(略)戀の部りの至極は忍戀也。
戀死なむ 後の煙に それと知れ 終にもらさぬ 中の思ひは
かくの如き也。命の内に、それと知らするは深き戀にあらず、思死の、長けの高き事限りなし。
たとへ、向より、「斯様にてはなきか。」と問はれても、「全く思ひもよらず。」と云ひて、唯思死に極むるが至極也。廻り遠き事にてはなく候や。
此の前語り候へば請合ふ者共ありしが、其の家中を煙仲間と申し候也。
此の事、萬づの心得にわたるべし。主従の間など、此の心にて濟む也。
又人の陰にて嗜むが即ち公界也。獨り居るくらがりにて、賤しき擧動をなさず、人の目かゝらぬ胸の内に、賤しき事を思はぬ様に、心がけねば公界にて綺麗には見えず、俄に嗜みては垢が見ゆるものと也。
究極の恋は「忍ぶ恋」である。
「恋していた。死後に昇る荼毘の煙を見て、私の思いに気付いて欲しい。最期まで告げなかった、秘めた思いを。」
この気持ちだ。生きてる内に告げるのは本当の恋ではなく、心に秘めたまま死ぬのが、限りなく気高い恋だ。
たとえ相手から「好きなの?」と問われても、「とんでもない」と否定して、ただただ恋焦がれたまま黙って死んでいくのが、究極の恋だ。確かに辛い生き方だ。
この考えを話すと、納得してくれた同輩がいて、お互い「煙仲間」と呼びあった。
この覚悟は、恋だけではなく、人生の全てに通じる。
主従関係も同じだ。人知れず覚悟を決める、それで事は成就したも同じだ。人目につかないところでも卑しい所業はせず、誰にも知られず胸の内で邪心を抱かぬように心掛けなければ、普段から綺麗な振る舞いはできず、他人にバレてしまうものだ。
ただ、誤解の無いように書けば、ここで言う「恋」は、男女の恋ではなく、男性同性愛「衆道」である。LGBTの「G」である。 「L」は含まれない。
キリスト教圏・イスラム圏のように死刑にはならないが、「L」が賞賛されることもなかった。賞賛されるのは、あくまでも「G」だ。
奈良平安の昔から、日本は「衆道」天国である。
「葉隠」には、LGBT思想がビルドインされいる。
自民党「生産性」杉田水脈ちゃんと、楯の会・三島由紀夫。どっちが日本を代表する右翼思想家・愛国者なのか? なかなか判断が難しい(笑)。
この男性同性愛の「忍ぶ恋」が、主君への「忠」にも通じる。
忠誠心を口に出さず、ただただ、黙って、主君のために腹を斬る。
主君に知らせず、主君のために死ぬ。
「武士道といふは、死ぬ事と見附けたり。」それが葉隠武士道である。
「葉隠」は無敵の恋愛テクニックでもある。
好きな相手にフラれない、絶対失恋しない方法がある。
それは告白しないことだ。
「私は不死への道を見つけた。二度と輪廻転生しないことだ」
菩提樹の下で喝破した釈迦にも通じる。
生れて来なければ、二度と死なない。
告白しなければ、失恋しようがない。
例えるなら「ストーキングしないストーカー」というか(笑)、完全に変質者の思考、【マゾ】の境地である。
ただし、同じ変態でも、
逮捕の56歳男は「毎日のようにいる」常連客 大阪パブ女性オーナー殺人 - 社会 : 日刊スポーツ
2021年6月18日
大阪市北区のカラオケパブ「ごまちゃん」で経営者の稲田真優子さん(25)が殺害された事件で、大阪府警は18日、殺人容疑で、死亡推定日時の11日午後に店にいたとみられる常連客の会社員宮本浩志容疑者(56)=兵庫県西宮市=を逮捕した。宮本容疑者は他の常連客の間では「毎日のようにいる客」として知られていた。宮本容疑者と顔見知りの常連客の男性(27)は「2人きりになるタイミングを狙っていたのでは」と話した。
(略)
感情むき出しで、ストーカーになって、相手にされないから、刺し殺し、死刑にもならず、懲役を食らって、70歳くらいで出所する、大阪の変態より、
思いを告げず、黙って死んでいく、佐賀の変態の方が、
相手にとっても、家族にとっても、社会にとっても、はるかにマシな変態であることは間違いない。
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