明友会「実録外伝大阪電撃作戦」ＶＳ柳川組「日本暴力列島京阪神殺しの軍団」～「在日ＶＳ部落」なんてウソ。

実録外伝　大阪電撃作戦(プレビュー)

1976年東映「実録外伝　大阪電撃作戦」　主演・松方弘樹

朝鮮人愚連隊「明友会」がモデル。

日本暴力列島　京阪神殺しの軍団（予告編）

1975年東映「日本暴力列島　京阪神殺しの軍団」　主演・小林旭

朝鮮人ヤクザ「柳川組」がモデル。

しかし、皆さん、ホント、「在日」と「部落」が好きだねえ(苦笑)。

というか、普段はマスコミを信じないと公言してるネットの皆さんが、なんで、自分の好きなストーリーだと、アタマから妄信するのか？

「世界最大の犯罪組織」山口組の分裂危機に海外も注目 “出自のタブー”にも言及 | ニュースフィア

2015/08/31
これに従えば、日本メディアは山口組を「国内最大の指定暴力団」と表現することが多いが、海外視点では「世界最大の犯罪組織」ということになる。それだけに、政府もその動きに敏感だ。菅義偉官房長官は28日、山口組内部で混乱の兆候があると、異例の声明を発表。政府と警察にとっては、組織を弱体化させる絶好の機会だと力を込めた（ウォール・ストリート・ジャーナル紙『Japan Realtime』）。

こっちはＷＳＪであるから、まあある程度信用も置けるが、

ただし、対立の根はもっと根深い所にあるようだ。『Daily Beast』は、国内メディアがあまり触れない、ヤクザの出自に関する“タブー”に触れている。同メディアは、日本のヤクザの多くは、帰化した韓国・朝鮮系（または在日韓国・朝鮮人）と、かつての被差別部落出身者だと指摘する。そして、「山口組（山健組・関西派）には被差別部落出身のメンバーが多く、『弘道会』は韓国（・朝鮮）系の割合が高い。これが2つの派閥の緊張を作り出している」と記している。

こっちの『Daily Beast』ってナニ？　

ニューヨークタイムス、ワシントンポスト、ＣＮＮ、ＢＢＣレベルの報道機関なの？　

よくは知らないが、そもそもBeastっていう名前の時点で、あんまり信用が置けないだろう。すくなくともＷＳＪと同格に扱うのはおかしい。

だいたい、アメリカのネットメディアが、日本のメディアより、日本のヤクザに詳しいわけがない。『Daily Beast』の中の人は、そもそも日本語が読めるのだろうか？

もちろん、中にいると見えない、外から見たほうが全体がよく見える、ということもないわけじゃないが、

たとえば、読売新聞やＮＨＫのほうが、アルジャジーラよりも、中東やイスラムに詳しい、なんてことがありえるだろうか？

そもそも「ヤクザの出自がタブーである」なんてことがオオウソである。

ヤクザ業界こそ、政治やビジネスや一般人、堅気の世界よりもはるかに、日本で一番、出自タブーからフリーなインターナショナル・ソサエティなのである。

差別の（少）ない明るい（ヤクザ）社会～支那より、欧米より、世間より、インターナショナル。 - 在日琉球人の王政復古日記

「男はつらいよ外伝～さくらの名義で寅次郎」～靖国神社「みたままつり」も極東会（曺圭化/松山真一）の庭場じゃないの？ - 在日琉球人の王政復古日記

かなりの数の朝鮮人ヤクザが、稼業名も使うが、朝鮮人の本名で、正々堂々、事務所に神棚を祭り(笑)、新年事始めで神社に参拝し、天照大神、春日大明神、八幡大菩薩の３柱の御前で、跡目相続し、襲名披露をしてきたのだ。

だから、ヤクザを考える上で、在日朝鮮人と被差別部落を無視できるわけではないが、数が多いからといって、在日と部落の人種的？対立が原因で抗争をおこった、なんて事例はみたことがない。

ヤクザの歴史を見れば、朝鮮人が朝鮮人と徒党を組み、一家を構えることは多いが、朝鮮人と日本人が民族対立で抗争することはまず無かった。

正反対に、朝鮮人ｖｓ朝鮮人、「朝鮮人を中心とする組織」が「朝鮮人を中心とする組織」と抗争した事例はたくさんある。

有名なのは「明友会事件」だろう。

神戸の三代目山口組と大阪の朝鮮人愚連隊・明友会の抗争だ。

これをきっかけに神戸の山口組が大阪に進出した意味でも重要な戦争である。

明友会は正真正銘、朝鮮人を中心にした愚連隊ヤクザだったが、

対して山口組の切り込み部隊として明友会を追い込んだのが、後の「殺しの軍団」柳川組である。

柳川組の初代組長は柳川次郎・本名「梁元錫」。２代目は谷川康太郎・本名「康東華」。正々堂々、朝鮮人を中核にしたヤクザである。

つまりは日本人の部下となった朝鮮人が、朝鮮人の組織を潰したのだ。

どこにも「統一された在日の意識」や「朝鮮民族の団結」などはない。

朝鮮人ヤクザにとって、同郷の朝鮮人より、盃を酌み交わした日本人の方が家族なのである。

柳川組は後に大組織となったので、若衆には日本人もたくさんいた。

つまり日本人組長の下になった朝鮮人幹部の、そのまた下に日本人若衆がいるのだ。

彼ら日本人若衆に「嫌韓」はない(笑)。民族はどうでもいい。シノギさえ太ければ、親分がタコ型火星人でもいいのだ。

明友会は朝鮮人、柳川組も朝鮮人。

こんなの興味のある人なら誰でも知っている。タブーでもなんでもない。

六代目山口組「100人相手に8人で」伝説の武闘派が死去 - 女性自身［光文社女性週刊誌］

2016年11月05日

石田顧問は六代目山口組の最古参。三代目山口組の直参だった柳川組四天王の一人として、山口組の全国進攻に尽力した。
この柳川組は1958年当時、大阪での縄張り争いで、100人を相手にわずか８人が日本刀を手に殴り込みをかけたことで名を上げ、「殺しの軍団」として恐れられた。
都内在住の暴力団関係者はこう話す。
「ヤクザ界で柳川組といえば、それはすごい組織だった。山口組がこれほど大きくなったのは、柳川組のおかげ。我々も『柳川とは喧嘩をするな。みなやられるから』といわれてきた。だから、柳川組はヤクザにとって憧れの的でもあった。その四天王の一人とされた石田顧問を信奉する者は多かった」
最盛期の柳川組は約2800人の構成員を抱え、山口組の二次団体でありながら単独で広域暴力団に指定された。