トランプさんとQアノン&MAGAによる米国議事堂乱入「事変」のお陰で、日本のトランプ応援団さんたちの狂気と無恥と醜態が暴露されたが、
右翼思想・保守思想がウンコなのではない。自称右翼の中に、自称保守の中に、ウンコが混じっていたのだ。
同じことはパヨクにもあった。
2002年、北朝鮮の日本人拉致告白である。
当時、北朝鮮シンパ日本人と在日朝鮮人インテリたちが、金正日の犯罪告白によって、Qアノン以上=以下の狂気と無恥と醜態をさらした。
左翼思想・リベラル思想がウンコなのではない。自称左翼の中に、自称リベラルの中に、ウンコが混じっていたのだ。
普通にニュースを読んでいれば、「おかしい」「狂ってる」と判る陰謀論を信じた、日本のトランプ応援団たちが、2021年1月6日の議事堂乱入を前にして、さすがに一部は反省して政治発言を止めたが、大半は反省もせず、ダンマリに逃げ込んだり、開き直って狂態を演じたり、別の話題に逃げ込んだりしているように、
北朝鮮の状況を客観的に見れば、「あの国ならやりかねない」と判ったはずの日本人拉致疑惑を否定した、当時の日本人&在日朝鮮人の北朝鮮応援団も、2002年9月17日の金正日のカミングアウトを前にして、さすがに一部は反省して政治発言を止めたが、大半は反省もせず、ダンマリに逃げ込んだり、開き直って狂態を演じたり、別の話題に逃げ込んだりした。
北朝鮮を信じてしまった左翼日本人&在日朝鮮人の中にはマジメな人もいて、自分の思想的犯罪を深く恥じ、政治的分野から引退したり、左翼を止めたり、逆に右翼に転向したり、韓国籍に変えたり、日本に帰化したりした人も多かった。
一例として、朝鮮総連は辞めたが、左翼に留まりながら、朝鮮人として、自分にできることを模索する人もいるようだ。
日刊ベリタ : 記事 : 文聖姫『麦酒とテポドン』 「残酷物語」でない北朝鮮の普通の人びとの暮らしをルポ
2019年02月02日
著者・文聖姫さんは、在日コリアン二世。父は朝鮮時報記者から朝鮮総連国際部の幹部。日本の記者たちとも本音でつきあい、葬儀には日本の多くの人々が参加した。母は朝鮮画報の編集者などをしていたという。
文さんはそんな家庭で小学校から高校までは朝鮮学校へ。日本の大学に進んだが在日本朝鮮留学生同盟の活動に参加し、在日学生代表として北朝鮮を訪問。“愛国者”になった文さんは朝鮮総連記者として、平壌特派員も経験した。
そんな文さんは、2002 年9 月の小泉訪朝に際して金正日総書記が拉致を認め謝罪したことに大きなショックを受けた。記者として北朝鮮が言うとおり、拉致ではなく行方不明者と報道してきたことが完全否定されたからだ。悩みながら仕事を続けたが、2006 年12 月20 日の45 歳誕生日に、20 年勤めた朝鮮新報社を退職した。
「私は拉致問題をきっかけに朝鮮新報を辞めたが、なぜこんなことが起きたのかをずっと考えてきた。突き詰めれば、問題は朝鮮半島に冷戦構造が残っていることにあるのではないか。だったら、朝鮮半島の冷戦構造をなくす方法を考えてみてはどうだろう。そんな思いから研究者になろうと考えた」(プロローグ)
そして2008 年から東京大学大学院の韓国朝鮮文化研究室に入学し、2017 年7 月、「北朝鮮における経済改革・解放政策と市場化」論文で博士となった。ここまでくるのに7年かかったという。
そして本書執筆の動機を次のように書いている。
「北朝鮮といえば(略)核兵器やミサイル、拉致、飢餓や独裁……(略)だが、北朝鮮の人々が何を考え、どのように生活しているかを伝えてくれるものは少ない。ほとんどが指導部の政策を分析するものか、庶民の生活を描くものでも、脱北者をソースにした飢餓や生活苦などマイナスイメージを強調したものが目出つ。まさに『残酷物語』。だが、果たしてそれが北朝鮮の実像をすべて伝えていると言えるだろうか。大学生時代の1984 年に初めて訪朝して以来、2012 年までに計15 回北朝鮮を訪れた。(略)常に関心を持って追求していたのは、北朝鮮の一般の人々の普通の暮らしだ。その国の人々の喜怒哀楽を知らずして、その国の実像を知ったとは言えないだろう。(略)本書では、そのような北朝鮮の普通の人々の暮らしぶりや考えをできるだけ伝えたつもりだ。書くにあたっては、自分の目で見たり体験したり現地で聞いたりしたことだけに限定した。取材源のはっきりしない伝聞情報は、特に北朝鮮のような国について語る際には注意が必要だ。本書を通じて、リアルな北朝鮮を知ってもらえば幸いだ。」(プロローグ)
中身を紹介する余裕がなくなった。後はぜひ読んで欲しい。(福島清)
日本の右翼さんからすれば「どこがショックだったんだ? 何が変わったんだ? 結局、今でも北朝鮮応援団じゃねえか!」と怒るかもしれない。
私だって「金さんファミリー固有の言い訳不能の悪を、冷戦構造の名のもとに、アメリカや韓国や日本に責任分担させるのは、卑怯だし間違ってますがな」と彼女のスタンスを批判はできる。
しかし、これでも、親の代からの朝鮮総連エリートの北朝鮮マンセー稼業を辞めた彼女にとっては人生を変える「転向」だったはずだ。
大東亜戦争に負けたからって、日本人が日本人を止められなかったように、人間の抱く思想やエスニシティのギアチェンジというのは、マジメな人ほど、それくらい難しい。
今でも不人気な北朝鮮にこだわる彼女なんかまだ全然マシな方で、さらに酷い連中もたくさんいた。
まったく反省しないまま、拉致問題にダンマリのまま、寿命でこの世の責任から逃げ切ったインテリも多かった。
さんざん「北朝鮮は地上の楽園。韓国は軍事独裁」と批判していたくせに、北朝鮮から逃げて、同じ反日の韓国進歩派シンパに鞍替えして、今は慰安婦と徴用工で「日本は反省すべき」と無反省な「商売」を繰り返すインテリが一番多いかもしれない。
倫理無き反省無きパヨクさんは、倫理無き反省無きネトウヨさんと同じく、ただただひたすら醜い。
米国議事堂乱入でも事実を認めないトランプ応援団は、金正日の「裏切り」で韓国進歩派応援団に鞍替えした連中と、倫理も、知性も、まったく同じ。
そして、元北朝鮮支持・現韓国進歩派応援団の鞍替え組に「恥を知れ」と言っても声が届かないように、トランプ応援団にも普通の日本語は通じない。
それが思想の魔性であり政治の狂気だ。
まるで他人事のように批判してるが、私も琉球人であり、日本人の仮面を被ってしまえばバレないのに(笑)、政治に鷲掴みにされてしまった「思想監獄の無期徒刑囚人」である。
琉球ナショナリストとして、日本ナショナリストや朝鮮・韓国ナショナリストの醜態は、鏡の中の私自身の醜態でもある。
朝日新聞、毎日新聞こそが、朝鮮日報、中央日報、ハンギョレを糾弾せよ~原爆を免罪符だと思ってるのは日本人ではなく韓国人。 - 在日琉球人の王政復古日記