在日琉球人の王政復古日記

NATION OF LEQUIO

ああ琉球人で良かった(笑)~在日コリアン #のりこえねっと #辛淑玉 VS日本人 #DHC #ニュース女子 #長谷川幸洋

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「鬼哭啾啾―「楽園」に帰還した私の家族」 辛淑玉 解放出版社(2003年)

 

嗚呼、琉球人で本当に良かった。在日コリアンだったら、日本人だったら、恥ずかしくて、世間に顔向けできないところである。

 

テレビ番組「ニュース女子」で名誉毀損 制作会社に賠償命令 | 基地問題 | NHKニュース

2021年9月1日
沖縄のアメリカ軍施設の建設をめぐる反対運動をテーマにした番組で名誉を傷つけられたとして市民団体の代表が番組の制作会社などを訴えた裁判で、東京地方裁判所は事実とは異なる内容だったと認め、制作会社に550万円の賠償とホームページへの謝罪文の掲載を命じました。
裁判で争われたのは、番組制作会社のDHCテレビジョンが制作し、平成29年1月に東京メトロポリタンテレビジョンTOKYO MXで放送された番組「ニュース女子」です。
沖縄のアメリカ軍北部訓練場のヘリコプター発着場の建設に反対する人たちを取り上げた内容をめぐって市民団体の共同代表を務める辛淑玉さんが名誉を傷つけられたとして制作会社と司会を務めた男性を訴えていました。
1日の判決で、東京地方裁判所の大嶋洋志裁判長は「辛さんが暴力的な反対運動をあおっているかのように取り上げているが、そのような事実は認められない。裏付け取材もしておらず、名誉を傷つけた」と指摘して、制作会社に550万円の賠償と放送した動画を掲載しているホームページに謝罪文を載せるよう命じました。
一方、司会者については制作や編集に関わっていなかったとして訴えを退けました。
この番組をめぐっては、放送した「TOKYO MX」に対し、BPO=「放送倫理・番組向上機構」の放送人権委員会が人権侵害が認められるとして、再発防止に努めるよう勧告しています。

 

1977年、中日新聞社入社時の長谷川幸洋青年は、2021年現在の長谷川幸洋がやっているジャーナリズムを見て、何を想うだろうのか?

愛する日本のためなら、名誉棄損で敗訴するようなジャーナリズムを平気でやる。それが本当に、重ねて言う、本当に、日本の為になっているのか? 日本への侮辱ではないのか?

 

時空を超えてムチャクチャな長谷川幸洋さん~イスラム国ISISは南シナ海なんか場所も知らない(笑)。 - 在日琉球人の王政復古日記

 

政治的立場のためなら、どんな恥ずかしい手段も、卑怯な言論も、平気でやる。

似た者同士だ。在日コリアン左翼の面汚し、日本人右翼の面汚しである。

 

もっと問題なのは当人ではない。当人たちは、おそらく、もはや、救えない。

深刻なのは、辛淑玉や、反対に、長谷川幸洋井上和彦、を応援・弁護している、在日コリアンか日本人かは知らないが、左翼や右翼のネット住人である。

正義とか、羞恥心とか、そういう要素が精神の中に皆無なのだろうか?

 

辛淑玉なんかの言動をマトモに受け取るのは、在日コリアンだから、女性だから、「おかしな部分」「通用しない暴論」を見て見ぬしているだけではないか。

辛淑玉と同じ内容を、日本人男性が書いたり喋ったりしていたら、誰も相手にしていないはずである。

辛淑玉を大目に見てるのは、逆に、在日コリアン差別、女性差別、なのである。

 

辛淑玉は日本生まれで、親族は朝鮮総連に騙され、北朝鮮に「帰国」した。

当然、親族は二度と戻れぬ地獄に落ちた。白米を腹いっぱい食えないまま死ぬ。糖尿病の心配じゃなく、貧血と結核におびえながら終わる人生だった。

辛淑玉は、その事実を「鬼哭啾啾」という本にした。 

 

この悲惨で残酷で理不尽な経験は、彼女を、いかなる政治的立場に立てたか?

彼女は、身内を殺した北朝鮮を「軽く」批判する。そして、北朝鮮向けの100倍くらいの熱量で、日本を批判する政治人生である。

戦後の日本政府は、在日コリアンを差別しているが、(終戦直後はともかく)餓死させた在日コリアンはおそらく一人もいない。

辛淑玉自身、飢えて死ぬ思いをしたことはないだろう。それでも「飢餓殺人国家・北朝鮮」より、「飽食差別国家・日本」を攻撃するのである。

ハッキリ書く人間はいないのか? 辛淑玉の人命に対する態度は狂っている。北朝鮮と日本に対するバランス感覚は狂っている。

 

辛淑玉琉球の米軍基地反対運動を支援しているが、そもそも琉球に米軍基地があるのは、昔は対ソ連、今は対中国のためだ。

琉球人にとって、たしかにアメリカ軍は負担だが、ソ連赤軍中国人民解放軍に駐屯されるよりは、はるかにマシである。

ハッキリ判るように書けば、琉球北朝鮮みたいになるくらいなら、米軍基地の方がはるかに耐えられる。

 

そして、琉球の米軍基地は、琉球を守っているモノではない。

インド太平洋を守るため、日本を守るため、台湾を守るため、そして韓国を守るためだ。

韓国を誰から守っているのか? 北朝鮮から守っている。

琉球人は、韓国の犠牲に、北朝鮮の犠牲になっている。

韓国政府こそ、琉球に「思いやり予算」を出すべきだろう。

 

韓国国籍にして北朝鮮を日本ほどは批判しない(つまり北朝鮮の犯罪を事実上免罪している)辛淑玉は、そもそも、琉球の米軍基地反対運動を応援する立場にない。そんなヒマがあったら、琉球に負担をかける北朝鮮と韓国を何とかしてもらいたい。

もちろん、この2国が何とかなっても、琉球の米軍基地はなくならない。

しかし、朝鮮半島が何とかなったら、朝鮮民族に責任は無いから、辛淑玉にも、琉球の米軍基地をどうのこうの好きな事を言う権利は認めてもいい。

 

差別はあっても、北朝鮮と異なり、殺される心配のない安全安楽な日本で、憎悪と極論だけの言論の自由謳歌してきた辛淑玉を、私は琉球人だから、他人事として、面白おかしく眺めてきた。

身内を殺され、北朝鮮の犯罪を骨身に染みて実感して、それでもなお、北朝鮮より日本を憎悪する政治人生に、最後は、一体、何が残るのか? 

 

支那と日本に挟まれた、同じ境遇の少数民族として、「ああはなるまい」「ナショナリズムに狂うまい」と反面教師にさせていただいたことを感謝している。