方針通り」 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

2017/8/8(火)
(略)
 江崎氏は北方領土問題に関して「答弁書を朗読させていただく」と述べ、物議を醸したばかり。8日の会見では「言葉足らずと大いに反省(している)」と述べつつ、「撤回はしない」と明言した。15日の終戦記念日前後に靖国神社を参拝するかどうかを問われると、「十数年来、靖国は出かけていない。理由はできうれば分祀(ぶんし)かな」とA級戦犯分祀が望ましいとの考えを示した。

 

江崎さんは、森友や加計や陸上自衛隊日報問題とは、全然違う。

税金を食う利権漁りではなく、、生死に関わる情報の隠蔽ではなく、いたって、謙虚で正直で善良でリベラルな態度だ。

何の義理も所縁もない琉球人の現状にも同情してくれてるし、

昭和殉難者A級戦犯靖国分祀の主張は、保守派が怒るなら判るが、アンチ安倍が怒るのは変だろう。

 

リベラル派ならば、江崎さんの発言は、琉球にしても、靖国にしても、批判ではなく、応援すべき内容ではないか。

民進党も、朝日新聞毎日新聞も、「江崎さんは正しい!大臣を辞めるな!思った通りに発言しまくれ!ガンバレ!」と江崎さん徹底擁護の論陣を張るべきである。