在日琉球人の王政復古日記

NATION OF LEQUIO

Q「日本語わかりますか」→A「ヤマトーグチ、ワカヤビタン」~埼玉の森の妖精VS琉球辺野古の土人。

辺野古抗議の市民に「日本語わかりますか」 防衛局職員 - 沖縄:朝日新聞デジタル

2017年8月29日
 政府が米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の移設工事を進めている名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で、沖縄防衛局職員が、抗議活動を続ける市民に「日本語わかりますか」と発言した。防衛局への取材でわかった。「誤解を招く恐れもある」として職員を注意したという。
 防衛局によると、28日午後、移設工事の資材搬入を止めようとゲート前に座り込む市民に、職員が拡声機で移動を求めた際に発言した。反対派は「『沖縄方言はわからない』と言葉でも差別されてきた沖縄の歴史を踏まえない発言だ」と反発している。防衛局は「言ったことを全く聞いてもらえない中で出た発言で、差別や侮辱の意図はなかった」と説明している。

 

ヤマトンチュが質問してるんだから、琉球人も素直に答えるべきだ。

Q「日本語わかりますか」→A「ヤマトーグチ、ワカヤビタン」

これだけで、話は済んだのだ。

宗主国と属国の友情関係なのに、何ももめることはない。

 

チンパンジーがじゃんけん理解 京大霊長類研究所 - BBCニュース

2017年08月17日
京大霊長類研究所(愛知県犬山市)の研究チームは10日、チンパンジーにじゃんけんのルールを教えることに成功したと発表した。 

 

チンパンジーがジャンケンを理解することが判明したそうだが、お国贔屓で言うのではないが、琉球人だって負けてはいない。

ウソだと思うのなら、京大霊長類研究所は琉球まで調査に来て欲しい。

琉球諸島のどこでもいい、そこら辺をうろついてる個体を無作為に抽出して、チンパンジーと全く同じ実験をしてもらって構わない。

微妙な差なんで結果が出るまで時間がかかるかもしれないが、琉球人が、チンパンジーに勝るとも劣らない知能の持ち主であることが証明されるだろう。

といっても、何もナショナリズムで自慢しているわけじゃない。世界中の人々が興味津々で憧れてるらしい「クール・リューキュー」の一例だ。

 

ジャンケンだけでなく、人類の言葉も理解している。

なにしろアメリカ軍政下を、ブロークン・イングリッシュでなんとかサバイバルしてきた世界有数の天才民族だ。

本土復帰(失笑)から、もうすぐ半世紀である。いくらなんでも、琉球人の過半数は、日常会話くらいは習得している。

私だって、大便したらちゃんとトイレットペーパーで顔を拭くし、九九だって意味は理解してないが丸暗記だ。

 

個人的には、外国による「琉球処分」は4回あったと思っている。

第1次琉球処分:1609年、薩摩藩による侵略戦争琉球征伐」
第2次琉球処分1872~79年、明治政府による、いわゆる「琉球処分
第3次琉球処分:1945~52年沖縄戦アメリカ軍政「琉球政府
第4次琉球処分1972年、「沖縄返還」「本土復帰」

 

支配者から馬鹿にされるのは、毎度のことで、もう慣れた。 

支那語も覚えたし、英語も覚えた。ヤマトーグチだってへっちゃらさ。

 

言葉が判るのか?判らないのか?という騒動は、琉球だけでなく、ヤマトでもあったようだ。

 

【埼玉少女誘拐】「私はアメーバ」「住所は高崎オートレース場」 寺内樺風被告、判決延期の公判詳報(1/3ページ) - 産経ニュース 

2017/8/29(火)
 埼玉県朝霞市の少女(16)が昨年3月、2年ぶりに保護された誘拐事件で、未成年者誘拐と監禁致傷、窃盗の罪に問われた寺内樺風(かぶ)被告(25)の判決公判(松原里美裁判長)は、被告が不規則発言を続けたため言い渡しが後日に延期された。常軌を逸した言動は病気のせいなのか、演技なのか-。主なやり取りは次の通り。
 《午前10時半ごろ、寺内被告は「キエー」というような奇声を上げ、実在するパチンコ店の名前を言いながら入廷。「私はオオタニケンジでございます」「イエス、イエス。イッツカミング、ワッツ…」などと英語とみられる言葉を話し着席した》
 松原裁判長「前に出て証言台へ」
 寺内被告「私ですか」
 《寺内被告が証言台へ》
 松原裁判長「名前は」
 寺内被告「オオタニケンジでございます」
 裁判長「今いくつですか」
 寺内被告「16歳です」
 松原裁判長「本籍はどちらですか」
 寺内被告「和歌山県那智の滝です」
 松原裁判長「それ以下の番地などは分かりますか」
 寺内被告「私は日本語が分かりません」
 松原裁判長「住所はどこですか」
 寺内被告「群馬県高崎オートレース場です」
 松原裁判長「本籍はどこですか」
 寺内被告「和歌山県那智の滝です」
 松原裁判長「それ以上の詳しいものは分かりますか」
 寺内被告「私は日本語が分かりません」
 松原裁判長「職業は」
 寺内被告「森の妖精です」
 松原裁判長「ここはどこだか分かりますか」
 寺内被告「トイレです」
 松原裁判長「あなたは今なぜここにいるか分かりますか」
 寺内被告「私はおなかがすいています。今なら、1個からあげクン増量中」
 松原裁判長「弁護人、ずっとこの調子なんですか」
 弁護人「今朝からこの調子です」
 松原裁判長「少し落ち着いた方がいいですね。休廷します。11時から開廷です」
 《11時10分ごろ、寺内被告が入廷。歩きながら「9月で35周年」と叫ぶ》
 松原裁判長「被告人、聞こえていますか。聞こえていますか」
 《寺内被告が証言台へ》
 松原裁判長「名前は」
 寺内被告「私はアメーバです」
 松原裁判長「寺内さんじゃないですか」
 寺内被告「私はオオタニケンジでございます」
 松原裁判長「本日の期日を延期することにします。次回期日は未定です。追って連絡します」 

 

沖縄防衛局職員も大変だが、さいたま地裁裁判長もご同様である。

 

辺野古土人も、埼玉の森の妖精も、本当に日本語が理解できなかったのかどうか?微妙なところだ。

ある種のサバイバルのため、会話を拒否する戦術は、炎天下の辺野古でも、クーラーの利いた裁判所でも、起こりうることだ。

 

現場で必要になる専門分野は、おそらく耳鼻咽喉科ではなく、文化人類学政治学、または、犯罪心理学・精神医学なのだろう。 

  

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