マイナンバー制度を、プライバシーの侵害だと言って、拒否する人がいる。
ネトウヨさんは、「パヨクだ」と思うかもしれないが、パヨクじゃないマイナンバー反対派もいる。
お金持ちだ。マイナンバー制度があると脱税節税が難しくなるからだ。
逆に、パヨクが目指す、弱者救済の社会福祉のためには、マイナンバーは有効である。
パヨクと言っても、プライバシー重視のアナキスト(無政府主義者)と、弱者救済重視の社会主義者の2つのタイプがいる。
アンチ・パヨクだって、ネトウヨさんのような国家主義者もいれば、ホリエモンのようなネオリベの2つのタイプがいる。
北海道内便でもマスク拒否 降ろされた乗客「持病ある」 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
2020年9月12日
北海道内を運航する日本航空系の旅客機内で12日、マスクの着用を拒んだ男性乗客が、離陸前の機内から降りるよう機長から指示されていたことが、運航会社の北海道エアシステム(HAC)への取材で分かった。降ろされた男性乗客も朝日新聞の取材に応じ、マスクを着けなかった理由などを語った。
機内でのマスク着用をめぐっては、格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーション機でも今月7日、マスクを着けず大声で騒ぐなどした男性客について、航空法の安全阻害行為にあたると判断。新潟空港に臨時着陸して降ろしていた。
HACによると、問題が起きたのは12日午後0時20分ごろ。奥尻島の奥尻空港で、離陸を前にしていた函館行きの日航2890便(サーブ340B型、計36席)の機内で、乗客の男性1人がマスクを着けていなかったため、客室乗務員は着けるよう求めた。しかし男性は応じず、マスクを着けない理由を客室乗務員が尋ねたところ「答えたくない」と話したという。
機長は、男性が客室乗務員の質問に答えなかったことから、安全な運航に支障をきたす恐れがあると判断。航空法に基づき、飛行機を降りるよう指示した。機内には当時、男性のほかに20人の客が乗っていた。出発は定刻より約30分遅れたという。
降ろされた男性も12日夜、朝日新聞の電話取材に応じた。
男性の説明では、男性は33歳の会社員で福岡市在住。観光のため奥尻島を訪れていたという。以前、マスクを着けた際にじんましんが出るなど体調不良になったことがあり、今回もマスクを着けなかったという。
客室乗務員とのやり取りについては、HAC側との同様の説明をしている。マスクを着けない理由を答えなかったことについては、「持病のことを公の場で言いたくなかった」と話している。(金子和史)
まず枝葉の話から。
福岡在住の男性が観光で北海道奥尻島に行って、帰りの飛行機でマスク拒否のため、騒動が起こった。
問題なのは、「帰り」じゃなく「行き」だ。
男性は、福岡から奥尻に行く時、マスクをしてたのか?してなかったのか?
福岡から奥尻に行くには、泳がない限り(笑)、飛行機か船に乗る。その時も飛行機や船からマスク着用を要請されたはずだ。
行きも拒否したのか? 拒否したのなら、その時に騒動になっていたはずだろう。
行きに拒否してないのなら、マスクをしたわけで、持病は大丈夫だったのか?
どうもこの男性の主張はマユツバである。持病なんてウソではないか?
しかし、マユツバで何が悪いのか? ウソで何が悪いのか?
その日の気分で、マスクしたり、マスクを拒否したり、それで何が悪いのか?
それこそが、人間の手前勝手=自由、なのである。
人間の持つ価値の中で「自由」を尊重する。それがネオリベだ。
右翼も左翼も、ネオリベを敵視するが、ネオリベだって人間の死活的価値なのだ。
#風立ちぬ #ユーミン #松任谷由実 ひこうき雲VS地上の星 #中島みゆき ~ #白井聡 #安倍晋三 #反知性主義 - 在日琉球人の王政復古日記
右翼は安全保障のため、左翼も弱者救済のため、自由を軽視する傾向がある。そんな時、自由を守ってくれるのは、ネオリベ思想だけなのだ。
ネオリベをもっと加速させると、リバタリアニズム(自由絶対主義、資本主義過激派)になる。日本でその代表格が彼だ。
国が認可もホリエモンは猛反対 マスク未着用客の乗車拒否問題 | 女性自身
2020/11/04
(略)
■いち早く反対を主張した堀江氏
タクシー事業者が国に申請したことについては、NHKが10月18日に先んじて報じた。いっぽう、このニュースにいち早く反応した著名人は堀江貴文氏(48)だった。
10月19日には、「タクシーでのマスク着用義務化に反対する理由を解説します」と題した動画をYouTubeにアップ。
多くのタクシーが運転席と後部座席の間にアクリル板などを設置していることや、窓を開けて換気するなど感染症対策を徹底していると主張。そのことから、マスク着用を求めることについて「過剰な対策」と批判した。
たとえ病気になっても騒ぎたい、不要不急の外出をしたい、それもまた人間の自由である。
愚かである。馬鹿である。愚かも馬鹿も「愚行権」という権利であり、酒や麻薬やギャンブルや転売・ダフ屋と同じ、人間が人間であるために死活的な自由なのだ。
仏で2千人超集まり闇パーティー コロナ規制破り警察に抵抗 | 共同通信
2021/1/2
コロナ規制破り警察に抵抗
【パリ共同】フランス西部リユロンの使われなくなった大規模倉庫で昨年12月31日夜から、新型コロナウイルス対策の規制に違反したダンスパーティーが開かれ、約2500人が集まった。取り締まろうとした警察に対し、車両を放火するなどして抵抗、1月1日夜もパーティーを続けた。地元メディアが伝えた。
(略)
そもそも人間の行動のほとんどは「不要不急」だ。
通勤も通学も「不要不急」である。会社を辞めれば通勤しなくていいじゃないか。会社を辞めないのは、給料が欲しいという、お前の手前勝手な都合だろ! 給料と健康・生命、どっちが大切だ?
「不要不急」の禁止こそ「自由の窒息」につながる。
元東京都知事候補・外山恒一さんも不要不急の外出を、あえて、やる。
「同調圧力への反発」ツイート“バズった”自称革命家、外山恒一さんの真意とは|【西日本新聞ニュース】
2020/5/14
コロナ禍を生きる
黄昏(たそがれ)時の親不孝通り。緊急事態宣言下、福岡市屈指の歓楽街にも新型コロナウイルスの影が覆う。国籍も年齢も多彩な男女の嬌声(きょうせい)が響いた街から人波は消え、飲食店は軒並みシャッターを下ろす。「自粛」。医療崩壊や感染拡大防止を思えば、妥当な正義だ。ただ、得も言われぬ息苦しさもまた漂うのは問答無用故か。
4月1日。ある男のツイートが爆発的に拡散された。今風に言えばバズった。
<(前略)人の命なんぞより自らの地位や利権が大事な奴(やつ)らに“云うこと聞かせる”には、こっちも死ぬ気・殺す気になって、「頼むから、カネを出すから家でじっとしててくれ」と奴らが懇願し始めるまで街に繰り出し続けるべきなのだ。>
1万件近いリツイートを集めたこの声の主は外山恒一(とやまこういち)さん。自らを革命家と称する彼の言葉に、しばし耳を傾けてみたい。
◇ ◇
「補償もなしに自粛要請というのは筋が違うと思ったのですが、一番の主眼は自粛ムード、同調圧力への反発です」
ひっそり営業するバーの片隅で、発言の真意をこう明かす。その後、国は全国民への10万円給付に、自治体も休業した店などへの補償に舵(かじ)を切った。ある種の先見の明が彼にはあった。だが、苛立(いらだ)ちを隠さない。
「昔なら市民への監視は公権力から強まった。しかし、最近は人々が望んで監視し合っています」
感染者多発地域は白眼視され、人々は戦中の隣組のような視線を注ぎ合う。休業を求める匿名の張り紙などで「自粛警察」と呼ばれる自警団化した市民を逆に忖度(そんたく)してか、自治体も要請に従わない店名の公表に乗り出した。
(略)「猥雑(わいざつ)なものや混沌(こんとん)としたものが否定され、ものが言えない空気が醸成される大きな転換点になった」
◇ ◇
外山さんは現状を、ネットで不安をあおる市民とその影響を受けたメディアとが相乗効果でマス・ヒステリーを起こしていると分析。「闘争」とする飲み会開催や飲み歩きを公言する。「不要不急」に集まるだけで反社会的と見なされるいま、指弾されても仕方がない。実際、飲み会を呼びかけるツイッターには、「死ね」「射殺しろ」など過激なメッセージも寄せられた。
2007年に東京都知事選に出馬。政見放送での独特なパフォーマンスが注目を集めたが、当時からこう訴えてもいた。
<やつら多数派はやりたい放題だ。われわれ少数派がいよいよもって生きにくい世の中が作られようとしている>
(略)
外山恒一さんは自称ファシストであるが、やってることはアナキストである。
これは矛盾ではない。マジメなのだ。
アナキストがマジメに突き進んだら、一周回って、ファシストになる。
ファシストがマジメに突き進んだら、一周回って、アナキストになる。
《 #アナキズム 映画列伝》 #ファイト・クラブ (1999年)《 #ファシズム 映画列伝》~ #ブラッド・ピット #西野亮廣 #リバタリアン #西原理恵子 - 在日琉球人の王政復古日記
ファシスト外山さんは孤立無援なのでアナキストになるしかない。
自由に至上の価値を置く、自由に命を懸けるアナキストの外山さんと、リバタリアンのホリエモンは、マスクと自粛を拒否する。
アナキズムと同じ左翼でも、共産主義は自由を軽視する。ファシズムとほとんど変わらない。
個人の勝手は全体の脅威、人間の自由より人間の生命、それを右から突き詰めれば国家主義であり、左から突き詰めれば社会主義であり、行き着く先は、ファシズム=共産主義である。
緊急事態宣言は、共産党宣言であり、東条英機の大東亜共同宣言である。
じゃあ、自由万歳か? 自由万歳で済むのか?
ファシズム≒共産主義を撲滅して、ネオリベ≒リバタリアニズムの天下なら全員が幸せか?
平井改革相、ワクチン接種は「マイナンバーで管理を」 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
2021年1月19日
平井卓也デジタル改革相は19日の閣議後会見で、新型コロナウイルスのワクチン接種にマイナンバーを活用することを、ワクチンを担当することになった河野太郎行政改革相に求める考えを明らかにした。国民全員が持つIDだとの認識を示し、「ワクチン接種をマイナンバーとひも付けると(管理に)間違いが起きない」と主張した。
平井氏によると、現行のマイナンバー法や政令などを改正することなく、ワクチン接種の事務に使えるといい、「今回使わなくていつ使うんだと私自身、思っている。使わないのははっきり言って不作為だ」と訴えた。
国はワクチン接種は全額国費で接種できるようにする方針だ。このため、公的医療保険の健康保険証は使われず、自治体をまたいだ転居があると、接種履歴の照会で手間がかかる恐れがあると指摘した。副作用などの管理も含め、「誰にいつ何を打ったかを確実に管理する方法はマイナンバーしかない」とも述べた。
内閣官房IT総合戦略室などの職員を河野氏の下に派遣することも検討するとした。(西村圭史)
マイナンバーは、国家権力が国民を管理するシステムである。
私有財産の自由も、プライベートの秘密も、国家の管理下に置かれる。
国家権力が私有財産の自由を管理=侵害する/できるからこそ、金持ちから税金を徴収して、失業者やシングルマザーなど貧困者を救済することができる。
国家権力がプライベートの秘密を管理=侵害する/できるからこそ、健康保険制度が成立する。病人や心身障碍者や老人に社会福祉が可能となる。
弱者を救済して、格差社会を改善するには、元ZOZO前澤友作さんのお金配り趣味道楽に頼るより、マイナンバーの方がはるかに大規模で、公平で、効果的だ。
弱者を救済するには、ホリエモン≒前澤友作さん≒ネオリベ≒リバタリアニズムより、マイナンバー≒ファシズム≒共産主義が必要になる。
国民全体にワクチンを打つ。集団免疫を作る。そもそも、この発想自体が全体主義であり、人間の自由を侵害する、ファシズム≒共産主義の思想だ。
というか、人間なら誰にでも感染する可能性があり、しかも、発症化・重症化するかどうかは個人個人の体質に左右される、というウイルスという存在は、
人間が、
(イヤでも)お互いに運命を共にし、お互いに自由や権利を侵害し合う、全体主義的存在(ファシズム≒共産主義)であり、
と同時に、
個々に(自己責任でもないのに)持って生まれた心身の資質が異なり、強・弱、運・不運で人生が別れる、格差社会的存在(ネオリベ≒リバタリアニズム)でもある、
という「しんどい」現実を暴露する。
コロナVS人間~感染/寄生/共生~ウイルス/細菌/真菌(カビ)/寄生虫/プリオン/家畜/穀物/人間 - 在日琉球人の王政復古日記
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