小泉元首相らが「原発ゼロ法案」発表 立憲と連携の考え:朝日新聞デジタル
2018年1月10日
小泉純一郎、細川護熙両元首相らは10日、国会内で記者会見を開き、国内すべての原発を直ちに停止する「原発ゼロ・自然エネルギー基本法案」を発表した。小泉氏は、原発ゼロ基本法案の提出を目指す立憲民主党などと連携していく考えを強調した。
法案は、両氏が顧問を務める民間団体「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」(会長=吉原毅・元城南信用金庫理事長)が作成。原発を即時に停止し、再稼働や新増設を禁止することや2050年までに電力を再生可能エネルギーで賄うことが柱で、核燃料サイクル事業からの撤退や原発輸出の中止も盛り込んだ。
小泉氏は会見で「安倍政権で原発ゼロを進めるのは難しいが、近い将来必ず、原発ゼロは国民多数の支持を得て実現する。国会で議論が始まれば国民が目覚める」と訴えた。
推進連盟は会見終了後、立憲と意見交換会を開催。立憲が準備している法案では石油がまったく入ってこないような異常事態の原発再稼働を例外的に容認しているが、連盟側は「即時ゼロが第一の肝だ」(幹事長の河合弘之弁護士)と再考を促した。連盟は12日に希望の党と意見交換を行う予定だ。
「東京裁判」は、なにも、軍国主義者を裁くためだけにあるのではない。
あらゆる、政治活動、政治言動には、「東京裁判」が待っている。
反原発派の皆さんにも、「東京裁判」の被告席に立ってもらいたい。
私は、昔から考え方があんまり変わってない。進歩してないとも言う(笑)。
ずいぶん前に、某SNSで書いていた。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=38512206&owner_id=545566
[時事]小泉自民党圧勝はファシズムでは無い!
2005年09月16日ネットを徘徊してますと、主に、左翼諸派、穏健リベラル派、角栄系保守派、反米保守派、そして今回小泉自民党に投票した(ことを今になって後悔し始めてるお茶目な)無党派の皆さんなどなどから、衆院選小泉自民党圧勝を「ファシズムの始まり」だとか「小泉は独裁者ヒトラー」だとか「民主主義は死んだ」だとか、ご批判多々あるようですが、ちょっと待ってください。
冷静に考えて、今回の小泉自民党圧勝はファシズムでもなんでもありません。
ただ単に民意の反映、逆に「民主主義は生きていた」です。なんか皆さん、「ファシズム」を誤解している気がする。
・まずファシズムといっても種類がいろいろある。
なんか「ファシズムだ、ヒトラーだ」と書かれてますが、ファシズムは本来ムッソリーニであり、ヒトラーはナチズムです。
社会主義・共産主義にも穏健派から過激派まで色々種類があるように、いわゆるファシズム=全体主義でも、イタリア・ファシズムとドイツ・ナチズムではかなり内容が違う。
それこそ「ゆりかごから墓場まで」のイギリス労働党と「どこからでも墓場直行」のカンボジア共産党クメールルージュくらいの差があります。・小泉首相は選挙で勝利した。ムッソリーニの勝利は選挙ではない。
ムッソリーニは選挙ではなく黒シャツ隊のローマ進軍という院外示威行動によってイタリア国王に組閣勅令を出させたわけで選挙で勝ったわけじゃない。
選挙ということで比較するとすればヒトラーのナチズムでしょう。・小泉首相は(主に)小選挙区制で勝利した。ヒトラーは比例代表制で勝利した。
選挙システムが全然違う。だいたいが小選挙区制は極端な結果が出やすい制度です。
もし小選挙区制で圧勝しただけでファシズムなら、完全小選挙区制のイギリスはファシズム国家ですよ。・小泉首相は小さな政府・自由競争・福祉削減・民営化路線・アンチ公共事業。ムッソリーニもヒトラーも大きな政府・自由抑制・福祉充実・国営化路線・大規模公共事業。
経済政策は正反対です。・独裁的な強権政治が全部ファシズムとはいえない。韓国・朴大統領、フィリピン・マルコス大統領、インドネシア・スハルト大統領、アジアやアフリカにたくさんいた彼らはファシストだったのか? ただの開発独裁でしょう。
・ムッソリーニもヒトラーも私的な暴力部隊を保有して、他党派を物理的に攻撃してました。しかし小泉首相には黒シャツ隊も突撃隊もいないじゃないですか。
もちろん自民党が、共産党の民青を参考にしてボランティア組織「自由民主青年隊」(笑)なんか立ち上げたら、ファシズムの一歩かもしれませんが。・小泉首相がヒトラー的でありナチだったら、それは大問題ですが、百万歩譲って、仮に小泉首相がムッソリーニ的でありファシストだったとしましょう。なんか問題あるんでしょうか?
ユダヤ人大量虐殺をはじめとした残虐行為を行ったのはドイツ・ナチズムであって、イタリア・ファシズムではない。
まあイタリアファシズムがユダヤ人や他民族に優しかったわけではないが(笑)、これといって許されない国家犯罪を連発したわけではないでしょう。
「ファシズム=悪」の方程式が本当に常にどんな状況でも正しいかどうか? 政治思想的に結論が出てると私は思いません。ファシズム時代を知るイタリアの老人曰く「ムッソリーニのいた頃は、国中全てがキッチリしていた。電車は時刻通りだし、郵便を出しても気持ち悪いくらいちゃんと届いた」らしいです。
・・・ということは今のイタリアは電車がダイヤ通り動かないのか>ご老人?
、という疑問(笑)はないではないですが、それはともかく、郵便キッチリ=ムッソリーニ。
郵便フリー=小泉さん。
全然正反対じゃないですか。
《ファシズム映画列伝》「ヒトラー ~最期の12日間~」その1~「私は総統に忠誠を誓った」 - 在日琉球人の王政復古日記
2016-06-11
昔々、郵政民営化のころ、反対派は小泉進次郎のお父さんを「コイズミ・ファシズム」と批判した。
郵政民営化は「小さな政府」である。正反対である。
金持ちは勝手にやれ、貧乏人も勝手にやれ、という小泉ネオリベ路線の、どこら辺が、国民・民族の一体化を推進するファシズムになるのか?意味不明だったが、
その小泉元首相が、東日本大震災後に「反原発」を言い出したら、数年前まで「コイズミ・ファシズム」と罵っていた連中が、手の平を返して、小泉反原発を称賛し始めたのには、予想はしていたものの、ヤレヤレであった(笑)。
郵政民営化はファシズムであり、小泉お父さんはファシストなのだ。
だったら、そのファシストが主張する反原発だってファシズムじゃないのか?
じゃないのなら、反原発運動の前に、「郵政民営化ごときチンケなネオリベ政策に、ファシズムなんて大げさな悪口を浴びせた、数年前の私たちは間違っておりました。申し訳ない」と一言あるべきだろう。
で、無反省のまま、今度は、アベノミクス&安保法案の安倍ちゃんに対して、ファシズムのレッテルを張る。
もし、将来、安倍ちゃん以上に厄介な政治家が出てきたら(おそらく確実に出てくる)、彼または彼女をナンと表現するつもりなのか? スターリニストか?
安易に、自分の嫌いな政治にファシズムとレッテルを張るのは、犯罪や不祥事が起こるたびに「在日」と言い出す連中と、全く同等のレベルである。
何でもかんでも、相手に向かってファシズム!と名付ける連中は、ファシズムを恐れているのではなく、逆に、ファシズムをナメているのだ。
ファシズムは、お前の母ちゃんデベソ、ではない。
ファシズム、特にナチズムは、ホンキで、マジで、恐ろしいのだ。
今現在、反原発の人の大半は、自民党に反対で、今は立憲民主党や共産党に投票していて、昔は小泉政権の郵政民営化にも反対していた人がかなりいるはずだ。
そういう人は、小泉さんの反原発運動に賛同する前に、「小泉劇場」をファシスト呼ばわりした、自分自身の過去の言動の責任を取るべきだろう。
代々木共産党も同罪である。
別に「腹を切れ!」と言うわけじゃない。
「反原発運動をする資格はない!」とも言ってない。
「当時は言い過ぎでした。いくら政策に反対でも、人間的に嫌いでも、その場の感情だけでレッテルを張るのは、間違いでした」と、今後の政治活動、政治言動が改善されれば、それでいいのである。
人間なんて、誰でも間違う。
要は、正解が判明した後で、間違いを取り消して、頭を下げられるか、どうか、なのだ。
戦後日本の進路を決めた「東京裁判」とはそういうことだ。反省してやり直すのである。
しかし、「東京裁判」の最中は、小さくなって、土下座して、文句を言わなかったくせに、後になって、GHQもいなくなり、もう裁判がないと解った途端、偉そうに「東京裁判なんか事後法だから認めない」とか何とか、他人が認めてない「自分たちの正義」言い出す連中がいる。
こういう人たちは、また、何時か、必ず、「東京裁判」の被告席に座って、泣き出すのだ。
もちろん「私の言動は昔から首尾一貫して正しい! 小泉は昔からファシストだった。だから反原発運動もファシズムだ。この私が、リベラルをやめて、ファシズムに宗旨替えしたんだ!」みたいな、逆切れ開き直り(笑)は、芸としてお見事だと思うので、謝罪しなくていい。
刑法39条によって無罪放免だ。