日本国憲法によって破壊された日本人的価値観。 | 武藤貴也オフィシャルブログ「私には、守りたい日本がある。」Powered by Ameba
2012-07-23
最近考えることがある。日本社会の様々な問題の根本原因は何なのかということを。
そして、いつもその原因は「日本精神」・「日本人的価値観」を失ったことにあるのではないかと思うのである。
かつての日本人は「武士道精神」にも表わされているように、道徳的に非常に優れた価値観を持っていたように思う。それは「徳」の高さを至上のものとする価値観だ。「徳」とはまさしく「勤勉」「正直」「誠実」「勇気」「謙虚」「滅私奉公」等々といった古来からある「日本人的価値観」である。今の政治を見ていると想像もつかないが、かつて日本の武士は「法」より高い次元の「徳」や「礼」で裁かれた。いわゆる「法治主義」では無く「徳治主義」だった。
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昔読んだ本の中に「いじめはなぜいけないか、それは『卑怯』(ひきょう)だからだ」と書いてあった。強い者が弱い物をいじめる行為は、ただただ「卑怯」だからダメなんだと。
「卑怯」という言葉を調べてみると、「勇気がなく、物事に正面から取り組もうとしないこと。正々堂々としていないこと。また、そのさま。」と書いてあった。まさしくこの「卑怯」という概念について、学校や親や社会は子どもたちにしっかり受け継いでいるだろうか。
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武藤貴也元衆院議員を書類送検 ひき逃げ容疑、男性軽傷 | 共同通信
2021/3/1
ひき逃げ容疑、男性軽傷
東京都中野区で2016年、乗用車で男性との接触事故を起こし逃走したとして、警視庁野方署は1日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで武藤貴也元衆院議員(41)=東京都世田谷区=を書類送検した。署は起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。男性は右腕に約3週間の軽傷。
書類送検容疑は現職だった16年7月16日午前0時5分ごろ、中野区の都道を運転中、前方の路肩に駐車した車から降りた60代男性と接触し、救護措置をせずに走り去った疑い。
署などによると、防犯カメラの映像などから武藤元議員が浮上。容疑について「黙秘します」と供述している。
不祥事をやらかす政治家がいる。
やらかすのは、もちろん、良くないが、その政治家が、公共工事と利益誘導と大臣ポストにしか興味がない、偉そうなキレイゴトを大言壮語しない、カネや利権の臭いがプンプンする田中角栄、ハマコー、経世会タイプ(笑)なら、なんとなく点数が甘くなる。
賄賂を取るのも、芸者と遊ぶのも、芸の内、である。
キレイゴトを言う政治家がいる。
左方向に「戦争責任」「人権」を叫ぶ政治家。
右方向に「愛国」「靖国神社」を叫ぶ政治家。
正義や愛国を説くのはいい。説くのはいいんだけれど、それなら最低限、汚職や性的スキャンダルやひき逃げは勘弁してほしい。
汚職議員は汚職議員らしくキレイゴトは口にしない。正義や愛国は語らない。
左翼議員や右翼議員は左翼議員や右翼議員らしく金儲けや女遊び(男遊び)はガマンする。
そういう汚職議員、左翼議員、右翼議員は、百歩譲って、ある程度許す。
しかし、表で正義や愛国をほざいて、裏で金儲け&セックス&ひき逃げじゃあ、誉める部分がまったく残っていない。
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