在日琉球人の王政復古日記

NATION OF LEQUIO

"O"~酸素O2(NASA火星/インド・コロナ)~二酸化炭素CO2(新宿/気候・グレタ/光合成)~酸H2SO4(イスラム)

NASA、火星で酸素生成 地球以外の惑星で初 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

2021年4月22日
【4月22日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は21日、火星探査車「パーシビアランス(Perseverance)」に搭載した装置で、地球以外の惑星で初めて大気中の二酸化炭素から酸素を生成することに成功したと発表した。
(略)

 

酸素供給停止でコロナ患者22人死亡 インド 写真10枚 国際ニュース:AFPBB News

2021年4月22日
【4月22日 AFP】インド西部マハラシュトラ(Maharashtra)州の病院で21日、新型コロナウイルス感染症患者が使用していた人工呼吸器への酸素供給が停止し、患者22人が死亡した。同国では新型ウイルスの流行第2波が猛威を振るい、深刻な医療用品不足が生じている。
(略)

 

二酸化炭素、通常の525倍か 消火設備、操作形跡なし 駐車場4人死亡:朝日新聞デジタル

2021年4月16日
 東京都新宿区のマンションの地下駐車場で作業員4人が死亡した事故で、発生から約1時間後に現場の大気中の二酸化炭素濃度が約21%に達していたことが東京消防庁への取材でわかった。通常の約525倍の数値だという。警視庁は16日、業務上過失致死容疑で現場検証を始めた。
(略)

 

バイデン氏、気候変動対策の「勝負の10年」 サミットでCO2削減の新目標を発表 - BBCニュース

2021/04/23
アメリカのジョー・バイデン大統領は22日に開幕したバーチャル気候変動サミットで、今が気候変動問題への取り組みにおける「勝負の10年」だと述べた。
バイデン大統領は、アメリカが2030年までに二酸化炭素(CO2)排出量を2005年比で50〜52%削減すると約束。これまで、2025年までに26~28%削減するとしてきた目標を、2倍近くに引き上げた。
(略)
スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさんは22日、米下院の監視・改革委員会の公聴会にオンラインで出席し、気候危機にさらに取り組むよう世界の指導者たちに求めた。
「あなた方と違って、私たちの世代は戦わずして諦めることはしません」とトゥーンベリさんは述べた。「権力者がいつまで逃げきれると本気で考えているんですか?」。
(略) 

 

世界最高水準の人工光合成に成功 | ロイター

2021年4月21日
 トヨタ自動車グループの豊田中央研究所(愛知県長久手市)は21日、太陽光を使って水と二酸化炭素(CO2)から有機物のギ酸を生成する「人工光合成」の効率を世界最高水準まで高めることに成功したと発表した。過程でCO2を材料とするため脱炭素化につながるほか、生成したギ酸から水素を取り出し燃料電池の燃料に使うこともできる。早期実用化を目指す。
 豊田中央研究所は2011年に、水とCO2のみを原料とした人工光合成に世界で初成功。当初は太陽光エネルギーを有機物に変換できる割合が0・04%だったが、改良を重ね7・2%まで向上させた。植物の光合成の効率を上回るという。 

 

顔にかけられイスラム系女子学生が重傷 米NY|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト

2021/04/23
 特定の人種を標的にしたヘイトクライム憎悪犯罪)が相次いでいるアメリカ・ニューヨークで、イスラム系の女子学生が顔にを掛けられて重傷を負いました。
 車を降りた後、自宅へと向かう女性の後ろから何者かが駆け寄ります。男は女性の顔に液体を掛け、逃走しました。
 現地メディアによりますと、先月17日夜、ニューヨークの路上で21歳のパキスタン人の女子学生が見知らぬ男に突然、を掛けられました。
 顔や手などに重度のやけどを負い、15日間入院しましたが、今も目が見えないということです。
 ネット上では日本円で4000万円以上の支援金が寄せられていて、イスラム系の市民団体はヘイトクライムの疑いで捜査するよう警察に訴えています。 

 

アメリカでは、警官(白人)が黒人を窒息死させる事件があり、有罪判決となった。
欧米では、コロナが中国発症ということで、白人(黒人も)によるアジア人(極東系)へのヘイトクライムが多発している。
そのため、ニューヨークのイスラム女性への酸攻撃(アシッド・アタック)もヘイトクライムとされている。

 

ここからは「予断と偏見」だが、

もちろんヘイトクライムではあるが、「種類」が違うと思われる。

警官の黒人殺しや、白人黒人のアジア人暴行は、「人種差別」だ。

しかし、ニューヨークの事件は、パキスタン系への「人種差別」ではない。キリスト教徒によるイスラムへの「宗教差別」でもない。

男性から女性への「女性差別」だろう。

そして犯人は、白人でもキリスト教徒でもなく、同胞のイスラム男性の可能性がかなり高いと予測する。

 

アメリカの白人なら銃を使う。黒人なら殴る蹴るかナイフか。どちらにしても、酸攻撃(アシッド・アタック)はレアケースだ。

酸攻撃(アシッド・アタック)は、イスラム圏が非常に多い。後はインド、そして南アジア系移民が多いイギリスに特徴的な犯罪なのである。

そして被害者は女性が多く、加害者は女性に知り合い男性が多い。ほとんどが痴情怨恨だ。

あとは、女性が社会活動家だったり自由思想のライフスタイルだったり、保守的な男性から「非イスラム」だと反発を買っている場合もある。

 

犯罪を取り締まるべき政府の最高責任者がこういう認識である。

 

「全ての男性が意志の力を持っているわけではない」パキスタン首相、レイプ事件の増加を女性の服装のせいに | Business Insider Japan

Apr. 09, 2021
パキスタンのイムラン・カーン首相は、レイプは女性の服装のせいだと示唆した。
「下品な振る舞いが増えれば、結果を伴うだろう」とカーン首相は4月5日に述べた。
カーン首相の発言は大きな批判を呼んでいる。
パキスタンのイムラン・カーン首相がレイプ事件の増加は女性の服装のせいだとし、"被害者叩き"ではないかと批判を呼んでいる。
ニューヨーク・タイムズによると、カーン首相は4月5日のテレビインタビューで「全ての男性が意志の力を持っているわけではない。下品な振る舞いが増えれば、結果を伴うだろう」と語り、激しい反発を招いている。カーン首相は、女性が「パルダ」 —— からだを隠すような控えめな服を着て、男性との生活空間を隔離する習慣 —— に従うべきだと主張した。
(略)

 

誤解されやすいが、これはイスラムの教義が原因ではない。

なぜなら、イスラムと対立する隣国インドのヒンドゥー教徒も酸攻撃(アシッド・アタック)が多い。

そして、イスラムヒンドゥー教徒も、酸攻撃(アシッド・アタック)だけでなく、家庭内DV、児童婚、名誉殺人(家族による女性殺害)などなど、女性差別、女性虐待が多い。

イスラムの教義が、女性を殺すのではない。 

ヒンドゥー教の教義が、女性を殺すのではない。 

女性差別、女性虐待を露骨に容認する社会風土が、イスラムヒンドゥー教と馴染み易いのである。

逆に言えば、女性差別、女性虐待をあんまり許容しない社会風土は、イスラムヒンドゥー教もあんまり流行せず、近代化したキリスト教無宗教が優勢になる。 

イスラムヒンドゥー教が馴染み、近代化=欧米化を拒否する社会風土を、地域で言えば「南アジア」ということになる。 

 

よって、ニューヨークの事件で、イスラム系市民団体がヘイトクライムの疑いで捜査するよう訴えてるが、イスラム差別よりは、女性差別女性嫌悪の線で捜査することになると思われる。

 

酸攻撃(アシッド・アタック)が被害を与えるのは、酸が人体を、つまりタンパク質を腐食するからだ。

酸は酸素の化合物だ。

人間は酸素を呼吸しないと生きていけない。

そのため、有用な、安全な、環境に優しい物質に思われそうだが、酸素は鉄などの金属を錆びさせる。人体を老化させる。可燃物は燃える。

実は安定した物質ではなく、激しい化学反応を引き起こす「猛毒ガス」なのである。

激しい化学反応を引き起こすからこそ、われわれ人間も呼吸によってエネルギーを得ているわけだ。

 

NASAは火星で酸素を作る。植物も光合成で酸素を作る。

インドはコロナ患者の酸素ボンベが足りない。 

二酸化炭素が多いと、火事は鎮火できるが、人間は窒息する。そして地球は温暖化する。