在日琉球人の王政復古日記

NATION OF LEQUIO

楽観論・東京都吉村憲彦局長「不安あおらないで」VS悲観論・日本政府尾身茂会長「既に医療逼迫」

都局長「不安あおらないで」 コロナ過去最高、小池氏対応せず:東京新聞 TOKYO Web

2021年7月27日
 東京都内で新型コロナウイルスの感染者数が過去最多の2848人となった27日、都は吉村憲彦福祉保健局長が報道各社に現状を説明した。年末年始の2千人台とは医療提供体制やワクチン接種などで状況が違い、死者が急増することはないと強調。「いたずらに不安をあおることはしていただきたくない」と要望した。都が従来呼び掛けていた内容とは食い違う場面もあった。
 小池百合子知事は感染者数が発表された夕方時点で既に退庁しており、取材対応はなかった。

 

尾身会長、東京の感染拡大「危機感の共有必要」 - 産経ニュース

2021/7/28
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は28日の衆院内閣委員会で、東京都での感染拡大に関し「強い対策を打ってみんなが危機感を共有しない限り、この傾向はしばらく続く」と指摘した。「人々に危機感を共有してもらえるメッセージと、感染状況にふさわしい効果的な対策を打つこと(が必要)だ」とも語り、政府や都に早急な対応を求めた。
尾身氏は「既に医療逼迫(ひっぱく)が起きており、一般医療や救急医療、すぐにやらなければいけない手術が遅れ、救急外来で(搬送を)断ることが出始めている」と指摘。「一般の人にまだ十分に危機感が伝わっていない」として、国民全体で危機意識を共有することが重要だと強調した。 

  

神奈川・埼玉・千葉「緊急事態宣言」要請へ 「求めるなら3県そろって」

2021年7月28日 水曜
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、神奈川県の黒岩知事は、埼玉、千葉と足並みをそろえ、国に緊急事態宣言の発令を要請する方針を明らかにした。
(略)

 

東京都 新型コロナ 3177人感染確認 2日連続で過去最多 | 新型コロナ 国内感染者数 | NHKニュース

2021年7月28日
東京都は28日、都内で新型コロナウイルスの感染が確認された人は初めて3000人を超えて3177人だったと発表しました。都内では27日、それまでで最も多い2848人の感染が確認されていて、これで2日連続で過去最多を更新しました。
3177人は1週間前の水曜日より1345人増えていて、感染の急速な拡大が止まらない事態になっています。
28日までの7日間平均は1954.7人で、前の週の153.0%となりました。
7日間平均は第3波のことし1月11日を上回り、過去最多です。
一方、都の基準で集計した28日時点の重症の患者は27日より2人減って80人でした。
小池知事「第3波のピーク時とは状況異なる」
東京都内で新型コロナウイルスの急速な感染拡大が続いていることに関連し、小池知事はオリンピックを取材する報道機関向けに配信した映像で「第3波のピーク時と比べ、重症化しやすい60代以上の割合が減っている。第3波の時とは状況が異なると認識している」と述べました。
(略) 

 

菅首相「感染状況変わったら、パラはぜひ有観客で」 : 政治 : ニュース : 読売新聞オンライン

2021/07/21 
 菅首相は21日、首相官邸で記者団に、8月24日開幕の東京パラリンピックについて、観客を入れた開催に意欲を示した。
 首相は「パラリンピックまでに(新型コロナウイルスの)感染状況が変わったら、5団体で対応を考えることになっている。ぜひ有観客の中でと思っている」と述べた。
 開幕が迫る東京五輪については、「世界の選手の活躍によって若者や子どもたちに、夢や感動を与えられる最高の機会となる。日本選手団には持てる力を十分発揮し、最高のパフォーマンスを見せてほしい」と語った。 

 

西浦博教授 医療崩壊すれば「パラリンピック中止」提言も | 文春オンライン

週刊文春 2021年8月5日号
 菅義偉首相が「感染状況が変わったらぜひ有観客で」と語った8月24日に開幕するパラリンピック
(略)
「第四波の大阪のように、どこの病院のベッドも空いていない状況になったならば、オリパラ関係者の間で重症患者が出たとしても受け入れられません。もちろん一般市民の命も、危険に晒すことになる」
 止まらない感染拡大に、西浦氏はこう懸念している。
医療崩壊に近づいた時は、躊躇なく『いますぐ中止しないと危ない』と提言しようと、関係する医師や専門家では申し合わせています
 なぜ東京都で感染が急拡大しているのか、病床がこんなにも早く満床になってしまうのはなぜか、重症者・死亡者数の見通し、政府は今後どんな感染対策を取るべきなのか――。西浦氏のインタビューは、7月28日(水)16時配信の「週刊文春 電子版」及び7月29日(木)発売の「週刊文春」が報じている。

 

五輪開催派・経済優先派・自民党支持者は、楽観論を集める。悲観論を外す。

五輪中止派・防疫優先派・アンチ自民派は、悲観論を集める。楽観論を外す。

楽観論と悲観論、どっちを信じるか?ではない。

信じたい方を逆に疑い、信じたくない方を逆に受け止める。それでちょうどバランスが取れる。