在日琉球人の王政復古日記

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お笑い政治論争(4)テレビOK #ウーマンラッシュアワー VSテレビNG #鳥肌実

ウーマン村本「あの5分の反響がすごい」フォロワー急増「飢えてたんだね」― スポニチ Sponichi Annex 芸能

2017年12月19日
 お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔(37)が19日、自身のブログを更新。時事ネタを披露し、話題となった17日放送のフジテレビ系「THE MANZAI 2017」(日曜後7・00)への出演で、フォロワーが急増したことを喜んだ。
 村本は「フォロワーが2日で20000人増えて 取材がめちゃくちゃ入ってきた、、今まででたどんな番組出た時よりあの5分の反響がすごい」とつぶやき、番組のネタ披露の反響の大きさに嬉しい悲鳴を吐露。「すごい議論が巻き起こってる、、飢えてたんだね、こーいうのに」と自分たちがネタで扱ったことで議論が起こっていることを喜び「まだ腹減ってるなら独演会へ」と結んだ。
 ウーマンは番組で原発、沖縄米軍基地、被災地の仮設住宅などの問題を取り上げた時事ネタを披露。村本は放送翌日の18日、ツイッターで「沖縄に行った時、基地で苦しんでる人と話し、益城町仮設住宅で苦しんでる人と話し、その人たちに一度今日の漫才をやったら、涙流して笑ってくれた。だったらそして全国放送の番組でやるからね、ちゃんと伝えるからねって約束してきた。約束を守っただけ」などとネタ披露の裏側を明かしていた。

 

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の続き。 

 

茂木健一郎センセイは「日本のお笑いにも政治ネタを!」「政治ネタの無い日本のお笑いはオワコン!」とおっしゃる。

趣味的には、私も茂木健一郎派なのだ。政治ネタが大好きだ。

そもそも、このブログ自体、政治ネタお笑いブログである。

 

しかし、好きなだけに、お笑い政治ネタの危険性も判るのだ。

茂木健一郎は能天気すぎる。

 

覚悟を決めた芸人が、マスコミ人気を度外視して、テレビ出演を度外視して、ギリギリまで芸を削り上げた果てには、何が残るのか?

 

これだ。

 


鳥●● 創価学会と朝鮮半島 池田大作はソン•テチャクの息子

 

茂木健一郎は、この鳥肌実は認めるのか(笑)?

 

安倍ちゃんをネタにしていいのなら、皇室もネタにしていいはずだ。

鳥肌実は、直接ではないが、かなり「皇居」に近づいている。すでに「九段下」には足を踏み入れている(笑)。

 

今のところ、ネタが自民党を支えている創価学会だから、まだマシだ。

安倍支持者も笑っていいのか?、怒っていいのか?

アンチ安倍のリベラル派も笑っていいのか?、怒っていいのか?

愛国右翼スタイルだから、

保守派は応援すべきか?、いや愛国を馬鹿にしてると、逆に怒るべきなのか? 

左翼は批判すべきか?、いや愛国を馬鹿にしてると、逆に応援すべきか?

 

ただし、こういうニッチ芸人の方が、テレビに出たい、アメトーークに呼ばれたい、という普通のお笑い志望者よりも、長く生き残れる。

テレビを目指すお笑い芸人は競争率が凄まじい。99%は30前後で挫折する。40前後で後戻りできなくなる。

しかし鳥肌実タイプの芸人は、数は増えないが、固定ファンが付く。上手くいけばタニマチまで付く。

テレビには出られないが、ライバルが少ないので、仕事はあるのだ。

収入も、人気テレビ芸人からは2ケタ少ない(笑)だろうが、その他大勢のテレビ芸人志望者よりは、そこそこ儲かるのである。食ってはいけるのだ。

 

創価学会は巨大組織で、政権与党であり、弱者ではない。

もちろん、学会員個人個人は、世間から敬遠される部分もあるだろうから、強者とは言い難いが、少なくとも仲間はたくさんいる。

 

しかし、鳥肌実のネタが在日朝鮮人に向かったら(すでに、向かってるが)、茂木健一郎はどう評価する?

陰謀論者のネトウヨは、在日は日本を支配する強者と妄想するが、強者の割には、日本の財閥企業への入社は難しいし、朝鮮学校補助金ももらえないのである。

 

お次は、琉球人をネタにしたら? まあ琉球人はまだ140万人が故郷に集まって暮らしているからまだまだ強いが、

5万人を切ったうえに、事実上故郷を喪失し、しかも政治組織を持たない、出身を隠して生きる、アイヌを笑うようになったら?

 

被差別部落を笑うことも、身体障害者を笑うことも、権力者を笑うことと、政治ネタという意味では同じなのである。

 

ウーマンラッシュアワー鳥肌実の間に、線が引けるのか?引けないのか?

 

お笑いを真剣に考えるのならば、政治ネタはレベルが低い、オレたちの方がレベルが高い、なんていう逃げ口上と、業界優位の圧力で脅迫してきた、松本人志爆笑問題は卑怯だと思う。

しかし、松本人志爆笑問題だけを批判して終わりではない。

少なくとも、松本人志爆笑問題は安全だから、創価学会員も、在日朝鮮人も、琉球人も、アイヌも、被差別部落も、身体障害者も、安心して笑える。

この安全性だって、無視するわけにはいかない。そこに確かに価値はある。

 

お笑いを真剣に考え、過激に突き詰めれば、人権思想が隠蔽してきた地獄のカマのフタが開く。

開いてもイイじゃないか!それもお笑いだ!も一つの覚悟である。

 

「お笑い」は人生を狂わせるほど残酷だ。「政治」は言わずもがなである。

両者が合体して、開くのが、天国の門だけ、のはずがないではないか。 

 

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