ググった時は、こう表示された。
「バスケがうまいだけのただのクロンボ」八村塁の弟・阿蓮が ...
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時間前 — 米プロバスケットボール、NBAのウィザーズで活躍する八村塁の弟、東海大の八村阿蓮（あれん）が5日までに会員制交流サイト（SNS）に自身...
「ただのクロンボ」八村兄弟をSNSで人種差別／バスケ ...
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時間前 — 米プロバスケットボール、NBAのウィザーズで活躍する八村塁の弟、東海大の八村阿蓮が5日までに会員制交流サイト（SNS）に自身と兄に対する人種差別的な内容のメッセ…
ひさびさに見た単語だ。
しかし、それぞれサイトに飛ぶと、「クロンボ」という単語は無かった。
人種差別メッセージは「毎日のようにくる」と八村塁 弟・阿蓮の問題提起に：東京新聞 TOKYO Web
2021年5月6日 10時07分
米プロバスケットボール、ＮＢＡのウィザーズで活躍する八村塁選手の弟、東海大の八村阿蓮あれん選手が、会員制交流サイト（ＳＮＳ）に自身と兄に対する人種差別的な内容のメッセージが送られてきたことを明らかにした。アフリカ系への蔑称を用いて「お前もお前の兄もバスケがうまいだけ」などと記されていた。富山県出身の二人は西アフリカのベナン出身の父と日本人の母を持つ。
阿蓮選手はツイッターにメッセージを公開し「日本には人種差別が無いと言ってる人がいるけど、皆さんに人種差別の問題について関心を持っていただきたいと思いました」などと意図を説明した。塁選手も「こんなの、毎日のようにくるよ」と応じた。
阿蓮選手は今季、Ｂリーグ１部（Ｂ１）のＳＲ渋谷でも特別指定選手としてプレーした。 （共同）
バスケ八村兄弟を人種差別 ＳＮＳ、アフリカ系蔑称で - スポーツ - SANSPO.COM（サンスポ）
2021.5.6 10:07
米プロバスケットボール、ＮＢＡのウィザーズで活躍する八村塁の弟、東海大の八村阿蓮が５日までに会員制交流サイト（ＳＮＳ）に自身と兄に対する人種差別的な内容のメッセージが送られてきたことを明らかにした。アフリカ系への蔑称を用いて「お前もお前の兄もバスケがうまいだけ」などと記されていた。富山県出身の２人は西アフリカのベナン出身の父と日本人の母を持つ。
阿蓮はツイッターにメッセージを公開し「日本には人種差別が無いと言ってる人がいるけど、皆さんに人種差別の問題について関心を持っていただきたいと思いました」などと意図を説明した。塁も「こんなの、毎日のようにくるよ」と応じた。
阿蓮は今季、Ｂリーグ１部（Ｂ１）のＳＲ渋谷でも特別指定選手としてプレーした。
検索で引っかかってるのに、内容が変わってるということは、アップした後で、書き換えたのかな？
日テレの「あ、犬」を笑えんな(笑)。
まあ、フジサンケイのサンスポはいいとしても（よくねえよｗ）、東京新聞はマズいだろう。
令和の御代、それくらい「死語」になった、ということかもしれない。
ポリティカル・コレクトネスというか、人権思想というか、言葉狩りというか。
日本人(日本語話者おそらく黄色人種)が、アフロ系日本人八村兄弟を差別する。
この人種差別に怒るのは楽チンかつ安全なんだが、残念ながら、この私も差別主義者だ。
だって私は、在日琉球人である。エスニシティとして琉球人を自覚している。
つまり、私はヤマトンチュの皆さんを外人だと完全に差別している。
名字から考えるに、私のご先祖は、おそらく中世の何時頃か、福建省から来た可能性が高い。
そして、琉球本島に住み着き、先島諸島を差別し、奄美を差別してきた。
私の体には差別主義者の血が流れている。
仮に、あらゆる人間を、嫌悪し、侮蔑し、罵り、差別する人間がいたとする。
黒人は嫌いだ！、朝鮮人も支那人も嫌いだ！、大阪も東北も嫌いだ！、神奈川も千葉も都下も嫌いだ！、渋谷も池袋も嫌いだ！、近所の佐藤も佐々木も田中も嫌いだ！、親戚も両親も兄弟も嫌いだ！、と叫ぶ、新宿の山田三郎さん(仮名)は、強烈な差別主義者だが、現実として、面倒臭い人物だが(笑)、差別被害は少ないだろう。
一人ぼっちの差別主義者に、大したことはできない。
もし、この日本列島に八村兄弟が１億２千万人いたら、今回クロンボと暴言を吐いた黄色人種は、一言も喋れず、たった一人、本心を押し隠して毎日愛想笑いしながら暮らしていくだろう。
ヒトラーがナチスに加入する前に、たった一人でミュンヘンのビアホールの酔っ払いユダヤ人にケンカを売ったら、ジョッキでタコ殴りである。血まみれで失神するのは未来の総統閣下の方だ。
問題は、他者を差別する事ではない。
本当の問題は、「オレとオマエは同じだよな、俺たちは仲間だよな。」という連帯意識の方なのだ。
たった一人の日本人は、黒人を面と向かってクロンボと罵倒できない。
たった一人のヒトラーも、ユダヤ人を強制収容所に放り込めない。
しかし、日本人が徒党を組むと、ヒトラーが徒党を組むと、とたんに厄介な騒動が起こる。
「酸っぱい食い物が嫌いなんだ。嫌いなモノを嫌いと言って何が悪い。オレの自由だろ」
「読売ジャイアンツが嫌いなんだ。嫌いなモノを嫌いと言って何が悪い。オレの自由だろ」
「黒い肌が嫌いなんだ。嫌いなモノを嫌いと言って何が悪い。オレの自由だろ」
たった一人で嫌う分には人間の自由なんだが、「オマエも、オレと同じで、嫌いだよな」と徒党を組んで、嫌いなモノに嫌がらせを始めるのが困るのだ。
恋人同士だって、自分たち以外の他人を排除しないと成立しない。
愛情、友情、連帯、団結、同胞、同じ肌の色、同じ言葉、同じ文化、同じ国旗。
諸悪の根源は「オレとオマエは仲間だ」という群れの論理なのだ。
仁・礼・孝を貴ぶ儒教を奉ずる私が言うのも完全な論理矛盾なのだが(笑)。
