在日琉球人の王政復古日記

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#宏池会 #立憲民主党 連立政権(笑)~枝野「30年前なら宏池会」→岸田「評価されているのか?けなされているのか?」

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衆院代表質問:アベノミクスの先は?自民・岸田氏が自説 - 毎日新聞

2017年11月20日
 自民党岸田文雄政調会長が20日の衆院本会議の代表質問で、安倍晋三首相に「アベノミクスをはじめとする政策の先に、どんな社会や目標を見ているのか」と日本の将来像を問いかける場面があった。ポスト安倍を狙う岸田氏は「例えば私は日本の社会にしっかりと持続可能性を持たせ、誇り高く豊かな社会を次世代に引き継ぐ」と自説も披露。「野党や国民に上から目線で臨んでは信を失い、まっとうな政治も行えない」とクギを刺した。
 岸田氏は宏池会(岸田派)の名付け親で陽明学者の安岡正篤氏が「低姿勢、高姿勢いずれも間違いだ。政治哲学を持っていれば、おのずから正姿勢(正しい姿勢)になる」と派閥創立者池田勇人元首相に助言していたと紹介。「『正姿勢』の3文字を胸に前進したい」とアピールした。
 首相は岸田氏の質問に「自立の精神を大切にし、活力とチャンスと優しさに満ちた国だ」などと応じた。
 政権禅譲を視野に入れる岸田氏は直接の批判は避けたが、周辺は「安倍政権には短期的なビジョンしかないと遠回しに言ったもの」と解説。首相と党の力学の微妙な変化もうかがわせた。

 

枝野さんも、岸田さんも、「まっとうな政治」で一致した(笑)。

 

立憲・枝野代表「私は保守」「30年前なら自民党宏池会ですよ」 : スポーツ報知

2017年10月24日
 立憲民主党枝野幸男代表(53)が24日に放送された日テレ系「スッキリ」(月~金曜・前8時)に約40分間生出演し、自らの政治理念などについて語った。
 番組では、枝野代表の座右の銘飛鳥時代聖徳太子が制定したとされる十七条憲法冒頭「以和為貴(和を以て貴しとなす)」と紹介。枝野代表は「日本の一番古い政治方針です。私は和を以て貴しとなす以来、日本の歴史と伝統は『リベラル』だと思っています」と説明した。
 枝野代表は「そもそも保守系とリベラル系を対立させる概念で置くこと自体が間違っている」と指摘。自身が「保守である」と定義した上で「少なくとも私もリベラルではあるとも思っているんですよ、自分のこと。多様性を認めて寛容で社会的な助け合いを大事にする。30年前なら自民党宏池会ですよ。大平正芳さんを保守系でないといいますか? という話なので」と解説した。
 「保守と言われている話の中では、米国ではリベラルな考え方もあるし、右翼的な考え方もある」とした上で「保守の中での考え方の違いだと私は思う」と位置づけた。
 そして「共産党さんや社民党さんがリベラルと言われると、本来のリベラルの定義とは違うんじゃないか」と話し、自民党などを「保守」、共産党社民党を「リベラル」と位置づけることに疑問を呈していた。

 

枝野さんの旧・大平宏池会へのラブコールに対して、現・宏池会岸田さんの反応は?

 

自民・岸田文雄政調会長「われわれは評価されているのか、けなされているのか」 立憲民主・枝野幸男代表の「30年前なら宏池会」発言に - 産経ニュース

2017.10.27
 自民党宏池会(岸田派)会長の岸田文雄政調会長は27日、東京都内で講演し、立憲民主党枝野幸男代表が日本テレビの番組で「私は多様性を認め、社会的助け合いを大事にする。30年前なら自民党宏池会だ」と発言したことについて、「さすがに複雑な思いをした。われわれは評価されているのか、けなされているのか」と苦笑いで語った。
 岸田氏は「今回リベラルといって集まった方々とわれわれの立ち位置は安全保障関連法でも経済政策でも随分違う」と強調した。また、来年秋の自民党総裁選への対応については「国際情勢をはじめ、いろいろな変化も考えられるので、まずは安定政権に向けて汗をかき、来年の話についてはまだ控えたい」と述べた。

 

岸田さんの反応に関して、twitterSNSでは、「岸田が枝野を拒否した」的ニュアンスに受け取って、「ざまあみろ」とばかりに、枝野さんへの批判・冷笑・罵倒があるようだ。

 

枝野「立憲民主党は30年前の自民党宏池会と同じ」

岸田「さすがに複雑な思いをした。われわれは評価されているのか、けなされているのか」

岸田さん、なかなか含蓄のある返答である。さすがは宏池会か(笑)。

 

現在、自民党立憲民主党は敵対してるわけで、

岸田「枝野さん、ありがとう。そうです。立憲民主党宏池会とほとんど同じです。一緒にやりましょう」

なんて言えるわけがないわけで(笑)、答えはどうしても否定的・拒絶的になる。

 

だから、

岸田「ふざけるな!立憲民主党コミンテルン左翼じゃないか!気分が悪い!一緒にするな!近寄って来るな!シッシッ!」

とケンカ腰になってもいいわけだ。清和会ならそうしている(笑)。

 

しかし、さすが敵を作らない、刺激しない宏池会(笑)、

岸田「さすがに複雑な思いをした。われわれは評価されているのか、けなされているのか」

という言葉は、いろいろな解釈ができる。

 

一つは、ネットで流通しているアンチ立憲民主党系の多数派意見。

A.「さすがに複雑な思いをした。われわれは評価されているのか(一般論として外部からの賞賛は嬉しい)、けなされているのか(しかし左翼から賞賛されると、まるで宏池会が左翼的であるかのように誤解されちゃうから迷惑だ)」

という受け取り方。

 

しかし、違う意味合いにも取れる。

B.「さすがに複雑な思いをした。われわれは評価されているのか(今も昔も宏池会は素晴らしいという意味か?)、けなされているのか(30年前の大平は良かったが、今の岸田はダメだという意味か?)」

というニュアンスである。 

 

われわれ」とはだれか?どこまでの範囲か?

A(今も昔も宏池会)という意味か?、

B(大平とは異なる今の岸田宏池会)という意味か?、

どっちと解釈するかで、文脈は変わってくる。

Aか?Bか? まあおそらくはAだろうが(笑)、Bの要素が皆無というわけではないだろう。

 

だいたい、ネットで「岸田GJ!」「枝野ザマミロ」的意見を上げてる人が、自民党宏池会支持者というならば、まだ話もわかるが、ぜんぜん違うじゃん(笑)。

彼らは、他の話題では「岸田は憲法改正反対の左翼だ!」みたいに中傷してる、宏池会的スタンスを嫌ってる、安倍ちゃん清話会支持者でしょ?

 

今の宏池会の全員がそうではないが、岸田さん個人の政治スタンスはこういう人なのである。

 

東京新聞:岸田氏「9条改憲は不要」 首相との違いが鮮明に:政治(TOKYO Web)

2017年5月12日
 岸田文雄外相は十一日の参院外交防衛委員会で、安倍晋三首相(自民党総裁)が憲法九条に自衛隊を明記する改憲を提案したことを巡り、九条改憲は当面不要とした自身の一年半前の発言について「考え方は変わっていない」と明言した。党総裁の首相とは考えに違いがあることを認め「九条については、世の中にいろんな意見がある」と指摘した。現職閣僚が首相の考えと違う発言をするのは異例。岸田氏は次期総裁選に意欲をみせている。
 岸田氏は自民党の派閥・宏池会(岸田派)会長としての見解だと前置きし、民進党藤田幸久氏の質問に答えた。岸田氏は九条改憲を不要と考える理由に、他国を武力で守る集団的自衛権の行使を認めた安全保障関連法の成立を挙げ「厳しい安全保障環境の中、九条や平和憲法との関係でどこまで対応が許されるのか。大変な議論を行い結論を出した」と強調した。
 岸田氏はこの後、宏池会会合で改憲について「議論を深めたい。首相の発言と私の考えはどこが違うのか確認してみたい」と語った。
 岸田氏は安保法が成立した直後の二〇一五年十月、宏池会の会合で「当面、九条自体は改正することを考えない。これが私たちの立場だ」と表明。「宏池会憲法に対する愛着は独特のものがある」と話した。
 宏池会池田勇人元首相が一九五七年に創設。軽武装、経済重視を掲げて「保守本流」を自任し、池田氏ら四人の首相を輩出したハト派の名門派閥。岸田氏は今年四月の宏池会政治資金パーティーで「安倍時代もいつかは後が巡ってくる」と「ポスト安倍」に意欲をにじませた。
 一方、首相の出身派閥である清和政策研究会細田派)は、首相の祖父で改憲を目指した岸信介元首相の系譜。森喜朗氏、小泉純一郎氏、福田康夫氏の各首相を輩出した。

 

この岸田さんの態度って、安倍ちゃん支持者にとって、「保守」の範囲に含まれるの? 

 

この岸田さんが「保守」なら、枝野さんも十分「保守」でしょう。

逆に、枝野さんが「左翼」なら、岸田さんも「左翼」っぽいよ(笑)。

 

枝野さんが「九条改憲は当面不要」「立憲民主党憲法に対する愛着は独特のものがある」と発言しても、何もおかしくない。

 

少なくとも憲法に関しては、枝野さんと岸田さんの立ち位置は、安倍ちゃんと岸田さんの立ち位置より、近いと判断するしかない。

 

美醜という残酷~ドS政治学者 #三浦瑠麗 「 #立憲民主党 は #リベラル の敗北を総括しないの?」 - 在日琉球人の王政復古日記

 

衆院選ボンクラ予想~安倍ちゃん自公300~希望絶望~立憲無所属50~維新和泉河内特産品~旧民進再編注目。 - 在日琉球人の王政復古日記

ある意味、結論は出た。

 

国民は、希望や維新のような、自民党以外の保守政党自民党以上のタカ派、を望んでいない。

小池さんと前原さんのご尽力で(笑)、まっとうなリベラル政党が誕生したのも、また事実だ。

 

国民が望む、一番右端が自民党(の清和会)、 一番左端が立憲民主党である。 

 

自民党穏健派(経世会宏池会)、公明党、旧民進党系保守派、維新などの経済ネオリベ派、などが、その間に挟まっている。

清和会と立憲民主党、左右両端が、どうやって真ん中を味方に付けるか?

それが、これからの日本政治のグランドデザインということになる。

政治は選挙で終わらない。これからも続くのである。 

 

「岸田宏池会+枝野立憲民主党」連立政権。

 

これなら、

安倍ちゃんが嫌いなリベラル派も、

「枝野じゃ経済政策が心配」という日経平均を大事にする穏健保守派も、

安心・待望の政権ではないか?