“スリーパーセル” 読売が10年前に阪神の被災地から武器発見の報道 – アゴラ
2018年02月14日
国際政治学者の三浦瑠麗氏のテレビでの発言で注目された潜伏工作員「スリーパーセル」について、読売新聞が2007年1月19日付朝刊で記事を掲載していた。
当時、前年10月に北朝鮮が核実験に初めて成功し、日本の新たな脅威として重大視されるようになり、北の核ミサイル危機シミュレーションも交えた大型連載シリーズ「核の脅威」を開始。その第1部の3日目の記事「20XX年北朝鮮が…（3）重要施設を警備せよ」に、政府関係者からの情報として衝撃的な内容が報じられている（太字は筆者）。
日本に長年潜入中の休眠工作員（スリーパー）もいる。政府関係者によると、阪神大震災の時、ある被災地の瓦礫（がれき）から、工作員のものと見られる迫撃砲などの武器が発見されたという。
#三浦瑠麗 #スリーパーセル #ワイドナショー 三題噺「北朝鮮」「大阪」「テロリスト」。オチは「在日コリアン」。 - 在日琉球人の王政復古日記
の続き、というか落穂拾い。
２００７年の読売の記事。
不思議なのは、デカいヤマなのに、後追いが全く無いこと。
スクープ？の読売も追わないし、こういうの大好きそうな産経も追ってない。
文春や新潮も追わない。
何も、追ってないから「デマだ！」というのではない。
逆にもっとヤバいのかもしれない。
日本にダメージまたはスキャンダルになってしまう話だったのかも。
でもさあ、阪神淡路大震災の被災地でしょ？ おそらく「神戸」だわな。
そこに住んでたのが朝鮮総連関係者だと断定できるのならいいけれど、
じゃないのなら、神戸で物騒な道具、となれば、朝鮮総連よりは、山口組の可能性の方がよっぽど高くないかね？
だって、政治工作なら、テロなら、まず、やっぱり、東京でしょう。
神戸で、関西で、道具となれば、アカより、まずヒシだと思うけどね。
山健組本部に手榴弾で報復、元暴力団員に懲役１５年求刑 - 産経WEST
2016.5.13
平成２２年、指定暴力団神戸山口組直系山健組の本部事務所（神戸市中央区）前で手榴弾が爆発した事件で、爆発物取締罰則違反（使用）罪などに問われた元暴力団員、佐佐木章雄被告（５７）＝茨城県北茨城市＝の裁判員裁判の論告求刑公判が１２日、神戸地裁（長井秀典裁判長）で開かれ、検察側は懲役１５年を求刑した。判決公判は１７日。
暴力団武器庫、倉庫に偽装か 北九州のロケット砲 ：日本経済新聞
2012/6/29
北九州市の倉庫でロケットランチャーなどが見つかった事件で、武器は発見時、建築資材や工具で覆って隠されていたことが29日、福岡県警への取材で分かった。県警は暴力団が武器庫を建築会社の倉庫に偽装していた可能性があるとみている。
ヤクザが迫撃砲をぶっ放した例は聞いたことはないが、手榴弾は普通に投げてるし、軍用ライフルやロケットランチャーは見つかってる。
まあ使ったら無期確実だし、警察がメンツをかけて組を潰すだろうから、怖くて使えないとは思うが。
ただなあ、迫撃砲って、ヤクザの「出入り」では使えない兵器だと思う。
迫撃砲は、砲弾をまっすぐ水平に飛ばすのではなく、打ち上げ花火みたいに上空に撃ち上げる兵器だからだ。
つまり迫撃砲は、目の前の人や車や組事務所を狙えない兵器なのだ。暗殺には全く向かない。
基本的には迫撃砲は平原や山地などの野戦で使う兵器だ。
ヨーロッパでも中東でもいいけど、大都市でのテロで、迫撃砲の使用例はあるのだろうか？
もちろん狙撃者の位置が判りにくいというメリットはあるが、関節射撃で命中率は悪いし、ビルが林立する都市部で使いやすいのか？
まあパニックを引き起こすには使えるが。
形状は単なる鉄の筒。
だからバズーカと見間違えたとか？
いやほんとに「タダの鋼管」だった可能性もある(笑)。
イロイロと不思議な話ではある。
読売の飛ばしの可能性も捨てきれないけど。
