東宝映画「続・社長紳士録」(1964年)予告編。1:55からのフランキー堺を見よ。
フランキー堺は鹿児島の食品会社社長役。いわゆる「薩摩趣味」である。
1960年代の東宝喜劇映画「社長シリーズ」。松竹寅さんのライバルだ。
ラブゲーム東宝「森繁久彌社長、加山雄三若大将、植木等無責任」VS純愛松竹「渥美清寅さん」VS売春東映「菅原文太トラック野郎」 - 在日琉球人の王政復古日記
「ボヘミアン・ラプソディ」(2018年)予告編。
フランキー堺もドラマーだから、日英バンドマン対決でもある。
2021年5月21日
自民党の簗和生元国土交通政務官(42)=衆院栃木3区、当選3回=が20日の党会合で、LGBTなど性的少数者を巡り「生物学上、種の保存に背く。生物学の根幹にあらがう」といった趣旨の発言をしたことが分かった。
(略)
ただ自民党では山谷えり子元拉致問題担当相も19日の別の党会合で、性的少数者を巡り「ばかげたことがいろいろ起きている」と発言した。閣僚経験者は「簗、山谷両氏とも差別意識があると言われても仕方ない。愚かな言動だ」と強調。世耕弘成参院幹事長は記者会見で、簗氏の発言を把握していないとした上で「本人がしっかり趣旨を説明すべきだ」と述べた。
(略)
LGBTで「国つぶれる」 平沢勝栄氏、集会で発言 - 産経ニュース
2019.1.6
自民党の平沢勝栄衆院議員は3日、山梨県内で開かれた集会で「性的少数者(LGBT)ばかりになったら国はつぶれる」との趣旨の発言をした。平沢氏が5日、取材に対し事実関係を認めた。
平沢氏は取材に「日本の少子高齢化問題についての文脈で発言した。LGBTの方の権利を守るのは当然だと思っている。存在を否定する意図は全くない」と説明した。
LGBTを巡っては、自民党の杉田水脈衆院議員が昨年「生産性がない」と月刊誌に寄稿し、批判を浴びた経緯がある。
「LGBTを公認すれば、LGBTが増えて、異性愛が減り、異性婚が減り、子供が生まれなくなり、国が亡びる。」
自民党が特殊なのではなく、こういう危機感を持つ人は多い。
「そんなことあるかよ(笑)。じゃあ、LGBTが公認されたら、あんたも男とセックスしたくなるのか?」
とバッサリ切り捨てたいところだが、頭から無視していい話でもない。
そもそも、LGBTは、生まれながらにそう「ある」ものなのか?、それとも、後からそう「なる」ものなのか?
そう「なる」のならば、元に「戻る」こともあるのか?「戻す」こともできるのか? そもそも「戻す」ことが許されるのか?
LGBT「10人に1人」 34万人超アンケートで: 日本経済新聞
2019年12月11日
好きになる相手の性別「性的指向」や自分の認識する性別「性自認」に関するアンケートで、回答者(約34万8千人)の約10%がLGBTと呼ばれる性的少数者に該当した。調査を実施したLGBT総合研究所(東京)は「当事者が10人に1人いることが数字で示された。社会としてきちんと向き合う必要がある」としている。
調査は4~5月に実施。LGBTを「体の性別と性自認が一致するシスジェンダーと異性愛者以外」と定義し、全国の20~69歳の約42万8千人にインターネットを通じてアンケートした。
性的指向を尋ねると、「両性愛」が2.8%、どちらとも定まっていない「クエスチョニング」が1.4%、恋愛感情を抱かない「アセクシュアル」と「同性愛」がいずれも0.9%、「その他」1%。性自認は、男女どちらでもない「Xジェンダー」が2.5%、体と性自認が一致しない「トランスジェンダー」1.8%、「クエスチョニング」1.2%、「その他」0.6%だった。
一部の回答者への意識調査では、「LGBT」という言葉は91%が知っていたが、正しい意味を理解している人は57.1%にとどまった。
また83.9%が周囲に当事者はいないと回答。多くの人が存在を実感できていないことが浮き彫りになった。
当事者にカミングアウトの有無を尋ねると、78.8%がないと回答。さらに半数以上が「誤解や偏見が多い」としており、社会の理解や、自治体や企業の対応が必要だと回答した。〔共同〕
国民の10%となれば、無視していいボリュームではない。
さて、ここで、「ある」人だけでなく、「なる」人もいるのならば、現状の10%が、社会の容認、逆に、禁止などで、15%に増えたり、5%に減ったりするのか?、である。
東宝「社長」シリーズのように、1960年代の日本映画なら、鹿児島弁の男性がオトコ好きというギャグは、細かい事前説明なしで通用していた。つまり世間の常識だったのだ。
江戸時代から薩摩の「男色」は有名だった。
タチ役が年長の「ニセ(二才)」、ネコ役が年少の「チゴ(稚児)」である。
鹿児島の中学校(当然男子校)では、タテマエでは禁止されていたが、維新の勝ち組・薩摩の風習は明治時代も色濃く残った。
恋人同士なら、ニセがチゴを恋(というかセックス)のライバルたちから守り、チゴもニセに操を立てて他のニセは相手にしない。
さらに、ニセがチゴを襲うことも、乱交も、珍しくなかったらしい。寄宿舎では夜な夜な、チゴたちの「先輩、堪忍してたもっし」と悲鳴が響いたという。
江戸時代は、薩摩だけではない。同じ鎮西肥前も同じだ。
(略)若年の時、衆道にて多分一生の耻になる事あり。心得なくしては危なき也。言ひ聞かする人が無きもの也。大意を申すべし。貞女兩夫にまみえずと心得べし。情は一生一人のもの也。さなければ野郎かげまに同じく、へらはり女にひとし。是は武士の耻也。「念友のなき前髪は縁夫もたぬ女にひとし。」と西鶴が書きしは名文也。(略)
葉隠
若気の至りの衆道(男性同性愛)で一生引きずる恥をかくこともある。注意しないと危ない。教えてくれる人もない。原則を言えば、貞操の固い女性は情夫を二人と持たない。相手は一生に一人だ。でなければ陰間(男娼)と同じ、淫乱女と同じだ。それは武士の恥だ。「念友(恋人の兄貴分)のいない前髪(元服前の少年)は、許嫁のいない女も同じ」と井原西鶴が書いたのは名文だ。
武士道には男性同性愛がビルドインされている。LGBTに嫌悪を示す自民党は「反・武士道」なわけだ(笑)。
武士と農民を比べれば、圧倒的に武士に衆道が多かった。
同じ民族なんだから、武士と農民が医学的に異なるわけがない。文化的に異なったのである。
つまり、生まれつき同性愛資質を持っていても、文化的・社会的に同性愛が公認・黙認されてないと、本人が意識的にか無意識か同性愛を抑圧・隠蔽することはある。逆に、文化的・社会的に同性愛が公認・黙認されると、目覚める人もいるだろう。
だから、令和日本は同性愛人口が徐々に増えると思われる。
ただし、戦国時代・江戸時代前期の武士の大半はG(ゲイ)ではない。ストレートでもない。大半は成人すれば女性と結婚して子を成しているわけで、 両刀使い、B(バイセクシャル)ということになる。
古今東西、ある環境下で同性愛に走る例は山ほどある。典型例は軍隊と刑務所だ。彼らの大半も娑婆に戻れば、女性に走るのが普通だ。
つまり、LGBTは、全てが「ある」のではなく、中には「なる」人もいる。そして「戻る」人もいることになる。
そもそもバラエティに富むLGBTを一括りにするのが間違いなのだろう。
日本の衆道は、男の同性愛、G(ゲイ)とB(バイセクシャル)であり、L(レズビアン)は含まれない。
衆道(G・B)は公認され、時代や地域によっては奨励もされたが、Lが公認・奨励されたことはない。
これは欧米も同じで、ユダヤ教の旧約聖書も、キリスト教の新約聖書も、G(ゲイ)とB(バイセクシャル)は禁じているが、厳密には、L(レズビアン)を禁じていない。
旧約聖書 レビ記
18-22 あなたは女と寝るように男と寝てはならない。これは憎むべきことである。
18-23 あなたは獣と交わり、これによって身を汚してはならない。また女も獣の前に立って、これと交わってはならない。これは道にはずれたことである。
新約聖書 ローマ書
1:26 それゆえ、神は彼らを恥ずべき情欲に任せられた。すなわち、彼らの中の女は、その自然の関係を不自然なものに代え、
1:27 男もまた同じように女との自然の関係を捨てて、互にその情欲の炎を燃やし、男は男に対して恥ずべきことをなし、そしてその乱行の当然の報いを、身に受けたのである。
新約聖書 コリント第一
6:9 それとも、正しくない者が神の国をつぐことはないのを、知らないのか。まちがってはいけない。不品行な者、偶像を礼拝する者、姦淫をする者、男娼となる者、男色をする者、盗む者、
6:10 貪欲な者、酒に酔う者、そしる者、略奪する者は、いずれも神の国をつぐことはないのである。
新約聖書 テモテ第一
1:8 わたしたちが知っているとおり、律法なるものは、法に従って用いるなら、良いものである。
1:9 すなわち、律法は正しい人のために定められたのではなく、不法な者と法に服さない者、不信心な者と罪ある者、神聖を汚す者と俗悪な者、父を殺す者と母を殺す者、人を殺す者、
1:10 不品行な者、男色をする者、誘かいする者、偽る者、偽り誓う者、そのほか健全な教にもとることがあれば、そのために定められていることを認むべきである。
神は、男性に向かって「あなた(男)は女と寝るように男と寝てはならない」と禁じているが、女性に向かって「あなた(女)は男と寝るように女と寝てはならない」とは禁じていない。
男と男の男色(G・B)は禁じているが、女と女のL(レズビアン)を禁じていない。
もちろん、当時の聖書執筆者(当然オトコ)に「ホモはNGだけど、レズはOKですか?」と質問したら、「どっちもダメに決まってるだろう」と怒ると思う(笑)。そして「まさか女が女と寝たがるワケがないだろう」と笑うかもしれない。
聖書の同性愛禁止のターゲットは、あくまでも男性であり、女性は無視・軽視だった。
20世紀まで同性愛は犯罪だった。関係法律は「ソドミー法」と総称される。ソドミーは肛門性交のことだ。あくまでも男性器の持ち主を想定している。「レスボス法」とは呼ばれなかった。
男性同性愛G・Bがターゲットであり、Lはオマケ扱いである。
聖書の昔から、LGBTすら、男女平等ではなかった。
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