「That's Life」フランク・シナトラ
それが人生さ。誰もが同じように言うさ。
4月に羽ばたき、5月には撃ち落とされる。
だけど俺は知っている。人生に浮き沈みはつきものさ。
頂点に返り咲くさ。6月には返り咲く。
それが人生さ、と俺は言う。笑い話みたいに見えるさ。
他人の夢を踏み潰すヤツもいる。
でも俺は諦めない。自分を蔑まない。
だってこの古き良き世界は、回転木馬なのさ。
俺は、木偶人形で、乞食で、盗っ人で、詩人で、二等兵で、王様だった。
上がって下がっての繰り返し、それで一つ判ったんだ。
いつも、自分が奈落に落ちてから気が付く。
俺は自分を引っ張り上げ、また闘いの日々に放り込む。
それが人生さ。俺はそんな人生を拒否できない。
もう逃げたいと思ったけど、俺にはできなかった。
人生には生きる意味があると思えなくなったら、
俺はとっくに翼を広げておさらばしてるさ。
それが人生さ。俺はそんな人生を拒否できない。
何度も捨て去ろうと思ったけど、俺にはできなかった。
だけど、この7月に何一つ変わらなかったら、
さすがに今度ばかりは俺も覚悟を決めて、あの世へ行くよ。
正直、ゾッとした。ここまで、シンクロすると、気持ちが悪くなる。
映画は美しく、そして、おぞましい。
silent hill 333 @333_hill
ジョーカーという真摯な絶望を汚す奴は許さない。
2019-10-20 04:02:27
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安倍元首相暗殺犯・山上徹也容疑者と推定されている「silent hill 333 @333_hill」のツイッターにある「ジョーカー」とは、2019年の映画の主人公だ。
この映画は、私も感動した優れた一本である。
そして、あんまり指摘されてないようだが、非常にキリスト教的な映画だ。
正確には「反キリスト」的、というべきか。
前に感想を書いている。
《キリスト教映画列伝》 #ジョーカー #JOKER (2019年)VS #Vフォー・ヴェンデッタ (2005年)~ #反知性主義 #ANTIFA - 在日琉球人の王政復古日記
統一教会は、カトリックからも、プロテスタントからも、「異端」として、キリスト教とは認められてないが、統一教会の信者、例えば容疑者の母は、キリスト教のつもりだった。
自称・キリスト教の統一教会を憎悪した容疑者が、「反キリスト」的映画を愛していたとは、話が出来過ぎだ。
さらに、「ジョーカー」は「母殺し」の映画なのだ。
妄想の果てに、息子の人生を無茶苦茶にして、しかも、その罪に全く気が付かないまんま、夢の世界で生きている母。
全てに絶望した息子アーサーは、母を殺して、ジョーカーに生まれ変わる。
おぞましくも、こんなに美しい日の出のシーンは、なかなかない。
Joker (2019) - My Life Is a Comedy Scene (5/9) | Movieclips
https://www.youtube.com/watch?v=mQJPI9_TVHA
※年齢制限があるようなので、youtubeで視聴してください。
「本当の敵ではないが仕方なく狙った」容疑者供述 安倍元首相銃撃 | 毎日新聞
2022/7/20
安倍晋三元首相(67)が奈良市で街頭演説中に銃撃され死亡した事件で、殺人容疑で送検された山上徹也容疑者(41)が「本当の敵ではなかったが、仕方なく安倍氏を殺害対象に選んだ」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で分かった。
(略)
一方、新型コロナウイルスの感染拡大で団体幹部の来日日程が不確実になり、襲撃のタイミングを失っていた。そんな中、山上容疑者は今春、団体の関連組織が開いた行事に安倍氏が寄せた動画メッセージを視聴。県警はこの動画視聴がきっかけで安倍氏にも強い反感を抱くようになり、韓総裁と同列の襲撃対象に据えたとみている。
山上徹也容疑者「本当の敵ではなかったが、仕方なく安倍氏を殺害対象に選んだ」
ジョーカーも、つい先日まで、尊敬の対象ですらあった、国民的人気のコメディアンに向かって、彼から直接危害を加えられたわけでもないのに、国民が見ているテレビの前で、銃を撃つ。
正直、ゾッとした。
ジョーカーのセリフは、そのまんま、一言一句、山上徹也容疑者の心情である。
ここまで、シンクロすると、気持ちが悪くなる。
日本国民には、保守派もリベラル派もいるだろう。韓国が嫌いな人も好きな人もいるだろう。
安倍元首相が撃たれたと聞いて、犯人を左翼や外国人だと思った人もいるだろう。
しかし、犯人は、われわれの想像とは180度サカサマの、韓国を憎悪し、韓国に融和的な左翼を軽蔑する、自称ネトウヨだった。
日本国民には、安倍元首相が好きだった人も、嫌いだった人も、いただろう。
好きな人も、嫌いな人も、ほとんど全ての人は、暗殺を、安倍元首相その人を狙ったものだ、と思ったはずだ。疑う余地もない。
まさか、「本命の韓国人を殺せないから、仕方なく狙いを変えた」なんて、想像も出来なかったはずである。
しかし、安倍元首相は、韓国人の代わりに、たまたま、仕方なく、殺された。
拍子抜けするような、冗談みたいな理由。でも、That's Life、これが人生だ。
日本国民には、憲法改正に賛成の人も、反対の人も、いるだろう。
70年以上争ってきた憲法が、拍子抜けするような、冗談みたいな理由で変わる。
改憲派も護憲派も、今まで、いったい、何のために、頑張って来たのか?
安倍晋三元首相暗殺~山上徹也容疑者~統一教会/世界平和統一家庭連合/国際勝共連合~北朝鮮日本人拉致事件。 - 在日琉球人の王政復古日記
人間の馬鹿馬鹿しさ。社会の馬鹿馬鹿しさ。そして、映画の美しさ。