弊ブログには相応しくない、お下劣なジョーク。
ある軍隊の駐屯地。
上等兵「軍曹殿!当駐屯地には、あろうことか、汚らわしい同性愛行為が蔓延しております!厳しく取り締まるべきと申告いたします!」
軍曹「そんなことが、どうしてわかった?」
辛坊氏 ラーメン店の混雑伝え…批判浴びる「こんなアホが増殖する国に」/芸能/デイリースポーツ online
2021.01.11
キャスターの辛坊治郎氏が11日、ツイッターで「突然ラーメンが食べたくなって国道1号線沿いの大規模店に飛び込んだ!」と投稿した。
投稿内容から大阪か京都の店舗とみられ「ちょっと待たなくちゃいけないくらいの混雑。緊急事態宣言発出直前の雰囲気は皆無だ」と伝え、ラーメンと餃子のレシートの写真を投稿した。
しばらくして別投稿で「予想通り、『お前が行くから店が密になる』との書き込みあり」と伝え、「いつからこんなアホが増殖する国になったのだろう」と記した。
コロナ蔓延の中、深夜にラーメンを食いに行った人間が、深夜にラーメンを食いに来た他人を怒る。
始めは、ツッコミ待ちで書いてるのか?と思ったら、マジだったらしい。
「おまいう」という表現はこういう時に使うのか?と勉強になった。
例えば、支那脅威論のタカ派自民党議員が企業から未公開株を賄賂として貰っても、ある程度は許せる。
でも、ブラック企業を追求する共産党議員が未公開株で一儲けしたら、ちょっと困る(笑)。
ただし、未公開株を贈賄したのが中国共産党だったら、タカ派自民党議員の方が、共産党より、さらに困る(笑)。
アメリカでも「同性愛は権利じゃなく、治療すべき病気だ!」と主張していた反LGBTの政治家や聖職者が実はそっちが大好きなゲイだった、なんて話はよくある。
「同性愛直す」セラピスト 自分も客も偽り続けた28年:朝日新聞デジタル
2020年12月23日
「同性愛は矯正できる」。米国に住む52歳の男性は、28年間にわたってこのような「セラピー」に携わってきた。ただ、それは偽りだった。性的指向を矯正することなどできないと、いまでははっきりとわかる。自分も同性愛者だから――。
米国最大規模の「同性愛矯正団体」を創設したマクレー・ゲームさんが昨年、「私は間違っていた。許してほしい」と告白し、注目を集めた。どのような人生を歩み、自らの性的指向といかに向き合ってきたのか。
ゲームさんは冬になると、ノースカロライナ州シュガーマウンテンのスキー場に住み込み、パトロールの仕事をして稼ぐ。生まれ育ち、今も自宅があるのは、隣接するサウスカロライナ州スパータンバーグ。キリスト教徒が多い、保守色の強いエリアだ。
5歳の頃、姉に嫉妬心
ずっと、孤独を感じていた。
5歳の頃、3歳半離れた姉のバレエの衣装を内緒で着てみた。姉に嫉妬心を抱いていた。自分とは対照的に、両親からいつも褒められている。勉強ができて、学校でも人気がある。「姉のような存在になりたい」。そんな動機だった、と思っていた。
アクセサリーをつけたことがあった。10歳だった。「かっこいい」。自分ではそう思っていたが、母親は同性愛者を侮蔑する言葉を使って「外せ」と怒鳴った。ただ、その言葉が何を意味するのかは、よくわからなかった。
小学校では男子から「女の子のようだ」と言われ、名前をもじって「マクゲイ」とからかわれた。暴力も振るわれた。11歳のころには、姉の服には執着しなくなったが、自分をいじめる男子になぜか、ひかれるようになった。
10代半ばには、性的な興味が男性に向かっているとぼんやり自覚した。ただ、高校時代には彼女がいて、キスもセックスもした。「魅力的だとは思わなかったが、性的に反応することはできた」。ゲイについての情報や知識はなく、ロールモデルもいなかった。
22歳で抱いた葛藤
家を出たのは18歳のとき。通りを挟んで向かいのアパートに一人で暮らすようになった。まもなく、39歳の男性と初めて性的な関係を持った。一度、母親がノックをせずにアパートへ入り、情事を目撃された時には再び怒鳴られた。それを知った父は「バイセクシュアルなら許せるが、同性愛は認めない」と言った。
19歳のときには、親友にカミングアウトした。彼やその家族は受け止めてくれ、一緒に海や森に行った。それから22歳まで、ゲイとして生きることができた。パートナーもでき、一緒に住むつもりだった。ところが、その彼が殺人罪で禁錮8年の実刑判決を受け、服役することになった。
22歳で、キリスト教福音派の信徒になった。「一人になりたくない」と、いろんな男性と一晩限りの関係を持っていた頃のことだ。「間違っていると頭ではわかっていたが、体は違うことを求めた」。同性愛者であることに、葛藤があった。
当時は造園会社を経営しており、同業者から教会に行くことを勧められた。「神を受け入れる」という行為に感激し、心が軽くなったような気がした。それと同時に、「ゲイであることと、キリスト教徒であることは両立できない」とも考えるようになった。ゲイの友人との連絡を絶ち、刑務所にいるパートナーは、訪問することも、手紙を書くこともやめた。
「同性愛矯正」のセラピーの道へ
「コンバージョンセラピー」をラジオ広告で知ったのは、その数カ月後だった。会合に顔を出し、セラピーを受けるようになり、ほどなくして自らもセラピーを行う組織の一員になった。
「コンバージョンセラピー」は「転向療法」などと訳される。同性愛は誤っており、「矯正」することが可能だとして、「直そう」という考えだ。
(略)
「自分自身を憎悪して、他人も裁く」、人間には普遍的な感情だ。
金持ちの子女が共産主義に惹かれたり、貧乏人が共和党や自民党や維新に投票したり、「我那覇」なんていう日本要素ゼロの名前の琉球人が日の丸振って君が代歌ったり、人間は複雑だ(=単純だ)。
辛坊さんは政治思想的にはネオリベ&右翼であり、弱者に厳しくても、アンチ自民に厳しくても、思想上は正しい。
しかし辛坊さん自身が「オレは弱者だ。救済しろ」と言い出すと、ちょっと困ってしまう。
辛坊さん、ヨットで再挑戦 太平洋横断、13年は海自救助:時事ドットコム
2020年12月14日
キャスターの辛坊治郎さん(64)が14日、東京都内で記者会見を開き、来春にもヨットによる太平洋横断に再挑戦する意向を明らかにした。2013年に試みた際には、ヨット内に浸水し、海上自衛隊に救助された。
今回は単独での挑戦。辛坊さんは会見で「(横断は)自分の65歳以降の人生を迎えるためにどうしても必要な通過ポイント」と説明。過去の失敗については「気にしてないとは言わないがしょうがない。助けてもらったからもう一回行ける。皆さんのおかげという気持ち」と述べた。
2013年7月5日
太平洋横断を目指していた辛坊治郎氏のヨットが遭難し、救助された
救助費用は1000万円超とされ、税金投入されるべきか議論が起こっている
辛坊氏はイラク日本人人質事件の際、被害者に対し自己責任論を展開していた
提供社の都合により、削除されました。
概要のみ掲載しております。
辛坊治郎さんらの救助費用 本人が負担するべきか? | ハフポスト
2013年06月25日
ニュースキャスターの辛坊治郎さんと全盲のセーラー、岩本光弘さん2人が、ヨットで太平洋横断中に遭難し、6月21日に海上自衛隊の飛行艇に救助された。ヨットに備え付けられたカメラに背びれのような物が映っていることから「クジラに衝突したのでは?」という声もあるが、真相は明らかになっていない。だが、今回の救出劇でかかった多額の費用を国が負担することをめぐって、ネット上で議論を呼んでいる。
ニュースキャスターの辛坊治郎さんと全盲セーラーの岩本光弘さんが、ヨットで太平洋横断中に遭難し、6月21日に海上自衛隊の飛行艇に救助された。ヨットに備え付けられたカメラに、事故当時に背びれのような物が映っていたことから「クジラに衝突したのでは?」という声もあるが、真相は明らかになっていない。今回の救出劇に要した多額の費用を国が負担することをめぐって、ネット上で議論を呼んでいる。
ZAKZAKでは「自衛隊機が3機に海上保安庁からも巡視船が出ている。燃料代や人件費を換算すると1000万円は下らない」という自衛隊関係者の言葉を掲載。多額の費用がかかったことについて、6 月25日の自民党国防部会では、辛坊さんの行動を批判する意見が相次いだ。中山泰秀部会長は「東日本大震災(の津波)で流し出された人を救出するなら納税者も納得すると思うが、本当に深謀遠慮に足りる計画があったのか」と無謀さを指摘。辛坊さんを部会に呼んで事情を聴くことも検討する考えを示した。
(時事ドットコム 2013/06/25 15:42)一方、この部会で防衛省の黒江哲郎運用企画局長は「災害派遣は自衛隊の任務であり、任務遂行のために認められた予算の範囲内で対応した」として、救助費用を当事者に請求しないと説明した。
ネット上ではイラク人質事件の際に、辛坊氏が自己責任論を展開していたとして、「自己責任ではないか?救出費用を国が負担するのはおかしい」と指摘する声も出ている。元外交官の天木直人氏は自身のブログで次のように書いている。本人の自己負担はあるのか、ないのか。(略)思い出すのがイラクで人質になった若者三人に浴びせかけられた「自己責任論」だ。当時辛坊氏は徹底的に小泉政権の肩を持つ発言を繰り返していた。その自己責任論者が自己責任を取らなくていいならこれほどの冗談はない。
(天木直人ブログ「大手メディアが一切語らない辛坊ヨット遭難事故の『自己責任』」2013/6/23)
辛坊治郎さん「自己責任論には反論できない」「お金は払わない」「再チャレンジする気持ちも」文春と新潮にコメント - ライブドアニュース
2013年6月28日
辛坊治郎氏が21日に救助された件で、27日の週刊文春と週刊新潮が特集記事を組んだ
文春は辛坊氏に、救出で費やした税金を返す考えはあるかと質問した
命がけで助けた自衛隊にお金を払うとはいえないと、これを拒否した
ニュースキャスターの辛坊治郎さんと盲目のヨットマン岩本光弘さんがヨットで太平洋で横断中に船内に浸水、救助を要請し6月21日に無事救助された件。
6月27日発売の『週刊文春』と『週刊新潮』はいずれも3ページの特集記事を掲載している。新潮は4時間にわたる独占インタビューである。
新潮で辛坊さんは、税金で助けられることになってしまって申し訳ないと謝罪し、「9年前、イラクで人質にされた高遠菜穂子さんたちに対し、自己責任論を持ち出して批判しました。これでは、言ってることとやってることが違うじゃないかと厳しい指摘があるのも承知しています。私には反論できません。」
と語る。また、ガジェット通信の
漏水があったのに不備のまま出航? 24時間テレビのための企画だった? 辛坊治郎さんがブログを削除
という記事でもお伝えしたが、「『24時間テレビ』の放送に間に合わせるために出航を急いだのでは?」という疑問について否定。そして、「読売テレビでこの航海がとりあげられたが、系列局であるものの日本テレビは関係ない」としている。
しかし、文春によれば「本人は否定しているが、成功していれば24時間テレビで大々的に紹介していたであろう」とのこと。
文春は辛坊さんの救出で4000万円の税金が消えたとして、辛坊さんに費用を払う考えがあるのか質問し、「“払います”と言えば、助けてくれた自衛隊員が喜ぶと思いますか。命をかけて助けてもらって、それが金かよって思わないか。目の前で命がけの彼らを見ていて、それで金払いますとは言えないだろ……」
という辛坊さんのコメントを掲載。それゆえ特集の小見出しが「本誌直撃に“金は払わない”」となっている。
また、新潮のインタビューでは最後にこう締めくくっている。「なによりもヒロさんを無事、家族のもとに帰せるのが嬉しかった。でも、ヒロさんの夢は叶えてあげられなかったから、万一のことがあっても国に頼らないだけの準備をし、自己責任で再チャレンジする気持ちがないわけでありません」
辛坊さんが、満席のラーメン屋で「無責任なアホが増殖している!」と怒った瞬間にコロナに感染した場合、もう一度ヨットが遭難した場合、それでも病院も海上自衛隊も辛坊さんを救わなければならない。
自己責任、自業自得でなく、左右、貧富、好悪、賢愚、に関わりなく同じ態度を取る。それが全体を管理する「公共」という存在だ。
5:38 「目には目を、歯には歯を」と言われていたことは、あなたがたの聞いているところである。
5:39 しかし、わたしはあなたがたに言う。悪人に手向かうな。もし、だれかがあなたの右の頬を打つなら、ほかの頬をも向けてやりなさい。
マタイ福音書
「目には目を、歯には歯を」という自己責任、自業自得、資本主義、自由市場経済でなく、
「あなたの右の頬を打つなら、ほかの頬をも向けてやりなさい」という神の教えは、よくよく考えれば、意地悪く裏読みすれば、「あなたが何をしようが、何を信じようが、全知全能の神は、あなたを自由放任にはしない。神を否定する者も神の支配下。常にあなたを管理する」という共産主義やファシズムに通じる部分もある。
神を否定する者も神の支配下。つまり、国家を否定する者も国家の支配下。
犯罪者すら、いや、こそ、管理下から逃がさない、近代国家の恐ろしさだ。
自己責任論=悪、公共=善、とは100%言えないから、人間はしんどいのである。