在日琉球人の王政復古日記

NATION OF LEQUIO

#知事リコール = #Qアノン ~ #村上春樹 VS #高須克弥院長 #先生は日本人ですか? #門田隆将

村上春樹氏インタビュー、首相が紙に書いたことを読むだけの日本は最悪 | DOL特別レポート | ダイヤモンド・オンライン

2020.12.27
――日本の政治家の、どこが最悪なのですか。
 自分の言葉で語ることができなかった。政治家自身のメッセージを発することができなかった。それが最悪だったと思います。
 こんな混乱ですから、人が間違ってしまうのは当然のこと。ならば、「アベノマスクなんて配ったのはばかげたことでした」「Go Toを今やるのは間違っていました」ときちんと言葉で認めればよいのです。国民も「間違うことは仕方がないよ、これからちゃんとやってくれればいいよ」と思うはずです。
 それなのに多くの政治家は、間違いを認めずに言い逃れするじゃないですか。だから余計に政治に対する不信が広がっていくのです。そういう、日本の政治家の根本的な欠陥がコロナではあらわになった気がします。
 米国の大統領だったフランクリン・ルーズベルトは、炉辺談話(ニューディール政策に当たり、ラジオ放送で展開した国民向けの政策説明)をやりました。英首相だったウィンストン・チャーチルも戦争中、ラジオで国民に語り掛けました。
 これはどちらも僕はまだ生まれていなかったけれど、ジョン・F・ケネディのことなら、当時中学生だったのでよく覚えています。彼もきちんと自分の言葉を発信できる人でした。
 日本人であれば、田中角栄さんは話がうまかった。どこまでが本心か、よく分からないところがありましたが。
 こういう人たちと比べると、今の多くの日本の政治家はどう見ても、自分の言葉で語ることが下手です。今の総理大臣だって、紙に書いたことを読んでいるだけではないでしょうか?
 元々日本人には、周囲を見ながら話をして、全体から外れるようだとたたかれてしまう面があります。こういう中でどう発言や表現をするのか。これは政治家の問題でもありますし、同時に、表現を仕事とするいわゆる芸術家の問題でもあるのです。

 

私は村上春樹先生のご意見の半分は賛成だが、半分は賛成できない。

 

儒教を奉ずる東亜細亜人として、まず「間違いを認める」、これは賛成。

 

論語・学而第一8
子曰。君子不重則不威。學則不固。主忠信。無友不如己者。過則勿憚改。
子曰く、君子重からざれば則ち威あらず。学べば則ち固ならず。忠信を主とし、己に如かざる者を友とすること無かれ。過ちては則ち改むるに憚ること勿かれ。

 

『君子は、間違いを認めることに躊躇してはならない。』

 

しかし「演説が下手な政治家は最悪」、には賛成しない。

特に日本、というか東亜細亜では。

 

論語・学而第一3
子曰。巧言令色。鮮矣仁。
子曰く、巧言令色、鮮し仁。 

 

『口の上手い奴に限って、ロクな奴はいない。』

 

欧米は、古代ギリシャソクラテスの時代から演説の文化である。

コロナでは、ドイツ宰相メルケル女史が名を上げた。和訳があった。

 


メルケル首相演説: 2020年12月9日ドイツのコロナ状況(ドイツ語&日本語の同時字幕つき) / Angela Merkel, with German subtitle

 

アメリカのオバマも演説の名手であった。

 


オバマ米大統領、別れに希望を語り バトンを次へ

 

カナダのトルドー。

 


カナダ首相 20秒沈黙の末 カメラ見据え…トランプ大統領の言動について

 

ニュージーランドの議員さん。

 


同性婚を認める法案の賞賛されたスピーチ

 

さすがはギリシャローマから続く欧米文明圏である。

日本人には太刀打ちできない。

 

しかし日本を含む東亜細亜支那文明圏は、演説ではなく、書文の伝統である。話し言葉でなく、書き言葉。

だからメモを見て話してもイイと思う。朴訥で口下手でもイイと思う。

聴衆を感動させる必要はない。必要不可欠な内容を、誠実に、嘘をつかなければ、良いだけ。

 

演説が上手いことは良いことばかりではない。

演説だけで、この世を地獄に変えた人だっていたじゃないか。

 

https://coms591zhukblog.files.wordpress.com/2016/02/enabling-act21.jpg

 

演説の上手い下手より、メルケルオバマもトルドーも、内容の是非なのである。

 

日本だって、近年、比較的演説が上手かったのは、小泉シニア、安倍ちゃん、維新橋下さん、山本太郎だろう。

ヘタクソな菅さん、二階さんより、彼らの方が良いのか(笑)?

何とも難しい選択なのである。

 

というわけで、村上春樹先生に全面賛成はしないが、別の先生からもクレームがついた。

 

高須院長が村上春樹氏の発言を批判「先生は日本人ですか?」 | 東スポのニュースに関するニュースを掲載

2020年12月27日
 高須クリニック高須克弥院長(75)が27日、ツイッターで作家の村上春樹氏の発言を批判した。
 村上氏はウェブニュースのインタビューで「今の総理大臣は紙に書いてあることを読んでいるだけではないか」「(コロナの対応について)各国の政治家に比べ日本の政治家は最悪だった」などと断じた。
 これについて高須院長は「村上春樹先生は日本人ですか?」と問いかけた上で「日本人が選んだ代表を最悪と言うのは日本人が最悪だと言っているのと同じだと思います。残念な発言です」と日本を代表する作家の発言を嘆いた。 

 

「日本人が選んだ代表を最悪と言うのは、日本人が最悪だと言っているのと同じ」らしい。

 

高須院長「放射能五輪」拡散の鳩山元首相に疑問「日本人なのに東京五輪に反対なのですか?」 | 東スポのニュースに関するニュースを掲載

2019年06月12日
 高須クリニック高須克弥院長(74)が12日、ツイッターを更新し、鳩山由紀夫元首相(72)に言及した。
 鳩山氏はツイッター東京五輪を「放射能五輪」とする一部の論調を拡散。
「既に東京五輪のチケットが売り出されたようであるが、例えばノーベル平和賞を受賞した核戦争防止国際医師会議は、放射能オリンピックと命名して放射能汚染リスクの残る東京でのオリンピック開催を疑問視している」などとツイートした。
 これに対し、高須院長は「鳩山由紀夫先生は日本人なのに東京五輪に反対なのですか?」と疑問視。

 

鳩ポッポだって、菅さんと同じく、安倍ちゃんと同じく、「日本人が選んだ代表」なんだが、院長先生が、日本人として、選良に文句を言っていいのだろうか?

 

どうも院長先生は「あなたは日本人ですか?」という問いかけが好きなようだ。

 

上の写真の75年前に死んだオーストリア生まれの伍長さんも「あなたはドイツ人ですか?」が口癖だった。そしてドイツ生まれでドイツ語を話すユダヤ人を生物学的に「リコール」した。

対して、ハワイ生まれの黒人は「黒人も白人もラティーノもアジア人も先住民も若者も老人もゲイもノンケも男も女も健常者もハンディキャップもわれわれ同じアメリカ人」と回答した。

 

あなたは日本人ですか?
あなたはドイツ人ですか?
あなたはアメリカ人ですか?

言葉は同じでも、意味は違うのだ。

そして言葉に感動=興奮すればイイというモノでもない。

 

14選管で署名8割超不正か 愛知知事リコール: 日本経済新聞

2020年12月28日
美容外科高須クリニック」の高須克弥院長らが主導した愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動で、県選挙管理委員会は28日、署名の提出があった県内64選管のうち、14の選管の署名を調べたところ、8割超に選挙人名簿へ登録されていない人物や、同一人物の筆跡と疑われる署名があったと明らかにした。
25日までに県選管に報告のあった分。年明け以降も調査を継続し、悪質と判断した場合は県警への刑事告発も視野に入れるという。選管の担当者は「現行の直接請求制度の問題点や課題を示すものが非常に多く見られる」としている。
高須氏らは11月、43万5231人分の署名を県内各市区町村の64選管に提出。その後、不正な署名が多数あるとの情報が寄せられ、県選管は21日、調査を決定した。自治体の選管に自己情報開示請求をした複数の愛知県議や県内の自治体の市議らも、取材に「無断で自分の名前を書かれた」と証言している。〔共同〕 

 

8割はインチキ、であることよりも、2割がホンモノ(かもしれない)という事実に、驚愕する。

8万人もの人間が本当に署名したかもしれない。そりゃ、日本からオレオレ詐欺が無くならないのも無理はない。

 

愛知県民が選んだ代表」を、8割ほどが「あなたは愛知県民ですか?→ニセモノです」なのに、リコールしていいのだろうか?

 

門田隆将氏 高須院長の大村県知事リコール運動に「民主主義の本質を問うもの」と指摘 | 東スポのニュースに関するニュースを掲載

2020年08月18日
 ジャーナリストの門田隆将氏(62)が18日、ツイッターを更新。美容外科高須クリニック高須克弥院長(75)が展開する大村秀章・愛知県知事(60)のリコール運動について「民主主義の本質を問うもの」と指摘した。
 門田氏は「高須院長の闘いは日本人が〝当たり前〟の事を〝当たり前〟に言えるようになるかどうか、つまり民主主義の本質を問うもの」と説明。
「自分の税金が日本を貶める為に使われるのは誰だって嫌だ。だが今迄はただ我慢するしかなかった。納税者がきちんとNOと言える社会が来るか否か。全ては愛知県民の見識にかかっている」と、興味深く運動の行方を見守る考えを示した。
 門田氏が「日本を貶める」と言及したのは、昨年開催された国内最大規模の現代芸術の祭典「あいちトリエンナーレ」(3年に1回開催)で行われた企画「表現の不自由展・その後」(津田大介芸術監督)のことだ。
 企画では慰安婦像の設置、昭和天皇の写真を燃やして足で踏みつける映像の放映、国のためにやむにやまれず若い命を散らした特攻隊員らを「まぬけな日本人」と称する展示などが行われ、抗議が殺到。脅迫状も届き、一時的に中止に追い込まれた。
 実行委員会の会長代行を務めた河村たかし名古屋市長(71)は「当初は違うものが申請書に出ていた。だから隠していたということ。公共事業で税金、補助金が使われている。こんなに政治的に偏ったものにお金を払えない。反日テロのようなものと皆さん言われる」と訴え、会長の大村県知事と真っ向から対立。負担金の未払い分3300万円を「断固として払わない」と突っぱねたため、県と市の争いの舞台は法廷へと移っている。
 高須院長は考えを共にする河村市長の言葉に心を打たれ、私財を投じて大村県知事の解職を求めるリコール運動を開始。作家の百田尚樹、政治評論家の竹田恒泰、ジャーナリストの有本香氏武田邦彦中部大特任教授ら〝大応援団〟も加わり、包囲網を敷いている。
 コロナ禍で延期されたものの、25日から署名が開始される予定。高須院長は全身がんで闘病を続けながら、気力を振り絞って「税金を投じての反日プロパガンダ」に立ち向かう。

 

8割インチキという結果こそ「民主主義の本質を問うもの」「全ては愛知県民の見識にかかっている」「日本を貶める」「まぬけな日本人」「税金を投じての反日プロパガンダ」。確かにおっしゃる通りである。

 

2020年12月29日現在から読み返すと、門田隆将さんのご発言が「まぬけな日本人」への壮大なイヤミ、「日本を貶める」ブラック・ジョークにしか読めない、というのも、日本にとって不幸な現実である。

 

そして、リテラや朝日や毎日や東京や中日を読んでそうな、悪辣な反日勢力が、8割インチキに対して、どうするつもりだ?おい!と「包囲網を敷いている。」

 

河村たかしさん、門田隆将さん、百田尚樹さん、竹田恒泰さん、有本香さん、武田邦彦さん、たまたま、偶然にも、他に例を見ない、バラエティに富んだ、珍しい組み合わせの〝大応援団〟になったが、

〝大応援団〟の皆さんも、「日本を貶める」8割インチキに対して、真相究明、名誉棄損の民事提訴、地方自治法違反への刑事告訴、などなどのアクションを起こされると確信している。ダンマリ・スルーなんて「まぬけな日本人」である。

 

8割インチキ、8割偽名、8割通名、、、あ、気が付いた! つまり8割は日本人じゃなかったんだ!!!

つまり主催した院長先生や〝大応援団〟も8割は外国人なのかもしれない。

そりゃそうだろう。卑しくも日本人がこんなインチキをするはずがない。してたら今ごろ潔く腹を斬ってるはずだ。

 

しかし、8割が外国人かあ。令和の御世、日本は本当に大丈夫なのだろうか?