在日琉球人の王政復古日記

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骨VS人間~孟母三遷~腐る肉こそ潔い「善」。姿形を残す骨こそみっともない「悪」。 #麻原彰晃 #東条英機

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1970年代、クメール・ルージュポルポト

 

今も続く北朝鮮は、マルクス主義の看板を掲げた私利私欲、不真面目なマルクス主義がどれほど暗愚な体制を作るのかを、証明している。

そしてカンボジアは、マルクス主義を愚直に実行した反知性主義、真面目なマルクス主義がどれほど無残な地獄を作るのかを、白日の下にさらした。

 

古列女傳、鄒孟軻母、其舍近墓。孟子少嬉遊、爲墓閒之事。孟母曰、此非吾所以居處子也。乃去、舍市傍。其嬉戲乃賈人衒賣之事。又曰、此非吾所以居處子也。復徙舍學官之旁。其嬉戲乃設爼豆、揖讓進退。孟母曰、眞可以居吾子矣。遂居。

 

支那古代・戦国時代の儒教継承者・孟子が幼少期、墓地の近くに住んだ。孟子少年は葬礼の真似事で遊ぶようになった。
母親は息子・孟子の教育に良くないと考え、市場の近くに引っ越した。孟子少年は商売の真似事で遊ぶようになった。
母親は良くないと考え、私塾の近くに引っ越した。孟子少年は礼儀作法の真似事で遊ぶようになった。母親は満足し居を定めた。

支那古典・烈女伝にある著名な故事「孟母三遷」である。

 

この「孟母三遷」、有名ではあるが、儒教の成立を考えると、かなり変である。

なぜなら、孔子儒教は、もともと葬礼が出発点なのである。孔子の母は巫女であり、要は拝み屋、葬儀屋だ。

葬礼の真似事で遊ぶのは孔子の幼少期にあり得た話だ。孟子孔子の後継者ならば、葬式ゴッコこそ相応しいのである。

儒教の原点を知っている人間ならば、葬礼を卑しい所業だと忌避するはずがない。

 

そして、商売も卑しい所業だと忌避しているが、孔子の著名な門弟・子貢は、「論語」と並んで「貨殖列伝」にも有能な経済人としてその名を留めている。

初期の儒教は、商売=経済活動を忌避していなかった。

 

孔子・子貢は紀元前6世紀後半春秋時代の人、

孟子は紀元前4世紀後半戦国時代の人、

烈女伝は紀元前1世紀前漢の書、

貨殖列伝も紀元後1世紀前漢の書。

ずいぶんタイムラグがある。

 

よって、儒教全盛時代の前漢には、春秋時代儒教プロトタイプの記憶が失われてしまったのだ、という説明がよくされる。

しかし、私はサカサマだと思っている。 

孟子を称揚するために「孟母三遷」を書いた前漢時代の儒教孟子派ともいうべき学派は、500年以上前の孔子や直弟子たちの故事をよく知っていたのだ。

孔子が拝み屋の倅であることも、弟子の子貢が商人であることも知っていた。知っていたからこそ、その都合の悪い記録を隠蔽するために、葬礼を否定し、商売を否定したのである。

聖書編纂者が神の子イエスに相応しくないエピソードを削ったように、儒教孟子派に都合の悪いエピソードを儒教孟子派に都合よく上書きしたのだろう。 

 

父母妹だけは殺せなかったタリウム女子大生VS儒家(孔子、孟子、荀子)法家(商鞅) - 在日琉球人の王政復古日記

 

儒教は、墓地の隣に住み、母親の稼業である葬式の真似事で遊んだ、イタコ巫女の私生児・孔子が作り上げた宗教だ。

儒教の「孝」とは、祖先から子孫まで延々と流れる「生命の連続性」である。ゆえに祖先を重視する。当然祖先は先に死ぬ。死んだ祖先をどう扱うか?が儒教の根幹だ。

儒教にとっての「礼」とは、まず何よりも葬礼を意味する。

よって、儒教にとって、死は身近な存在だった。死体も身近な存在だった。よって骨も身近な存在だった、

「骨」なしに、儒教はあり得ない。

 

「骨」は、上半身の残骨「冎」に、残った肉片「月」が合わせる字。

「死」は、死体「歹」と骨を拾い集めて弔う人「匕」。

「葬」は、風葬、鳥葬で白骨化した草むらの遺体を、改めて土に葬ること。

「亡」は、屈葬で足を曲げた死体。

「久」は、背後から木で支えた、または、吊るした死体。

「白」は、頭蓋骨の象形文字だ。白とは骨の色である。

一番上のポルポトによる前衛芸術作品の材料こそ「白」である。

  

#儒教 は宗教です。 #政教分離 違反です。 #孔子廟 = #靖国神社 = #原爆ドーム = #慰安婦少女像 - 在日琉球人の王政復古日記

 

仏教は諸行無常諸法無我であり、死体に執着しない、とされているが、オオウソだ。釈迦の骨は特別で仏舎利と呼んで尊崇してきた。

儒教は、仏教も、人間も、「骨」から自由になれない。

 

奇しくも同じ2018年末の2つのニュースが、ずっと心に残っている。

 

どちらも、「妻」が死に、「夫」が警察のお世話になった。 

どちらの夫も、悪党ではなく、善人であり、

そして、どちらの夫も、全く違う意味で、「愚か」だったと思う。

 

妻の遺体放置の男に判決 身元知らぬまま30年 福岡地裁 - 毎日新聞

2018年12月26日
 福岡県大野城市の自宅アパートに内縁の妻だった女性の遺体を放置したとして死体遺棄の罪に問われた無職、奥田義久被告(74)に対し、福岡地裁は26日、懲役1年、執行猶予3年(求刑・懲役1年)の判決を言い渡した。女性の身元は不明で、奥田被告は駆け落ちして30年以上連れ添ったが、本名を知らないままだった。国分進裁判官は「あなたのできる範囲できちんと供養してあげてください」と説諭した。
 判決や奥田被告の供述などによると、奥田被告は1978年ごろキャバレーで女性と知り合い、駆け落ちした。女性は「由美子」と名乗ったが、身元を知らないまま同居した。
 女性に本籍地を聞いても教えてくれず「籍を入れよう」と持ちかけても拒まれた。過去に触れられるのを嫌がったため、奥田被告は関係が壊れることを恐れて詮索しなかった。女性は食品加工会社などに勤めたが、勤務先からマイナンバーカードの提出を求められ、戸籍がないことを理由に退職。その後は奥田被告の年金で暮らしていたという。
 女性は昨年9月に体調を崩して寝たきりになったが病院に行くのを拒み、同10月に死亡。奥田被告は「戸籍がない女性と長年暮らしたことが問題になる」「戸籍がないと火葬できない」などと考えて死亡を届けず、朝晩に線香をあげて暮らした。今年9月にアパートが解体されることになったため逃げ出した。
 事件発覚後の捜査では女性の身元を特定できず、戸籍がなかった可能性もある。判決の事実認定でも女性は「自称・奥田由美子、氏名不詳」と述べられた。
 国分裁判官は「長年連れ添った女性が死んだのに公的機関に相談せず1年近く遺体を放置した動機に酌むべき点はないが、事実を認めて反省している」と述べた上で、奥田被告に女性への供養を求めた。奥田被告は「はい」と答えて頭を下げた。

 

解体直前のアパートで年金暮らし。貧しさが想像できる。

そして、内縁女性に戸籍が無いからって、夫が処罰られるなんてことはありえないのに、恐れて逃げ出す。だいたいの心理状態・教育水準も想像がつく。

腐敗臭がしただろうに、おんぼろアパートでギリギリまで一緒に住んでいた。ホントに心から惚れていたんだろう。誠実な「夫」である。

 

彼の「愚かさ」を侮蔑するカシコイ人間を、私は心の底から侮蔑する。

 

戸籍が無い、その理由は問うまい。本人が嫌がったのだから無用の詮索だ。つらい事が多かっただろう「妻」の人生にも、「夫」との幸せな時間があったことを信じたい。

 

しかし、なんで、どうして、この世に、「死体」なんてもんがあるのか?

 

死体さえなければ、死んだ妻が溶けて消えて無くなれば、夫も逃げ出す必要が無かった。

人間が死んで死体が残るのは、彼の責任でも彼女の責任でも無い。

そういう風に人間を作った神の責任だ。 

 

衣装ケースに乳児の人骨 病死の妻の遺品整理中、夫通報:朝日新聞デジタル

2018年12月31日
 大阪府河内長野市千代田台町の府営住宅の一室で30日午後2時15分ごろ、住人の男性(45)から「自宅に異臭のする衣装ケースがある」と府警河内長野署に通報があった。署員が駆けつけたところ、乳児とみられる白骨化した人骨が見つかった。府警は、死体遺棄事件の可能性があるとみて調べている。
 河内長野署によると、この部屋には男性と妻、次男、三男が暮らしていたが、22日に妻(49)が病死。発見当時、男性と20代の長男が遺品の整理をしていた。衣装ケースは押し入れの天袋にあったという。男性は2001年に、死亡した妻と再婚したという。

 

まず最初に書くが、この大阪河内長野の「夫」も悪党ではない。おそらく善人だろう。

しかし、福岡大野城の「夫」とは、180度違う意味だが、大阪河内長野の「夫」も「愚か」だと思う。

 

福岡大野城の「夫」は、公的システムを、信じ無さ過ぎた。

大阪河内長野の「夫」は、公的システムを、信じ過ぎである。

 

冷静に考えてみよ。大晦日イブ。警察だって忙しい。

その最中、「妻」が死んだ。遺品に嬰児のミイラがあった。だから、何なのか?

110番して、いったい、何になるのか? 何の意味があるのか?

おそらくは白骨乳児の正体を知っていたであろう「妻」はもう死んでいる。

真相は聞きだせないし、罰することもできない。

なのに、馬鹿正直に、警察を呼んで、税金を使って、何を解決するつもりなのか?できるつもりなのか?この世の誰を裁くのか?

おそらくは再婚前の出来事だ。婚前の過去、わざわざ白骨乳児の正体を調べて、真相を究明して、いったい、どんな良きこと、どんな幸せな結末が待っているというのか? 

 

隠し持っていた「妻」は、白骨乳児を始末しようと思えば、いつでもできた。海に流せば、それで終わりだ。

それでも、彼女は手元に残した。死ぬまで背負い続けたのである。

それで十分ではないか。これ以上の何が望みなのか?

 

「妻」は死の床についても、白骨乳児の存在を、「夫」に告げなかった。「夫」にも教えなかった秘事を、警察に知らせて欲しかったはずがないだろう。

 

警察の出る幕ではない。神仏にお任せする仕事である。 

人間には判らなくとも、神さま仏さまは、お見通しだ。

もしも罪があるのなら、彼女は、あの世で、ちゃんと裁かれる。

もしも理由があれば、ちゃんと慈悲と赦しを受けるだろう。

 

秘密を墓場まで持って行くと決めた「妻」の遺志に沿うのが「夫」の務めだろう。

誰にも知らせず、そのまんま、(おそらく)「母」と「子」を同じ骨壺に入れて、同じ墓に葬ってやればいい。それだけで良かった。

 

なぜ、どんな意味があって、「妻」が隠した戸籍を調べる必要があるのか? もう死んでいるのだ。彼女の物語は終わったのである。

なぜ、どんな意味があって、「妻」が隠した白骨乳児を調べる必要があるのか? もう死んでいるのだ。彼女の物語は終わったのである。

 

主人公が死んだのに、なんで物語を続けようとするのか? 

それは死体が残っているからだ。火葬しても「骨」が残る。いつまでも残る。

 

結局、「骨」こそが、人間の諸悪の根源なのだろう。

 

われわれの「肉」は腐る。食われて、溶けて、分解されて、消える。

「肉」は潔い。「肉」は美しい。

悪臭は放つかもしれないが、最終的には、何らかの形で、他の生物の栄養になる。この世に残らない。ちゃんと終わる。見事なものだ。素晴らしい。

 

キリスト教の異端・グノーシス思想は霊肉二元論を説く。

悪なる「肉」に幽閉された善なる「霊」。

サカサマだと思う。

腐って食われて溶ける。ちゃんと終わって、ちゃんと消える「肉」こそ、人間にかろうじて残された「善」だ。

 

われわれの「骨」は腐らない。なかなか分解しない。生前の形をこの世に残す。

この世に留まろうと足掻く。いつまでも未練がましい。

終ったんだから、早く消えて無くなれ。みっともない。

 

もしも、人間に「骨」が無ければ、人間が無脊椎動物だったら、軟体動物だったら、葬送という文化も生れていなかっただろう。

宗教全般、少なくとも儒教は誕生しなかった。孔子の出番はなかった。

海の霊長類・タコの文明に儒教は生まれない。 

 

海の霊長類・タコ&イカVS陸の霊長類・ヒト~NASA火星VSウェルズ宇宙戦争VS第一次世界大戦 - 在日琉球人の王政復古日記

 

脊椎動物である人間は「葬送」という文化を持つ。

葬送は故人を悼む故人を偲ぶ儀礼、というのは、おそらくウソだ。

葬送とは、実は、なかなか消えてくれない厄介者「骨」の後始末である。

 

もちろん、死にたくない、いつまでも存在したい、という人間の欲望はある。

キリスト教の神は未来永劫存在する。

諸行無常を説いたはずの仏教から、久遠実成の本仏も出て来る。

永遠の生命、なんて妄想を思い付いたのも、目の前に残る「骨」からの思い付きだろう。

エジプトのミイラも日本の即身仏も、その欲望の結晶だ。

 

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永遠不滅。それは人間の願いだが、その願いは、その願いこそが、失礼ながら、本質的に「悪」なのだ。

 

死んだら、彼の彼女の物語は終わりだ。それでいいのである。

骨を残して、ミイラになって、無理やり物語を続けて、何か良きことが生み出されることはまずない。ろくでもないことが残るだけだ。 

 

東条英機らA級戦犯7人を「太平洋に散骨」…米軍公文書見つかる : エンタメ・文化 : ニュース : 読売新聞オンライン

2021/06/09
 第2次世界大戦後、極東国際軍事裁判東京裁判)で死刑判決を受け、死刑が執行された東条英機元首相らA級戦犯7人の遺骨を、米軍将校が太平洋上に散骨したとする公文書が見つかった。米軍が、A級戦犯の遺骨をどう扱ったかを示す貴重な史料だ。
(略)

 

妻子で争った松本智津夫・元死刑囚の遺骨、次女に引き渡し決定…最高裁 : 社会 : ニュース : 読売新聞オンライン

2021/07/05
 2018年7月に死刑が執行されたオウム真理教の教祖・麻原彰晃こと松本智津夫元死刑囚(執行時63歳)の遺骨と遺髪の引き取りを巡る家事審判の特別抗告審で、最高裁第3小法廷(戸倉三郎裁判長)は元死刑囚の次女(40)を引き渡し先とする決定をした。決定は2日付で、裁判官5人全員一致の意見。
(略)

 

東条英機も、麻原彰晃も、もう物語は終わったのだ。

「骨」が残るから、物語を続けたい人間も出て来る。その無理やり続けた物語が、後世の誰がを幸せにする可能性はかなり低い。止めた方がいい。忘れるべきだ。

 

私は孔子を崇敬する。しかし、間違いなく、儒教破門者だ(笑)。

 

人間という「みっともない存在」の象徴、それが「骨」だ。

「骨」とは、「人間という悪」の象徴なのである。

 

人間は、悲しい。~沖縄チビチリガマ=靖国神社=慰安婦像少女像徴用工像=心霊スポット=肝試し #反知性主義 - 在日琉球人の王政復古日記

 

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