1985年、ヒル・バレー市長ゴールディー・ウィルソン。
2015年、アメリカ合衆国大統領バラク・オバマ。
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズの、
パート2で描かれた、どんな「科学技術」がどれくらい実現したか?しなかったか?という話題があるが、
第1作で描かれた「政治」は、かなり実現した。
1955年、未来の市長・黒人少年ウィルソンは、レストランの掃除をしている。
マーティン・ルーサー・キング牧師が公民権運動を始めたこの時代、黒人の市長なんて想像もつかなかった。
B級映画俳優ロナルド・レーガンが、まさか、ソ連を倒して歴史を変えた大統領になるなんて、本人も含めて誰も夢想だにしなかった。
1961年生まれのオバマはまだ生まれてもいない。