私のブログは、全て【予断と偏見】で書いている。
私は、世の中で起こってる事を、全て、中途半端にしか知らない。全ての情報にアクセスできないからだ。
特に、社会問題ではなく、個人の問題は【予断と偏見】でしか書けない。
社会問題≒政治問題は、たくさんの人間が関わるので、全ての要素がお互いに相殺し合って、ある程度の方向は、外からも観察可能だ。
しかし、個人の問題、例えば犯罪なんかは、個々の事情が大きく違うと、問題の本質も大きく変わる。
この事件は典型例で、まったく判らない。
情報が少なすぎて、【予断と偏見】の働かせようもない。
和歌山で死亡の16歳、死因は全身打撲の外傷性ショック 虐待の疑い | 毎日新聞
2021/6/11 18:25
和歌山市のアパート一室から体にあざがある少女が搬送され、死亡した事件で、和歌山県警は11日、亡くなったのは同市加納の鶴崎心桜(こころ)さん(16)と明らかにした。死因は全身打撲による外傷性ショックで、人為的なあざが全身に及んでいた。捜査関係者によると古い時期のものもあり、県警は日常的に虐待を受けていた疑いがあるとみている。
消防などによると、9日午後2時20分ごろ、母親が「外出先から帰ると、娘が意識も呼吸もなく、血のようなものを吐いている」と119番。心桜さんは搬送先の病院で死亡が確認された。当時、自宅には母親(37)と妹(4)、同居の男性がおり、母親は取り乱した様子だったという。
その約1時間40分後、大阪府泉佐野市の関西国際空港連絡橋を走行していた乗用車のドライバーが「橋の上に車が止まっており、人が海に飛び込んだ」と通報。大阪府警が母親と妹が海上に浮かんでいるのを発見し、いずれも死亡が確認された。橋の路肩に和歌山ナンバーの車が止められており、県警は自殺とみている。
一方、同居の男性は9日夜、和歌山市の和歌山港近くの路上で座り込んでいるのを通行人が見つけて119番。「カフェインのような錠剤を大量に飲んだ」と話し、病院に搬送されて治療を受けている。
一家を巡っては2013年、心桜さんが虐待を受けているとの通報が児童相談所に寄せられたが、保護者との話し合いで翌年には解決していたという。【山口智】
私にとって、最も重要な情報は、同居男性の「年齢」だ。
これが判らないと【予断と偏見】すらできない。
次に、母親と同居男性の付き合い出した「時期」である。
2013年以前なのか?以後なのか? お姉さんは前夫との子供なのか?違うのか?
妹さんが産まれる4年前より以前なのか?以後なのか? ズバリ、妹さんの父親は誰なのか?
で、話は大きく変わる。
あと、同居男性の「職業」、そして、母親の「職業」、も大きな要素だろう。誰が一家4人の食うメシを稼いでいたのか?である。
もちろん、現時点で、ある程度のストーリーは作れるが、【予断と偏見】が過ぎる。
とりあえず、この期に及んで、カフェインの錠剤なんかで、現実から逃げ出すくらいなら、最初の最初から同居しなければ良かった、ことだけは確かだろう。
お姉さんにとっても、
母親にとっても、
おそらく、妹さんにとっても、
そして、同居男性にとっても。
母親になったら女は止めろ!という無茶な女性差別。ただし、シングルマザーは「お子ちゃま」をもう一匹抱え込みやすい。 - 在日琉球人の王政復古日記
※追記※ 想像を超えていた。
1998年和歌山砒素カレー事件・死刑確定・冤罪疑惑→2021年和歌山・児童虐待致死・無理心中 - 在日琉球人の王政復古日記